April 23, 2007
吉井宏さんに学ぶ自作フィギュア制作(複製・塗装編)
- 更新: 2007 年 07 月 25 日 09:38
- 2007 年 04 月 23 日 22:47 に asiamoth が投稿
- タグ: 吉井宏, figure, website
- カテゴリー: マンガ・アニメ・ゲーム
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前回の続き
吉井宏さんに学ぶ自作フィギュア制作(造型編) : 亜細亜ノ蛾 - Weblog が大好評のため、第二弾をお送りします。あるいは、長くなったので前後編に分けますた(たぶん後者)。
前回同様、吉井宏さんのブログから、フィギュアの話を抜粋して紹介します。今回は「レジンへ置換」と「塗装」編です。
レジンへの置換
フィギュアの複製方法ひとつ、「シリコンで型取りしてレジン(キャスト)を流す」方法を、事細かに紹介しています。優秀な店員が近所にいたのも、ラッキーですね。うらやましい。
渋谷のハンズの店員に、型取りについて根掘り葉掘り聞いた。ぜんぶキッチリ答えてくれた店員優秀えらい。
レジンで複製する場合に、誰もが頭を悩ませる「気泡」について、こんなテクニックが。
Webで調べた気泡を防ぐ方法に、「シリコン型にベビーパウダーをまぶしておく」のがあって、やってみた。なるほど細かな気泡がなくなってスルスルの表面になる。気泡に悩まされてる人は試す価値アリ。
離型剤は「離型剤 S ブルー」を利用しているそうです。
「油粘土に半分埋めてー、シリコン垂らしてー」なんだけど、はっきり言って、粘土埋めをナメてました。造形そのものよりデリケートで大変な作業かもしれん。(……)
離型剤は、Webでおすすめと書かれていることが多い「離型剤Sブルー」を使用。ただし、ポリパテ複製に使用の記事ばかりでシリコンではどうなるかわからん。
初めてレジンを流した記事を読んで、自分も同じことをやったなー、と昔を懐かしんだり。
Yoshii - Blog: Toys-フィギュア制作記_17
中空レジン
レジンのフィギュアは重量があるので、中空で作ったらどうか?という実験記事です。ソフビ(ソフトビニール)のフィギュアと発想は同じなのですが、自分で試してみるのがすごい!
8インチとかの大型フィギュアをレジンで作ると材料代がすごいことになるし、やたらと重くなる。ソフビみたいに中空にできればいいのに、と考えていた。(……)
というわけで、やってみた。Blinkの型の注ぎ口と空気抜き穴を練り消しでふさぎ、15cc程度のレジンを入れて型を合わせ、5分間シェイク。20分後にあけてみると、できてるできてる・・。
エポレジン
いろいろな素材を積極的に取り入れる、吉井さんのチャレンジ精神には感心させられます。「エポレジン」という軽量で安価なパテを試したそうです。
インダストリアルクレイではやりにくそうだったので、エポレジンという商品名のエポキシパテを試してみることにした。エポパテの割には量がど~んと多くてかなり安い。
その結果、これからのメイン素材になったようです。
使用感は、硬化前はベタベタしててやわらかく、3センチの塊を作ると自重で変形しちゃうほど。(……)2~3時間くらいで固まりますが、半日くらいはざくざく削れます。(……)
完全硬化後は、さすがにエポパテだけあってカチカチだけど、比較的やわらかいんじゃないかな。カッターでどんどん削れます。磨けばけっこうツルツルになりますけど、固まったそのままは素焼きの焼き物みたいに粒子がちょっと粗い感じです。色はアイボリー色のレジンそっくり。
まあ、これだけの量を値段を気にせず使えるのはありがたいです。よほど大きなサイズのフィギュアでなければ、ひょっとすると僕のメイン素材になりそう。
ステンシル
今回のまとめ記事の目玉、「ステンシル」という塗装テクニック。迷彩など、エアブラシでの塗り分けが難しい部分を、パテを使ってマスキングする方法です。
(……)原型を元に型を作ってエアブラシ吹けばいいじゃん。最初はシリコンで作れないかと思ったけど、塗り分けラインを正確に切り抜くのが難しいのと、ミスった場合に修正が不可能。じゃあ、パテではどうか。ポリパテはもろいので最初はエポキシパテで作ってみた。
Yoshii - Blog: Toys-マスク作成1_離型剤Sブルー
Yoshii - Blog: Toys-塗装4 一ッ目を塗装中
Yoshii - Blog: Toys-塗装5 六本足、ステンシル成功
Yoshii - Blog: Toys-塗装6 六本足の迷彩塗りまで完了
Yoshii - Blog: Toys-マスク作成8_ブレンドエポパテ
Yoshii - Blog: Toys-マスク作成9_かかか完成
Yoshii - Blog: Toys-塗装の課題と新アイディア
ドライブース
水性塗料はもの凄く乾燥に時間が掛かるため、「ドライブース」を導入すると、2 時間ほどで完全に乾燥するそうです。ポリパテ(ポリエステル・パテ)などの乾燥にもいいでしょうね。モデラ必携かも。
ドライブースを購入した主な理由は、これからはラッカー系をやめて水性アクリル系にするつもりだから。(……)試しに不要なレジンの塊に水性アクリル系塗料をべったり塗っていっしょに入れておいたところ、2時間でカッチカチに乾燥し、爪で引っかいてもビクともしないようになった。
レジ袋スタジオ
フィギュアなどの写真撮影に、「レジ袋スタジオ」を使うというアイデア。
(……)大きめのレジ袋に手とフィギュアを突っ込み、電気スタンドを上からあてて作業していて、ふと気がついた。これってこのまま簡易撮影スタジオになるじゃん!
積層式マシン
まだまだ吉井さんの探求は続く──。ということで、いまは PC で作成した 3D データを元に、フィギュアの原型を作っているそうです。
あこがれの3Dデータ立体出力。ついにその機会がやってきた!
Yoshii - Blog: Toys-立体出力2TV-Dog 1
Yoshii - Blog: Toys-立体出力2TV-Dog 2
Yoshii - Blog: Toys-立体出力3_TV-Dog、Kuma-Jiro
これから一体、どこまで上り詰めるのか──。というところで、この(引用だらけの)記事も終わりにします。吉井さんのブログ、これからも必見です!
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