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『バクマン。』 35 ページ 「嬉しさと寂しさ」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 22・23 合併号)

Rose and cross (by lant_70) (by lant_70)

今週号の『バクマン。』には、週刊少年ジャンプの原稿料がハッキリと明記してある。読み切りと連載では金額が異なるようだ。当然、連載になると額が上がる。

自分が一番知りたかった、肝心の「年間契約料」は、さすがに書かれていなかった。「高校生の君達には多すぎだ!」という港浦の言葉から想像するしかない。

ジャンプの契約料について検索すると、「Yahoo!知恵袋」の解答が見つかった。ぜひともご覧いただきたい。

──どうだろう。自分と同じような「ガッカリ感」は味わえただろうか?

いつも思うのだが、「○○について知りませんか」と質問する人に、どうして知りもしない人が答えるのか……。某・価格の比較サイトにある掲示板での「カメラの A と B は、どちらが良いですか?」「両方とも使った事は ありませんが──」というやり取りとか。

情報の根拠となる外部の記事や出版物を挙げられないような、「ソースはオレ」という情報には、「自分の憶測ですが」とか「──と自分は思います」と書けばいいのだ。

という事で、「『バクマン。』は、いま世界で一番おもしろいマンガだと、自分は思います」と書いておこう(『HUNTER×HUNTER』が帰ってきたら、ゆらぐかも)。

他の雑誌には 描いちゃダメ

本作品とは関係のない事を書く。そして、まったく他意は ない。

ここで講談社から出版されている京極夏彦さんの本を紹介しよう。集英社で『バクマン。』を連載中の小畑健さんが描く榎木津礼二郎のイラストが美しい。

──まぁ、悪意たっぷりの書き方で申し訳ない。種明かし、というわけでもないが、上の本は 2008 年の 5 月に出版され、『バクマン。』は 2008 年の 8 月から開始された。

バクマン。 #1 「夢と現実」 大場つぐみと小畑健の新連載! : 亜細亜ノ蛾

フリーの状態だと他社の仕事をやっても大丈夫、という事だろう。そうではないと、「一度でもジャンプにマンガを描いた人間は、二度とほかの出版社で描いてはダメ」になる。

あ──ひょっとして、川口たろう先生が死ぬまでジャンプにこだわり続けたのは、ずっと「他社で描いちゃダメ」ルールが適用されている、と思っていたとか……。

性格重視で

意外と港浦はデキるヤツかも、と見えた。

契約の話からアシスタントの手配まで、テキパキと進めている。そして、性格の良いアシスタントを引っ張ってこようとしているのだ。

相田は以前、ストーリーキング・ネーム部門の準キング(蒼樹紅)と一緒に作品を作るコンビを探していた。そのときの基準は「とにかく絵が描ける人間」である。なんとなく、ほかの編集者も「絵がウマければいい」と考えている、と思っていた。

当たり前だが、プロとしてマンガを描かせる以上は、キチンと仕事ができる人間をアシスタントとして連れてくるべきだ。サイコーとシュージンが高校生である事を考えて、なるべく 若い人と限定しているのも納得できる。

こうして見ると、港浦は編集者というよりも、普通の人事担当者・マネージャの仕事をこなしているのだ。体育会系の彼にはピッタリに見える。

アシスタント代って

マンガ家の収入とアシスタント代の関係は、悩ましい。部外者には「もっと原稿料を上げてあげれば良いのに……」と思うばかりだ。

大昔の芸術家には、パトロンが ついていたそうである。近代のマンガ家には、出版社しか支援がない。

──ということでもなく、どうも熱烈なファンがパトロンになることもあるようだ。森博嗣さんが何かで書いていたような気がする。──が、これもまた、あいまいな記憶なので「オレオレソース」と思っていただいて構わない。

いずれにせよ、マンガは世界でも最高峰の芸術だと思うので、もっと才能のある人にはゼイタクな思いをして欲しいものだ。

──まぁ、そうなると、たとえば夫婦そろって大金持ちな ご家庭では、だんだんと子育てに一所懸命になられたりして……。

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