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『バクマン。』 67 ページ 「パンチラと救世主」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 03・04 合併号)

20061024-2 (by tknb) (by tknb)

今回の話は、福田が熱かった!

あまりにも熱すぎて、いつか燃え尽きるのでは──と不安になってしまいます。たとえば、福田が動いたことで、ちょっとした(たくさんの?)被害が出ている。いつか、仕返しを食らったりしないだろうか……。

それはさておき、福田はいつも、頭に何かを被っています。空条承太郎でさえ、帽子を取ったことがあるのに。たしか、福田は一度も頭頂部を表に出したことは、ないはず。熱い男なんだから、蒸れるのでは……。

福田の頭って──もしかして:

それが一番 いいやり方

石沢の暴走・暴言が止まらない……! これにはシュージンもウンザリです。

ただ、たしかにオブラートに包んで上品に言っても、仕方がない。なぜなら、「自分では男性読者にウケるパンチラが描けないので、描いてください」と石沢へ蒼樹は頼みに来ているワケなんですよ。初めから、上品な内容の話し合いではないのです。

そういう意味では、石沢の主張は、間違っていません。──ここまでは。そのあとは、あからさまに興味の対象が蒼樹へ向かって行ったので、アウトです。

でも、もしも石沢がもっとずるがしこいヤツで、蒼樹を信頼させてから本性を出したら、この「イメージ映像」が実現したかもしれません。惜しい! ──じゃなくて、良かった良かった……(ちっっ)。

それにしても、今回のこの会合は、最初からウマく行くはずがなかったのです。というか、最大限に良い方向へ話が行ったとしても、「どうやったら男性読者を引きつけるエロが描けるか」を、「今後も蒼樹と石沢が話し合っていく」──という結末になる。どう考えても、シュージンたちが望む展開ではない。

なんのために石沢と蒼樹を会わせたのか、自分にはよく分かりませんでした。

福田真太と申します

いつものように、福田は単刀直入です。初対面の高浜に対しても、用件だけを言う。

高浜は、初登場の時は印象が最悪だったのに、いつの間にか「亜城木夢叶のひとり」みたいに打ち解けていました。それがまた、連載のプレッシャのためか、登場のたびにイラ…とするキャラになっていますね。ストレスで性格が悪くなっていかないか、心配です……。

さて、このページの時点で、なんとなく感づきましたが──加藤のこの表情は、今後の展開が見えますね。中井は、どこまで落ちていくのか……。

何すんだ~~~

福田は、本当にいいヤツですね。熱い男です。

中井に対して、どうしてここまで福田が気にかけているのか。一時は同じ仕事場でアシスタントをして、一度は同じ雑誌で連載をした。でも、プライベートでは、それほど仲良くしていなかったはず。それなのに、どうして──?

福田:
「一緒に連載獲った時 "諦めないでよかった" 俺にそう言ったよな」
「俺もあんたと一緒に 連載になって嬉しかった 競えるのがだ!」

そう、中井のことを、自分と対等に競えるライバルとして、福田は見ていたのです。一緒に競える相手がいて、うれしい。一度もそういう経験をした自分には、完全には理解・共感はできません。それだけに、うらやましいです。

それで幸せ なんだ

『ハイドア』を連載し始めた当時は、福田と同じように、中井も競えることが嬉しかったのかもしれません。

──でも、いまの中井には、もう福田の気持ちは分からない。福田は、中井の恋愛の 邪魔にしか見えないのですね……。

さて、そんな中井の魂の叫びを聞いた、加藤の表情に注目です。ひょっとしたら、いままでで一番、加藤の素の表情が見えたのかも。心の底から、ドン引きですよね。親しげな感じで中井に話しかけていたのは、ただ単に同好の士だから、だったのか……。

福田が帰ったあとの、中井と加藤と高浜とは、どうなったんだろう。「──さて、仕事仕事」とは、簡単に切り替えができませんよね。

加藤は中井の恋愛感情にショックを受けるだろうし、中井は加藤にフられるだろうし、そうなると高浜の原稿にも悪影響が出るだろう。三方一両損、どころの話ではありません。今回の件で『BB ケンイチ』が終わったら、最悪です!

蒼樹紅は どうなるんだ?

心底ガッカリしただろうに、福田はいまだに中井さんと呼んでいる。「中井のヤツは」くらい言っても、いいと思う。福田は普段から礼儀正しい──わけでもないので、やっぱり、まだ中井を対等の立場と見ているのでしょうか。

福田に対して、蒼樹紅の連絡先を雄二郎は教えませんでした。いまの世の中、当然の対応です。──でも、蒼樹の住所と連絡先を、中井は知っている。いや、もちろん、コンビを組んでいたから当たり前だ、とは思いますよ。でも、住所を知らなくても、合作は描けるのでは……。

山久と福田の会話が面白い! 超がつくほどの策士である山久に対して、福田はどこまでもストレートに聞いているのです。ライバルだから 探り入れてんだよ !! とか、パンチラ指導者とか、なかなか言えないですよね。漢(おとこ)だなぁ……。

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