『バクマン。』 67 ページ 「パンチラと救世主」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 03・04 合併号)
【今週号のジャンプ、最大のネタバレ】
ついに、新妻エイジが嫌いなマンガを ひとつ終わらせる 権限
を使う日が来ました!
──p.415 ページをご覧ください。
来週も安全圏
連載作家に向かって、とりあえず打切りの心配はない、みたいなことを話すのはどうなんだろう。雄二郎らしい、テキトーな発言ですね。打合せの時にも、まずは「打ち切られないネーム」を目指しているのでしょうか。
とはいえ、すでに『KIYOSHI 騎士』はパンチラでしか 票が上がらない
状態になっているようです。『疑探偵 TRAP』の後半のように、切羽詰まった状況なのでしょうね。テコ入れも、仕方がない。
赤マルのアンケート結果で亜城木夢叶が 1 位を取ったことを聞いて、福田は喜んでいる。雄二郎が冷静なのとは対照的です。雄二郎は、それなりに亜城木のことを気にかけていましたが、自分が担当している作品が最優先なんですね。当たり前と言えば、当たり前ですケド。
アシスタント・安岡が指摘しているとおり、蒼樹紅が描くパンチラはヒドいらしい。さらに、前に感想で書いたとおり、ほかの部分も画力が不足しているはずです。しかし、今後は「お色気さえ描ければ大丈夫」という評価になりそうですね。うーん、ちょっと、御都合主義的かな……。
付き合いたかったん でしょ
福田は「あの」状況を知らないから、詫びれば済む事
と思っています。実際は、中井がいくら蒼樹に謝ったって、もう関係の回復は不可能でしょう……。
どこまでも面倒見のいい福田の考えが、アシスタントくんには分からない。自分も、この場にいたら「なんでそこまで……」と思ったはずです。本当に、アニキ肌なんですよね。
そうそう、mixi のコミュニティで見かけた言葉が、カンペキに福田を表現していました。
「みんなのオカン」
──意味が伝わる人には、伝わるでしょう。別に BL 的な解釈を持ち出さなくても、なんとなく、分かるなあ。そう、福田の優しさは、オカン的なんですよ。母親の愛情みたい。
そういう話なら いいよ
石沢が再登場です。まさか、こんな日が来るとは……。
なぜ、たいした実力も持っていないのに石崎が自信家なのか、なんとなく彼の部屋を見て分かりました。たぶん、家がお金持ちなのでしょう。甘やかされて育ったに違いない。まるで、ミルキ(『HUNTER×HUNTER』)の部屋みたいです。
現実世界でも、「よくここまで自分に自信を持てるな……」という人、いますよね。自分は、自信家がけっこう好きなので、じつは石崎も嫌いではありません。一生、彼みたいに自信満々でいられたら、それは幸せだろうなぁ……。
亜城木夢叶の元アシ
思い立ったらすぐ行動の福田です。でも、いくらなんでも、バイクを走らせてから高浜くんの家 知らねーや
はヒドい。いったい、どこへ向かうつもりだったのでしょうか。──あ、それは、福田の生き方にも言えますね。
石沢とは違う意味で、福田も自信家です。サイコーに物をたずねるときにも、前置きなどは、いっさいありません。男らしい! 自分は、人に何かを頼むときには、相手に気を遣って、何重にもコーティングされた言葉を選びます。正直、面倒くさい。福田みたいに話せたらいいなぁ。
白馬に乗った 王子様
シュージン・蒼樹・石沢(と SP の見吉)が集まりました。
読者のみなさんは、先週号の中井には最大限の嫌悪感を抱いたと思います。しかし、まさかたった 1 週で、それを上回る人材が出るとは、思いも寄らなかったでしょう。石沢はスゲェ……。
しかし、この会合であらためて分かりましたが、ぶっちゃけ エロ要員
を勧誘するために、蒼樹はこの場にいるわけです。エロを描く人間が、控えめにエロを語っても、仕方がない。エンリョしがちに蒼樹に指示を出しても、話が進まないわけです。
そして、石沢の蒼樹さんも やってみたはずだ
には、ハッとさせられました。あの蒼樹が、参考資料として男性誌を集めたり、自分自身でポーズを取ったりしていたのか……(ゴクリ……)。でも、たしかに、プロなら当然の努力です。
そんなわけで、この時点では、石沢に対してそれほど不快感はありませんでした。あくまでも、ここまでは……。
