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『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 13 巻 「ユーガッタメール!」

6 coins (by i_hate_u)(真田といえば六文銭)(←30 秒前に知った知識)

以前にも書きましたが、この巻の見どころは、まず表紙です! どうして急に、ヒメコがパンツルックをしているのでしょうね。しかもキワドイ……。

あとは、最初のほうに載っている「登場人物」に注目です。主人公の姿が描かれていないというのは、おそらく前代未聞のジャンプコミックスではないでしょうか。──いや、もしかすると、「バ■にはボッスンの姿が見えない」のかもしれません(「ボッスンの姿は、まるでバ■に見える」ではない)。

第 109 話 「ウンは天にあり」

この作品には珍しい、ちょっとお下品な作品でした。

さらに珍しいことに、(おそらく女子に)人気があるキャラクタである、ダンテのイメージを悪くするような描写があります。そんな役目は、城ヶ崎か小田倉あたりにさせればいいのに……。まぁ、本当にダンテのファンであれば、すべてを受け入れて欲しいものです。

最後の場面では、「間に合ったのかどうか」が問題でしょう。間に合わなかった場合は、ボッスンの意思とは無関係に、通報されてもおかしくない状況ですね……。

第 110 話 「ユーガッタメール! 前編」

冒頭に出てくる、美空レミの人形芝居がカワイらしい。ただ、おそらくは、高校生を相手にする授業には使えないだろう、というところが残念です。中学生に対してなら、「歴史を分かりやすく教える授業」に活用できそうですね。

振蔵とレミが並んでいると、どちらが年上なのかが分かりません。さりげなく、レミ「おねえさん」が日本史の教師だと(解説役の)ボッスンが語っているけれど、振蔵は「だれ、この武士……?」という読者もいるのでは。

自分の高校生時代には、「見知らぬひと」との交流はあり得なかったです。いや、なんらかのファン同士での文通などはあったのだと思いますが、自分にとってはファンタジィの世界でした。今の子どもたちは当たり前のようにインターネットやメールがあって、交流の範囲も広いのでしょうね。

そんなわけで、メル友とのメール交換にハマっていくボッスンは、すこし前の世代を見ているようです。きっと、作者もそういう視点で描いたのでしょう。なんとなく、今回の話を指示する人たちは、年齢層が高い気がする。

最後に、「ああ、メール相手のプリンとは、コマのことだったのか」と納得──させてからの急展開がスゴい。もしも、振蔵とコマのラヴラヴメール話だったら、そんなに盛り上がらなかったでしょうね。

第 111 話 「ユーガッタメール! 中編」

ボッスンと同様に、ヒメコもメールの魔力にハマっていくわけですが──、スケット団の面々といない場合は、ヒメコって基本的にひとりでいるんだよな……。

「マンガフィルタ」および「主人公補正」がかかっているから、まだ面白く読める。しかし、携帯電話に向かって 1 人でブツブツ言っているヒメコが──カワイそうと言うよりも、もったいない! 現在、週刊連載のほうでは修学旅行編が載っていて、ますますそう思います。

ボッスンとヒメコが想像した「プリンさん」は、両方とも良すぎる! ──というのに、この作者は、こういう方面(萌え)で読者を引き寄せる気があまりない。なんとしても、「ただの萌え」を描かずに手を加えます。それがイイ! どこかの、アレでナニなマンガ家さんに見習って欲しいです。

今回のラストでスイッチが真相に気がつく。しかし──、その直前の場面では「もしかして、ボッスンとヒメコは付き合っているのでは……」とは思わなかったのでしょうか。まぁ、同じ部室内でイチャイチャしたメールを送り合うのはオカシイ──いや、そういうカップルもいるのかも。

第 112 話 「ユーガッタメール! 後編」

オフ会というかデートのために、プリン──ヒメコが黒髪に染めるとはビックリです!

スケット団の部室だったら、ヅラ──ウィッグくらいあるだろうに……。でも、黒髪と言ってもボッスン・ヘアだったり、アフロだったりすると思うケド。

その黒髪についてボッスンに突っ込まれた瞬間の、ヒメコのなんとカワイらしいこと……! 綾波レイの生誕以来、「無口で青い髪の少女」がヒロイン役を独占していましたが(そうか?)、少年マンガの王道は、勝ち気な女の子ですよ!

──まぁ、日本のマンガにおけるヒロインの王道といえば、「オトコノコにとって都合のいい(想像する余地のある)、スレンダかつグラマで、お母さんのような少女」という点は外せないでしょうケド……(ヒメコも当てはまるよなぁ)。

ボッスン──サムライとプリンが、お互いを探しているのに見つからない、という場面が面白い。目に入っているのに認識できないワケですね。ネタバレするからタイトルは書きませんが、再読している京極夏彦氏の小説の中に、そういう話が出てきます。

このメール騒動の終わり方は、なんとも甘酸っぱい。てっきり、ボッスンとヒメコとの恋愛が始まる──のかと思いました。──いや、じつは、始まっているのかも……。

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