『よつばと!』 あずまきよひこ・著
結論: おもしろい としか いいようが ない!!
すっかり秋色に染まった表紙です!
前巻の『よつばと! (11)』を読むと分かるように、よつば・恵那・みうらとダメな大人たちで お出かけしました! いったい どんなハプニングやサスペンス・ネックレス
が起こるのか? (ん?)
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裏表紙には、なんと! 魔女が います!
よつばと風香・しまうーが魔女の衣装を着ている。まるで 3 人姉妹みたいに──は見えないくらい、見事にバラバラな格好が笑えます。
本編とは無関係のコスプレに思えるけれど──?
ああ、おもしろい!
じっくり読んでも 30 分間も かからない内容ですが、終始ニッコリしっぱなしでした。そして、また最初から読み返したくなる。
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Reviewer: あじもす @asiamoth,
黒髪女子
安定の黒髪ショート女子率でした!
風香・しまうー・虎子・みうら・みうら母──と黒い髪の女性が多い!
恵那の髪は長いけれど、シートの上で転がったり「いも むしー
」に なると、みうらと差が なくなる。
それでも、ちゃんと全員を見分けられるところが素晴らしい! ここまでデフォルメ・省略された絵柄なのに、「想像上のデッサン」が しっかりと取れているからです。
創作の世界における「本当に上手な絵」ですね!
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ハロウィン
第 80 話 「よつばとハロウィン」が最高でした!
よつばが着ている(着せられている)カボチャのコスプレ衣装は、いったい どこにあったのでしょうか? 完全に よつばくらいの年齢しか着られません。
恵那の お古かと最初は思ったけれど、かーちゃんは見覚えがないようです。一発ギャグ的な衣装に お金を惜しまない しまうーが買ったのかな? (彼女は帽子が専門?)
撮られている よつばは、どんな気持ちだったのかな?
あまり良い気分は しないでしょうが、でも その場にいたら写真に残したくなりますよね。せめて、よつばのカメラでも撮ってあげたら良いのに。
つい最近にも、「無言の写メ攻撃」の恐ろしさを書いたばかりでした。
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みうらの かーちゃんがキャピキャピしています!
「ダンボーよみがえりの儀式」(『よつばと! (10)』・第 69 話 「よつばとさいかい」)の時は無口な印象でした。みうらと同じで現実主義者なのかな──という感じ。
でも今回は、風香と しまうーが黙るほどノリが良い!
しかも、「いたずら していいよ
」なんて……!
あまりにも人格が違って見えるから、もしかして彼女は「みうら(姉)」なのでは? これは いろいろな部分を「→しらべる」しなければ……(ごくり……)。
──というか、作者の あずまきよひこ氏が、「みうら(母)と虎子がカブっている……」と思ってキャラを変更したのかも。
キャラ作りのために、今後も虎子はリボンを付けて登場したりして。
──そしたら今度は『ニセコイ』とカブる!?
信頼と実績の とーちゃん
「大人の男三人組」に娘を任せるのも すごい話です。
『よつばと! (4)』 第 23 話 「よつばと釣り」みたいに日帰りなら まだ分かる。しかし今回は一泊の外泊です。
その信頼は とーちゃんが一身に背負っている。
やんだは綾瀬・早坂家の人間とは初対面だし、ジャンボも綾瀬・母とは あいさつした程度です。
ところが肝心の とーちゃんは、子どもたち 3 人だけで「たんけん
」に行かせようとしていました。よつばたちを信用しているのか、たんなる放任主義なのか──。
とーちゃんと やんだは印象が逆ですね。
頼りになりそうで成り行き任せの とーちゃんのほうが信頼されて、なんだかんだ言って面倒見の良い やんだのほうが頼りないと見られる。
この 2 タイプの人が世の中には多い。あなたは?
みんな子ども
「『よつばと!』は子どもの言動が現実的に描かれている」と よく評価されます。「作者の観察眼が すごい」とも何度か聞きました。
たしかに そのとおりだけれど、作中の大人たちを見ると、やはり創作の世界なのだな──と気づく。
おそらく、よつばも とーちゃんも、「この時代に戻りたい!」・「こうなりたかった!」という読者(と作者)の願望を描いているのでしょう。
大人たちも、良い意味で「全員が子ども」の作品です。
よつばと接している時は、子どもの目線で話をする。
──それは「大人らしい」と言えます。
しかし それだけではなく、小岩井・竹田・安田の 3 人だけで話している時も、子ども以上に楽しんで遊んでいる。彼らには「大人の象徴」である裏表が ありません。
綾瀬家も同じです。
かーちゃんも、子どもっぽくて かわいらしい一面を持っている。綾瀬・父だって、あまり「大人の男」という感じはしません。
──そこが良いですね!
赤はない
ひげもじゃは、まだ大人っぽいかな。
やんだと違って「空気を読む」能力に優れています。そのせいか、とーちゃんは なぜか自転車屋に来ると言葉が少なくなる。ひげもじゃと とーちゃんは以心伝心の仲(意味深)なのでしょうか。
あと、よつばには『のりりん』に出てきそうな本気のヘルメットを買って欲しかった。
おわりに
「おおきい みうら」(母)は大人の色気で迫ってくる(?)し、とらまで萌えに走る(??)し、とーちゃんも花を背負って対抗する(???)第 12 巻でした。
以前からラブラブ疑惑のあったジャンボと みうらが、とうとう一線を越えて同じ床(とこ)で寝ているし……!!!1
カバーをめくってみると、ここにもエロスが!
よつばの撮影した写真のなかでも──、
風香が顔を赤くしている写真に注目です! いったい、ナニをしている最中に取られたのか──?(←答えが半分書いてある!?)
ありゃー……風香とうとう淫■の■舞ったのか……。

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