『バクマン。』 104 ページ 「ステップとウォッチ」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 45 号)
現実世界(われわれが住むちっぽけな世界)でアニメになったためか、今週号の『バクマン。』はゴージャスでした。表紙と巻頭カラーを飾り、さらに大増 24P
です(普段は 19 ページ)。
1 ページずつ感想を書いている身としては、非常にありがたいですね──うう……。ということで、今週と来週をまたいで 5 回分の感想になる予定です。
見開きのタイトルページは、ハロウィンをモチーフにしたカラーイラストでした。いつものメンバが亜城木夢叶の仕事場で、カップに入ったホット・ドリンク(みそ汁かも)を飲みながらくつろいでいる。折原だけ雑用をしているところがポイントです。
日本では今ひとつ定着していないですけどね、ハロウィンって。自分は、コスプレのイベントと『SAW』シリーズで実感するくらいです(「コスプレのイベント」と書くと、3 とおりくらいに解釈できそう。コミック系・職業系・えっち系)。
そして、白鳥の髪の色が判明し、また一段と蒼樹紅へと近づいていくのでした(シュージンの髪とも似ているから 3 きょうだいかも)。
1 人で もう 1 作 描く
格好いい──かどうかは微妙な立ちポーズのサイコーです。語尾に「(キリッ」が付きそうな感じがする。
コスプレイヤさんばかりを撮っているカメラマンの自分としては、このページを完全再現したいですケドね。コマ割りもセリフも、全部マネしたい。見ているとジワジワくる。
サイコーが着ている細身のジーンズに青白ボーダのカットソーという組み合わせを見ると、大昔のジャン=ポール・ゴルチエを思い出します。ようするに、ホ■っぽい……。なんとか知恵袋じゃないけれど、そう見えるのは自分だけ?(ベストアンサーに選ばれた回答: そうです。)
何で 1 人でなんだって
いつものように自転車で一緒に帰る亜城木コンビです。中学時代から見慣れたこの光景、好きなんですよね。なんというか、ツレ(友だち)とチャリ(自転車)には、青春のニオイがする。
シュージンが『恋太 & ピース』の原作を引き受けたことに、サイコーは良い気がしていなかった。そのことをここで告白できたのは、非常に良かったですね。いまさら、腹に何かをため込んでおくような間柄ではないはず。
そして、サイコーが 2 作品目の連載を「いったん」あきらめたのは、白鳥に対する思いやりではなく、現状で もう 1 作なんて 無理
だからでした。この冷静な判断は良かったと思います。また倒れたら、二度と連載できなくなる。
簡単に言うと そう
亜城木夢叶の 2 人は、次の作品のために挑戦しようとしています。現状で満足していても、誰も文句を言わないというのに、ものすごい根性だ。
サイコーが狙っている次回作は、原作も 1 人で描くのかと思っていました。ところが、シュージンの力は借りるし 亜城木夢叶の作品として 発表する
、とのこと。すこし安心しました。
──あっ、ということは、「ストキン」の話が出てきたのは、ミスリードだったのか。意外と『バクマン。』には、この手の誤読を誘う伏線はすくないから、引っかかりました。
このあとの展開を見ると、まだ分かりませんが……。
挑戦だって!
お坊さんのようにストイック(と最近は言えないか)なサイコーは、こうやって自転車を全力でこいで、ストレスを発散しているのかもしれませんね。すくなくともシュージンよりは、体力がついている。
あ、そうそう、前にも何度か書いていますが、カヤは元・運動選手なのに、スポーツをまったくしていない(その描写がない)のは、もったいないです。体型を維持するためにも、夫婦のスキンシップのためにも、シュージンとジョギングでもしたらいいのに。
もしかしたらスキンシップも運動も、十分に足りているかもしれないケド(オトナの話)。
『恋太』の原作は「PCP」に影響出るようだったら やめる
、とシュージンは言う。しかし、連載するまでの準備期間の話なら分かりますが、連載が始まってから問題が出てきたら、どうするつもりでしょうね。連載が何年も続いたり。
理想的には、白鳥が原作も作画を描けるようになると良いのですが……。または、ストキンの受賞者あたりが途中で『恋太』の原作を引き継ぐ──という展開もありそう。
