『バクマン。』 5 ページ 「時と鍵」 (週刊少年ジャンプ 2008 年 42 号)
マンガを描くのは難しい。中高生のころにマンガ原稿用紙と G ペンなどを買ってきて、紙面に向かって格闘した自分が言うのだから間違いない(三日で飽きたけど)。
しかもアマチュアは「ひとりで全部やる」のが当然なので、背景からトーン貼りまで自分でする必要がある。魅力的なキャラクタに惚れて始めたマンガで、何が悲しくて電信柱やキャベツを描かなければならないのか。いっそのこと初めからアシスタントを雇って、原作者も見つけてから、ゆっくりと作画の練習をしてほうが良いかもしれない。
──そんなわけで、下のページを見ても笑えないのである。作画の人も大変なんだろうな(時間・精神・財布の中身・実家の両親から「孫の顔」の催促などで)──と考えてしまう。
神速(´・ω・)VIP:いかにも「これ作画崩壊してるだろw」っていう画像ください
我らがサイコーとシュージンも、そう簡単にはマンガ家になれない。「天才」の 2 人でも努力なしには天下は取れない──今回はそういう話だった。なかなかマンガのキャラみたいに、簡単には成功できないようだ(ん?)
連載の 5 回目にして、ようやく 2 人がマンガ家を目指すのに「どうやって努力すればいいのか」という道が見えてきた。よく考えると、ほとんど 2 人の考えだけでここまで来れたのもすごい。だがまだ道のりは険しい──。