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野火ノビタ 批評全仕事 『総評』 – 『HUNTER×HUNTER』感想序文

野火ノビタ 批評全仕事 『総評』

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(作者には花束を──批評には愛を)

この暴力的な愛の文面で溢れた文字だらけの同人誌は、「感想書き」の自分にとって聖書(バイブル)です。いつまでも越えられない壁として、目の前に熱く厚く立ちはだかっている。

野火さんは現在、もう批評を書かれていないようです。繰り返し『総評』に圧倒されてきた者としては残念な気持ちが半分で、あとの半分は幸福な気持ちで満ちている。

なぜ「野火さんの批評が聞けないこと」を喜んでいるのかは、あとで説明しますね。『HUNTER×HUNTER』のファンならば共感してくれるはず。

なにしろ『総評』の配本は 13 年以上も前であるため、現在の入手は困難です。ざっくり調べたところ、この記事の最初にある表紙の写真ですら、いまでは激レアだったりする。

2003 年に日本評論社から発行された野火さんの批評本・『大人は判ってくれない』であれば、まだ手に入れやすいようです。『幽☆遊☆白書』や『H×H』・『エヴァンゲリオン』の批評も読めるはず。

さて──、中途半端な形で『H×H』の感想を始めたことを、これまで ずっと気にしていました。最初の感想は「キメラアント編」の途中からで、文体も視点もヒドすぎる。書き直したい!

2004 VOL.18 : HUNTER×HUNTER | 亜細亜ノ蛾

そこで、来年から──というか明日から、『H×H』第 1 巻の感想を書き始めます。いつかは最新刊に追いつくでしょう。

その前に、どうしても野火さんの『総評』をしておきたかった。──なぜか『SAW V』の感想で彼女の名前を挙げていますけれど。

ソウ 5 (SAW V) – テーマは「殺人と更正との差」──あるいは狂気 | 亜細亜ノ蛾

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ハンター世界で飛影を捜索せよ!

[ハンター世界で飛影を捜索せよ!](http://blog.livedoor.jp/togasiyosihiro/archives/15234913.html “冨樫☆世界:ハンター世界で飛影を捜索せよ!”)
[ハンター×ハンター](http://www.amazlet.com/browse/ASIN/4088736079/asiamoth-mt-22)の作中に[幽☆遊☆白書](http://www.amazlet.com/browse/ASIN/4088737105/asiamoth-mt-22)の飛影が出ているようです。全然気が付かなかった…… 「富樫犬」は気が付きましたが。