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March 17, 2008

HUNTER×HUNTER No.273『再会』 ウェルフィン悩む

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HUNTER×HUNTER No.273『再会』 (週刊少年ジャンプ 2008 年 16 号)

今回 描かれたのは、モウラ対シャウアプフ戦、イカルゴとウェルフィン、ゴン・キルアとネフェルピトーです。いやー、今回も面白すぎます。

ところで、巻末の作者コメントに、気になることが書いてありました。

自分には向かないと思ってあきらめていたことに挑戦することにしました。

『週刊少年ジャンプ 2008 年 16 号』巻末

セ、センセー! 今度は どんなゲームを始めるんですか !? ま、まさか──!

──あ、もしかして、向かないことって「ちゃんとした連載」?

モウラ対プフ戦

「モウラ対プフ」って怪獣映画みたいだな──、というのは置いておいて……。

「白髪(金髪?)、白シャツ、黒パンツ(ズボン)」が おそろいなのに、まったく似ていない二人の対決です。

ref.: HUNTER×HUNTER No.270『鱗粉乃愛泉』 プフの狂気 : 亜細亜ノ蛾 - Weblog

プフの「鱗粉乃愛泉(スピリチュアルメッセージ)」という能力、想像していたのは「相手の思考を読み取る」。ほぼ当たっていましたね。

「オーラの流れを読み取る」という、能力者同士の戦いにおいて、使われると かなり恐い能力ですが──、どうしても「あの番組」を思い出すので、ちょっと笑えます(笑)。

このシーンのプフ、天野喜孝氏の絵柄のように見えました。ゾクッとする怖さと色香が ありますね。本当、作者の芸の幅の広さには、いつも驚かされます。

プフは今まで、まったく戦闘シーンがなかったので、実力が未知数です。さらに、ラストで変身(?)までして、ますます先が読めませんね……。

作者の傾向からして、「変身後」は普段より醜い姿になることが多い。とすると、「蝶」から「毛虫」に変身したりして。

イカルゴは地下へ

まったく緊迫感がない、イカルゴ(フラッタ)の表情ですが、事態は深刻。危機はすぐ近くに迫っています……。

よく考えていませんでしたが、パームが幽閉されている場所、当然のように厳重に守られています。「いきはよいよい かえりはこわい」システムですね。

まぁ、これまた当然のように、パームが潜入する前に脱出する方法は入手していたのですが──。今回のエレベータの説明だと、「イカルゴとパーム」の 2 人(1 人と 2 匹?)が脱出すること、できないのでは?

パームはマルコスの番号で大丈夫だとしても、イカルゴはフラッタのデータでは「2 匹分の体重」になる。──それとも、イカルゴの体重って「誤差程度」(数キログラム)しかないとか?

ウェルフィンは追う──?

今回で一番 面白かったのが、ウェルフィンの追跡。

ここのところ、株が急上昇のウェルフィンですが──、今回は考えすぎでしたね(笑)。まぁ、でもブロウのことまで考えるは、当然といえば当然かも。

この、「読者が答えを知っている」のに「キャラクタは答えを知らない」時の描写、いつも作者は「少し斜め上」を描いてきますよね。

読者からすれば、前回の続きは当然、「ウェルフィンは すぐにイカルゴの後を追う」と思う。並の作家でも、そう描く。

しかし、「もし自分がウェルフィンなら、どうする?」を徹底的に考え抜けば、今回のような思考もトレースできるわけです。

でも、前回の時点で、このウェルフィンの思考と行動を考えられた人、いる? そこが、作者の凄いところで、「冨樫は神」たる所以(ゆえん)ですね。

さて、イカルゴの危機は変わらない訳で、無事にパームを救出できるか心配です。仲間思いで好いヤツなので、無事に生還して欲しい……。

ゴン・キルアとピトー

超・意外なのが、ゼノが帰って行ったところ。え? 人類の危機なんですけど !? この期に及んで、任務ってアナタ……。それに、孫も その危機に巻き込まれているのに。

ひょっとして、今の時点で「王は人類を脅かす存在ではない(なくなった)」と、ゼノもネテロも判断したのかも?

そんな中、まったく事情を知らないゴンが、「空気読め男」に なっていないか、ちょっと不安。ゴンからすれば、ピトーの姿も「また人間を操り人形に変えている!」と見えるのかも。

──まぁ、無いと思うけど、「ゴンがピトー倒す→コムギ死亡→王が怒る→人類滅亡」──なんてことには……。

まとめ

今回も神回だった! ナックル風に言うと「面白さの底が見えない……!」。

この作者の凄いところは、

「ひょっとしたら、主人公側に死者が出るかも知れない」

という緊迫感を描くところ。

まぁ、普通に考えて、「主人公チームが全員無事に悪(?)を倒して終わり」になるはずだけど、でも もしかして──、と思ってしまう。不安を抱いてしまう。──これって、何故でしょうね? 研究に値するテーマです。

というか、研究して欲しいマンガ家さんが、ジャンプにも(以下略)

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