『バクマン。』 69 ページ 「特別な仲と田舎」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 07 号)
今回の見どころは、最後のアオリ文です。よくご覧ください。
盟友一人…、消ゆ!!
と書いてあります。消ゆ……キユ……!
『ロケットでつきぬけろ!』の先生のことかーーーーーーーっ!!!!(違うよ)
松井勝法 – Wikipedia (彼の出身地・四日市市に自分は住んでいます)
自業自得 か…
このページのサイコーを見ると、「どうしてそこまでして、中井を引き止めようとしているのか」が分かりませんでした。かつては同じ仕事場で、寝食も共にしていたとは言え、たった数日のことです。考え方から生き方から、何から何までサイコーと中井は違う。
サイコーが動いたことで、中井が田舎に帰ることを、蒼樹が知ることになる。ここでサイコーが蒼樹に電話をかけなかったら、それっきりだったでしょうね。
蒼樹からの電話を聞いた福田は、複雑な心境だったはず。たぶん、中井が自分自身の力で立ち直るまでは、福田は放っておいたに違いない。しかし、蒼樹の言葉の裏にある気持ちを察して、何かしてやろうと思ったのでしょう。
秋田でさ
中井に対して、サイコーがここまで言うとは、意外でした。まさか、僕の希望 でもある
、とまで思っているとは……。
サイコーは、中井が背景の基本を 教えてくれた
ことに感謝をしている。それに、絵を描くことしかできないという点では、サイコーと中井は同じ、と考えているようです。
本来はまったく関係がないにもかかわらず、「中井が夢をあきらめる姿」を見たサイコーは、自分も同じようになるのでは、と思ったのかもしれませんね。
ありがとう
中井のことが嫌いという気持ちは、蒼樹の本心でしょう。それでもこの場に来たのは、ただ単にお礼を言いたかった──だけなのだろうか。ほんの少しだけ、中井を止める気持ちもあったのでは。
ここでようやく、中井は蒼樹に謝る機会を得ました。ところが、蒼樹からは、お許しの言葉はない。たしかに、恋愛と交換条件で仕事を引き受けるという中井の発言は、許されるものではありません。
ただ──もう、中井のことを許してあげてはどうだろうか>ネット上のみなさま
それに、正直に言うと、他人(高浜)のところでアシスタントをしている中井を、単純に引き抜けると思っていた、蒼樹も蒼樹だと思う。
このまま
最後に福田は吠える! いつものように、福田は漢(おとこ)らしい!!
──しかし、中井は応えなかった(応えられなかった)。無念のままに去っていくことが、彼にとって最良の結果なのでしょうか。
自分は、中井が戻ってくる説を唱えているのですが──ちょっと、その理由はガッカリされるだろうな、と今になってビビっています。というのも──。
同じ志を持つ仲間と一緒に頑張っていたのに、ちょっとした心のすれ違いから、主要人物の反感を買って退場する──。
それって、『DEATH NOTE』の相沢と同じじゃないか!(えー) だから、戻ってくるはず!! 髪型も微妙に似ているし(ええー)。
──そういう冗談を置いておくとしても、中井が復活しないのは、もったいないです。
彼が、自分の画力・才能のなさに絶望して、マンガ家をあきらめたのなら仕方がない。そうではなく、画才とは関係ない理由で失意に沈んでいる。──マンガをやめる必要はない、と思いますケドね……。
過去にいろんな事があっても、ジャンプで連載を続けている先生がいるではありませんか!(詮索無用)