『暗殺教室』 第 45 話 「水泳の時間」
脱・共依存を目指す片岡メグを脱・胸囲損は絶対ムリな茅野カエデたちが手伝う話でした!(?)
潮田 渚は、あいかわらず「男の娘」なのか女の子なのか分からない(分かろうとしない)衣装で、怪しげに花を添えています(?)。茅野に ぶっかけているし!(※水を)
そして「魚キング
」こと殺せんせーは──、
何この──何?
寝起きに別天地
現役の女子中学生を深夜に拉致監禁
したあげく、ムリヤリに体中をイジくりまわし(入念なストレッチ
)、一度 全裸にしてからスクール水着を着せ(早着替え
)、全身をビショビショに濡らせる(入水)……だと……!?
しかも、マッハ 20 の高速で動いたら肌がキズモノになるし摩擦熱で服が燃えてしまうから、先生からすれば ゆっくりと全身をくまなく見られる早さで着替えさせたはずです! コマ送りで再生するべきだッ!
非実在青少年の女子児童に対して この仕打ちは──、
すべて創作の世界の出来事だからオッケーです!
今の時代にピッタリ合った話でしたね!(?)
年齢とクラスを超えて
「魚魚」(うおうお)を「居酒屋みたいな 名前
」だと多川 心菜はツッコミました。これは、「魚民」 + 「笑笑」(どちらもモンテローザのグループ)のイメージでしょう。
中学生とは思えない豊富な知識です! まるで何度か利用したかのような……(疑惑の目)。
まだ終わりではない?
「ほぼイキかけました」なア■顔(「ホ」ではない)で喜ぶ心菜が かわいらしかった。
しかし、泳ぎは習得したけれど──、勉強の苦手な科目は元のままなのでは……?
今回と同様に一話分をタップリ使って、殺せんせーたちが手取り足取り衣服取りで心菜をじっくりネットリ「お手入れ」して欲しい!
たとえ E 組に来ても心菜は楽しく過ごせそう!
──最後のコマが不穏な空気でしたが、もしかして「E 組の先生と生徒から指導を受けた」ことが理事長にバレて、心菜が E 組に送られる展開なのでは!?
溺れるものと知識
「離岸流
」の話は、以前に『こち亀』でも出てきました。
毎年 夏が近づいたら、こうやって各マンガが当番制で海水浴について描くと良いかもしれません。1 人でも被害が減って欲しい。
──とはいえ、「自分が泳げると思っている人」ほど溺れるらしいです。台風や洪水の最中に「ちょっと田んぼの様子を見てくる」という「死亡フラグ」と同じですね。
泳げない人は、そもそも水に近寄らない。
やはり「知識だけ 身につけても ダメですよ
」。
おごりで溺れるか
殺せんせーの最大の弱点は「水」だと確定しました。
今回のように ごまかし続けることもできたはずなのに、正々堂々と明かしてしまう。そもそも「対殺せんせー用素材」が短期間で開発された理由も、先生が教えたと思われる。
殺せんせーの自信の表われなのか、おごりなのか──。
「ラスボスが油断する」のはマンガの王道ですが、殺せんせーの場合は事情が ほかにありそうです。本当に地球を壊すことが目的なら、わざわざ一年間の猶予なんて与えません。
おわりに
今回の題名は「舟覆りてすなわち善く游ぐを見」(舟覆りて、はじめてよく泳ぐを見る)から借りました。
「火事場の馬鹿力」と矛盾しそうな言葉ですね! あと、見てないで溺れている人を助けろよ!