『バクマン。』 132 ページ 「逆立ちと立て直し」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 24 号)
「ジャンプ」マンガの戦闘シーンが面白くない理由の一つは、登場人物の多さによる消化不良です。キャラを多く出すわりに一対一で戦う場合が多いので、残りの人が「解説・応援係」になってしまう。つまりは、どんなに良いキャラを創造しても、ぜんぶモブになる。
『HUNTER×HUNTER』は、毎回毎回が緊張の連続です。いくつもの場所で・複数の人物が・同時に戦っているから、ダレたりしない。
──なぜ、ほかのバトルマンガも、この方式を参考にしないのでしょうかね? いつまで「甲子園式・正々堂々としたトーナメント戦」をやっているのだろう。
また、長期的な連載をやっていると、たまには息抜きのような回も必要です。いつもいつもシリアスな展開よりも、ほのぼのとした話を入れたほうが、物語に広がりが出る。戦闘中まで息抜きしたり、技の説明ばかりだとダメですけどね……。
『家庭教師ヒットマン REBORN!』や『Bleach』は、スタイリッシュな戦闘パートよりも、学園・日常編のほうが圧倒的に面白い。
つまりは、もっと三浦ハルを出すべきだ!
──もそうだけれど、亜城木夢叶の『PCP』が行き詰まっている現在、軽めの話を描いても面白いと思います。一度はボツ扱いにしていた「席替え大作戦」なんて、昔のサイコーと亜豆の姿を借りたら面白くなりそう。









