『バクマン。』 36 ページ 「沈黙と宴」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 24 号)
この作品を通してマンガ家を目指す人は多いだろう。そんな人の目に、今回の話が どう映ったのか、気になる。
今回は、「マンガ家のアシスタントになるにも、かなりのレベルを要求される」ことが分かった。──マンガ家を志望した人もあきらめるのでは、とすこし不安になる。
おそらく、小畑健さんのアシスタントは、もっともっと能力を要求されるのだろうな……(『さよなら絶望先生』でそんなネタがあったはず)。
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週刊少年ジャンプ編集部のバクロ話が好きな人も多いだろう。これから編集者を目指す人や、マンガの投稿先を集英社と決めている人にも、『バクマン。』は参考になる。
しかし──それよりも、ジャンプで連載しているマンガ家さんの逸話を知りたい人のほうが多いはずだ。
ジャンプの新年会へサイコーとシュージンが参加する。このマンガでは、学園マンガにアリガチなイベントごとは省略されるが、新年会の様子は描かれるだろう。そうすると──ほかのマンガ家も出てくるかもしれない。
想像するに、「名前は同じだけど、すこし本人とは違うマンガ家」が出るのではないか。服部哲は名前のモデルと顔の参考が違う──それと同じように。
週刊少年ジャンプ編集部: バクマン。 – Wikipedia
もしくは、本当に実名入りでジャンプ作家が登場するのだろうか。小畑健先生が描く冨樫義博先生が見てみたい! ──あ、もうジャンプで連載をしていない人は新年会に来ないのかな(※休載中です)。
亜城木夢叶の仕事場を元・川口たろうが使っていた事を知って、港浦がハシャいでいる。その姿が面白い。うすた京介がたまに描く画風に似ている。──あれは、元ネタがあると思うけど、なんだろう?
この港浦を見るだけでも、同じ小畑健さんが描いた『DEATH NOTE』とは、かなり絵柄が異なっていることが分かる。
今となっては、小畑さんの名前には必ずといっていいほど「美麗な絵を描く──」といった枕詞がつく。しかし、そういえば、デビュー作はギャグマンガである『CYBORGじいちゃんG』だったのだ。ギャグとシリアスとの描き分けや動きのある場面は、お手の物である。『DEATH NOTE』だけを見て、「小畑絵は動きがない」などと評論家を気取る人は、反省しなさい。
というか──。G ちゃんは(うろ覚えだが)かなり大笑いして連載を読んだ記憶がある。Wikipedia で設定を読んでも「いい意味でアタマオカシイ」のが最高だ。
そうすると、どうして小畑さんは「原作者付きで」「美形キャラが中心の」「リアルタッチな」絵を描く事に専念しだしたのだろうか?
このあたりは、たぶん、調べれば分かるだろう。ご本人がどこかで語っているかもしれない。しかし、自分としては、なんとなくこの謎を「墓まで持っていく」ことにしよう(わざと誤用している)。
そのほうが、ロマンチックだ……!
今週号の『バクマン。』には、週刊少年ジャンプの原稿料がハッキリと明記してある。読み切りと連載では金額が異なるようだ。当然、連載になると額が上がる。
自分が一番知りたかった、肝心の「年間契約料」は、さすがに書かれていなかった。「高校生の君達には多すぎだ!
」という港浦の言葉から想像するしかない。
ジャンプの契約料について検索すると、「Yahoo!知恵袋」の解答が見つかった。ぜひともご覧いただきたい。
──どうだろう。自分と同じような「ガッカリ感」は味わえただろうか?
いつも思うのだが、「○○について知りませんか」と質問する人に、どうして知りもしない人が答えるのか……。某・価格の比較サイトにある掲示板での「カメラの A と B は、どちらが良いですか?」「両方とも使った事は ありませんが──」というやり取りとか。
情報の根拠となる外部の記事や出版物を挙げられないような、「ソースはオレ」という情報には、「自分の憶測ですが」とか「──と自分は思います」と書けばいいのだ。
という事で、「『バクマン。』は、いま世界で一番おもしろいマンガだと、自分は思います」と書いておこう(『HUNTER×HUNTER』が帰ってきたら、ゆらぐかも)。
港浦がジャンプの編集者らしく、荒木飛呂彦の名セリフ(?)を言う。
ああ、そんなのあったね – 2ちゃんねる漫画用語辞典Ver.4.0(仮 @Wiki – あ行
──という事ではなく、たんなる無神経な発言である。「そんなこと ありましたね
」、と。
極端な体育会系の人間として港浦を描いているが、編集者には こういうタイプが多いのだろうか。
そういえば服部だって、どちらかと言えば「上下関係をキッチリ」「横同士のつながりを密に」という感じに見える。
作家と違って文章で食っているわけでもないし、マンガ家の原稿を何日も(張り付いて)待ったり、確実に編集部や印刷会社へ原稿を届けることが仕事なので、スポーツマンタイプの編集者が多いのかもしれない。
先週号から登場したゴツい男の名は、港浦(みうら)という。
前回の感想で、この人物をアシスタントだと自分は予想したが、実際には新人の編集者だった。服装だけを見ると、警備員にも見える。学生時代は体を使ったバイトをしていそうな感じ。
とにかく熱い──というか暑苦しい男だ。相手が初対面でも空気を読まずに、ガンガン押しつけていくタイプに見える。サイコーとシュージンは面喰っているようだ。
この港浦を連れてきた服部の口から、驚くべき事が語られる。本当にビックリした。亜城木夢叶の連載が決まったことよりも、衝撃的だ。
それは──。
まるで、『DEATH NOTE (7)』のあの展開のように、ショックだった。
そのほか、今週号の『バクマン。』は、見どころが多い。週刊少年ジャンプでの連載をねらっているマンガ家志望者は、永久保存で 3 冊は購入するべきである。
亜豆家の美人親娘(おやこ)の会話は、まるで暗号である。読解する難易度がものすごく高い。会話が成り立っていないのでは、と思うほどだ。
まだ、お母さんである美雪のほうが分かりやすい。しかし、美保は異次元に住んでいる。この 2 人が話を始めると、通訳が欲しくなってくるほどだ。
自分はすぐに影響されるため、あまりウェブ上で『バクマン。』の感想は読まない。それでも、亜豆美保についての「解読書」は欲しいところだ。どなたか、美保と同じくらいの不思議レベルの女性か、そのような女性の気持ちが分かる方に、まとめ Wiki を作って欲しい。
──大場つぐみ先生の中でも、亜豆のことは理解できていなかったりして……。
エイジからサイコーへ向けた言葉は、エールであり挑戦状だった。これもまた、バトル物に ありそうな展開だ。熱い!
アップになって初めて気が付いた。エイジが身につけている羽(ほうき)は、たんに首元に差し込んでいるだけなのか! ええ !? 執筆中にモサモサして気持ちが悪そうな気がするけど……。何か特別な工夫をして固定している、のかと思っていた。
初登場時の「自分の嫌いな漫画をひとつ終わらせる権限」を要求したときの格好と同じくらい、今回のズキューンです
のポーズは決まっている。
ヒーロー物のマンガを描いているマンガ家は、立ち振る舞いも格好良くなるのだろうか。「なん……だと…… !?」の先生は、それが口癖でよく言っているのかもしれない(誰?)。某先生は、どんなに落ち込んでいても「肉食ってドン!!!!」と回復しそうだ。
世の中には「いまごろ言われても……」と思う事が多い。今週のジャンプだけでも山ほどある。
十刃の数字は 0 から 9 だ
「いまごろ言うなよ! どんだけ後出しジャンケンが好きなマンガなんだ!!」──と思った読者も多いだろう(責任転嫁)。
……そんな 感じなんだ……」
そのほか、『いぬまるだしっ』のフルチンになるという症例
とか、『To LOVEる -とらぶる-』のペケのフォームチェンジとか、大盛り上がりしている『ONE PIECE』が「作者取材のため休載です」とか──何を今さらなんだよ!(一部、例にふさわしくない気がする)
あと、『アイシールド21』のアメリカ代表チームって、パンサー以外はザコのニオイがプンプンするよね……今さらだけど……。
そんな今さらネタが『バクマン。』の感想に関係があるのか──というと、ちゃんと関連している。こじつけだが。
今回の『バクマン。』は巻頭カラーである。連載(わずか)34 回にして、何回目のカラーだろうか……。相変わらず、美しい色合いだ。
──と思っていたら、何という顔をしているんだ! サイコーもシュージンも(最近はマスコットキャラと化している)見吉も、「面白顔芸大会」で優勝できる(なにそれ?)。
それはそうだよな。だって──。
タイトルページの見開きイラストは、蒼樹紅がカワイすぎる。美しい。心なしか、一部分が「増量キャンペーン中」みたいになっているが、これは自分の目と心が ゆがんでいるのか(きっとそうだ)。
第一印象では、この蒼樹は、キム・ヒョンテが描きそうなカラーリングと表情に見えた。自分の好きな絵柄だ。
Hyung-taekim.org: a comprehensive fan gallery for Korea’s renowned artist Hyung-tae Kim.
そして、キム・ヒョンテといえば、この記事だろう。
キム・ヒョンテ氏のデッサンは素人レベル – ARTIFACT@ハテナ系
──id:kanose さんは、本当に一流の釣り師だよなぁ……(入れ食い入れ食い)。
「釣り」といえば──。感動の最終回を迎えた(!)『魔人探偵脳噛ネウロ』には、桂木弥子の好物が書いてある。今回は、ぶっちゃけ口に入ればだいたい好き
とのこと。女の子の口に入るもの、というと──「うまい棒」とか?(抑えて抑えて)。