『バクマン。』 34 ページ 「追う者と追われる者」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 21 号)
世の中には「いまごろ言われても……」と思う事が多い。今週のジャンプだけでも山ほどある。
- ヤミー:
十刃の数字は 0 から 9 だ
「いまごろ言うなよ! どんだけ後出しジャンケンが好きなマンガなんだ!!」──と思った読者も多いだろう(責任転嫁)。
- ツナ:
- 「
……そんな 感じなんだ……
」 - ハル:
- 「……」(そんな、いまごろ──というか、告白じゃなかったんですか……)
そのほか、『いぬまるだしっ』のフルチンになるという症例
とか、『To LOVEる -とらぶる-』のペケのフォームチェンジとか、大盛り上がりしている『ONE PIECE』が「作者取材のため休載です」とか──何を今さらなんだよ!(一部、例にふさわしくない気がする)
あと、『アイシールド21』のアメリカ代表チームって、パンサー以外はザコのニオイがプンプンするよね……今さらだけど……。
そんな今さらネタが『バクマン。』の感想に関係があるのか──というと、ちゃんと関連している。こじつけだが。
こんなチャンスを
同じ見開きの右と左で、明暗が分かれている。盛り上がっている 3 人に対して、亜豆はツラそうな顔だ。
前から思っていたが、「躁」(そう)の反対は「鬱」(うつ)ではない。「厭」(いや)である(京極夏彦が多用していて、初めて知った字だ)。「好き」の反対が「嫌いではなく「無視」、みたいな感じ。──あと、「前から」というのは、ほんの 5 秒前に考えた、という意味だ。
ミホは「おまえは何を言っているんだ」と言い出しそうな表情をしている。事務所のオッサンも同じことを思っているはずだ。何をいまごろになって、と。昔から芸能界ではよくある光景なのだろうか……。
まぁ、「売りだそう」という気持ちから写真集の仕事を事務所は勧めている、というのが救いだ。
「書く事によってこのブログの品性が疑われるような行為」を亜豆に強要しないだけマシ、と思っておこう(「ロンドンハーツ」の格付けゴッコ、とか?)。そう考えると、事務所側の意見は正当で、亜豆は(いつものように)「困ったちゃん」──という見方が一般的かもしれない。
──ああ、「声優をルックスで売る」ことの是非、という問題があるか。自分は専門外なので、ノーコメントにしておこう(エヴァにハマって宮村優子さんの写真集を買った人間が何を言う!)。
それより何より、亜豆にとって一番の受け入れがたい事実は──「あんな下手な歌で
」という部分だと思う……。そりゃ、お父さんも変な汗をかくわー(そんな事は書いてない)。
長いっス!
ここに来て、ついに服部(哲)の評価が高まる。そして、同じ服部という姓を持つ雄二郎は──評価が地に落ちた(前から?)。
福田は服部と亜城木の作戦勝ち
とも2 人の努力に 負けた
とも言っている。両方とも正解だろう。今から思えば、服部の要求は高校生にはムチャだった。しかし、サイコーもシュージンも(ボロボロになりながら)乗り越えた。
「友情・努力・勝利」という(かつての)ジャンプの三大原則がウマくかみ合って、真城と高木は連載まで行けたのだ。
サイコーとシュージンが そこまでやれる、と信じて課題を出した服部は偉いし、それに応えた 2 人は、もっとスゴい。
このページでも気になるのは、新妻エイジの反応である。なにやら考え込んでいる表情だ。この状況で、まさか「クロウのライバルの名前、何にしようかな……」とか「一発焼肉でも入れていくか」(『孤独のグルメ』)などと考えている──はずがない。雄二郎へ意見──という名の文句をたたきつける福田に、何か言いたい事があるのだろうか。
また負けちったーーーっ
真城へ電話をかける福田は、まさに「バトルマンガのライバル」みたいなセリフを言う。バトルマンガで このパターンだと、福田はドンドン格下キャラになりそうだが……。
またまたエイジに注目だ。たぶん、初めて新妻エイジのモノローグが書かれている。エイジの独白──何を考えているのか、が見られるのは珍しいことだ。
かつてのサイコーのように燃えている福田が気になるのか、そこまで思わせる亜城木夢叶を評価しているのか、エイジの心中までは分からない。
