ジョゼフ・ゴードン=レヴィット一覧

『ルーパー』 愛のために生きるか アイのために死なせるか

ルーパー』 (Looper)

Infinite loop ループが ねじれても──他人に閉じられたくない

SF アクション映画の大傑作です! 何度も観たい!
タイム・トラベルが主題だけにタイム・パラドックスを含む矛盾だらけの展開ですが、そこが欠点にならない魅力に あふれています。深く考えずに観ても楽しめるし、考察しがいもある。

現在(2040 年代)25 歳のジョセフ・シモンズジョゼフ・ゴードン=レヴィットがクールに演じています。
30 年後(2070 年代)55 歳のジョセフ・シモンズブルース・ウィリスが熟練した演技で魅せてくれました。
この ふたりの出会いに注目です!

意外にも、もう 1 つのテーマは「愛」でした。
それぞれのジョーが、それぞれの愛に触れる。そして離れていく──。この愛おしさと せつなさは、誰でも共感できるでしょう。
恋人同士で観て欲しい名作です!

『LOOPER/ルーパー』予告編 – YouTube

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インセプション – 回り続けるコマ・倒れる現実

『インセプション』(Inception)

Inception - Cobb's Totem
(それは本当に──信じて良いのか?)

昨日、劇場で観た『インセプション』は、最ッ高に面白かったです!! ──終わり──

──と終わっても良いのですが、この素晴らしい映画について、自分らしい感想を書いていきます。

他人の夢の中に侵入して──という「よくある題材」のようですが、一味も二味も違う。主人公が夢の中に侵入する目的は、ある考えを他人に「植え付ける(インセプション)」こと。

その目的のために、夢を無秩序なままで放置するのではなく、理論的に夢を構築していくところが新しい。「多重構造になった夢」が出てくるので、頭が混乱しそうですが、上手に分かりやすく表現していました。

そうかと思えば、逆に物の道理を壊すような、「凄い、ビルが生えてく!」──ならぬ、「ビルごと街が折りたたまれていく」場面は必見です。

迫力あるアクションも良かった!

無重力の状態で戦う場面があって、「どうやって撮っているんだ?」と思わず首をひねります(二重の意味で)。そのあとには、笑えるシーンも待っていますよ。カーチェイスでは、観客にまで痛みが伝わってくる感じです。

そして、『インセプション』で誰もが気になる──、

ラストはどうなったのかの考察も最後に書きました。

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