吉井宏氏のサイト

吉井宏さん、といえば(自分の脳内では)「Painter の偉い人」として有名です。当然、氏のブログサイトではペインタの話が満載──。

Yoshii - BlogYoshii - Blog

──と思ったら、ご覧の通り、自作フィギュアの話が増えています。ご自身でデザインしたキャラクタを、自分で造形し、複製や塗装までされています。その過程が「Toys」カテゴリィにまとまっているのですが、これが面白い!

Yoshii - Blog: Toys

下記の記事から始まる、フィギュア製作の話は、フィギュアの初心者から上級者まで、幅広く楽しめる内容になっています。自作に限らず、フィギュア製作に興味がある人は、いろいろ参考になるはずです。

ついに足を踏み入れてしまいました。粘土いじり。このところ熱中してて、ふと、これブログに記録しなくちゃもったいないと。ゆくゆくは、フィギュアの原型として、複製までやってみるつもり。

Yoshii - Blog: Toys-フィギュア制作記_1

今回は、「Yoshii Blog」のフィギュア話から、特に興味深い記事をまとめてみました。このブログでしか見ないような話や、フィギュアの熟練者ほど見逃しそうな発想があって、かなり面白いですよ。

かなり量が多くなったので、今回は造型編の話だけをまとめました。

インダストリアルクレイとスカルピー

造型の素材の話から。フィギュアの原型、特にやわらかいフォルムのフィギュアを造型する場合は、「スカルピー」という粘土が多く使われています。

今まで、家庭用オーブンレンジで焼いて固めるスカルピーは、臭いと思ってたので使わなかった。先日、オーブン粘土で作品を作ってるイラストレーターのT.N.さんに聞いたら、「別にくさくないよ」とのことで、さっそく買ってきました。

Yoshii - Blog: Toys-スカルピー 1

しかし、吉井さんには「インダストリアルクレイ」の方が合っているそうです。

っていうか、スカルピー。この1ヶ月間それほど時間が使えてないことを割り引いても、なんか時間かかりすぎな気がしてきた。1ヶ月かかって、結局何も完成してないじゃん。インダストリアルクレイの「数時間のうちに一気にほぼ最終形の形が作れちゃう」ほうが、僕の好みとしては合ってるかも。

Yoshii - Blog: Toys-スカルピー7

実際に形を作る作業は、こんな感じ。本当に「図工の時間の粘土細工」感覚で作業ができるようです。

棒状のクレイを薄く輪切りにしてドライヤーで暖めると爪でなんとか表面を凹ませられる程度のカチカチだったのが手で曲がるくらいになってくる。(……)普通に油粘土で形を作るのと同じ感じ。寄せてつまんでなでつけることができる。

ある程度形ができたらヘラやカンナ?(先が輪になった粘土細工につかうやつ)で削る。ちょっと足りないな?と思った部分には、削りかすをはりつけてヘラでぱんぱん叩けば完全に同化する。(……)冷えて固まっても、金属のヘラ等でなでつければ滑らかになる。

Yoshii - Blog: Toys-フィギュア制作記_9

下記を読むと、まるでデジタルペイントのような感想ですね。やり直しがいくらでもできるというメリットが、時間的にはデメリットにもなるという。しかし、締め切りがある仕事ならともかく、個人の趣味でする分には、これくらい手軽なほうがいいなぁ。

インダストリアルクレイ、すばらしいです。ただし、盛り足し・削りの作業がいくらでもリアルタイムでできるので、作業の区切りというものが無くて、気がつくと何時間もいじっていて疲れてしまう。

Yoshii - Blog: Toys-フィギュア制作記_11

リンク先の造型が、2 時間でできるとは!

(……)スカルピーに対してのインダストリアルクレイの(形を作る)速さを思い出した直後、ちょっと作ってたもの。所要時間は2時間くらい。一気に形が作れるのは爽快。

Yoshii - Blog: Toys_片面取りミニシリーズ-1

普段から、キャラクタの形が頭の中に描かれているとはいえ、これくらい気軽に始められるのなら、何か自分の好きなキャラクタを作りたくなりました。

さて次回は、レジンへの置換と塗装の話を中心にまとめます。

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