『ラスト・オブ・アス (The Last of Us)
3D アクション・ゲームの大傑作です!
映画を超える臨場感と迫力・感動を味わえるため、PlayStation 3 ユーザは全員がプレイするべきですよ! アクションが苦手な人にも難易度を落として挑戦して欲しい!
本作品はプレステ 3 独占タイトルです。
自分は、せっかくゲーム用 PC を導入したので PS3 を『ドナドナ』しかけましたが、持っていて良かった!
PS3 を「ブルーレイ再生機」と化している人がいたら、ぜひ遊んでくださいね!
Core i7 3770S + GeForce GTX660 で高速PC! | 亜細亜ノ蛾
Reviewer: あじもす @asiamoth,
映画的な演出──を上回る
初代・プレイステーション時代から「映画のようなゲーム」は多かった。
しかし大半は「ゲーム本編とは切り離されたムービーをだらだらと流すだけ」で終わる。
また、映画にしてもゲームにしても、登場人物たちは「私はこんなに苦労してきたんだ!」を長々と話す。「上司との飲み会的お涙頂戴」な会話が多い。
この傾向は今でも続いていますね……。
一方、誰もが悲惨な状況で生き抜いている『ラスト・オブ・アス』の世界では、誰も他人の不幸話に興味は ありません(それは現実世界でも同じ)。
主人公もヒロインも、自分の過去をあまり積極的には語りません。主人公とパートナの間に何があったのかも ほとんど分からない。
良い意味での説明不足な演出です。
最初に操作できる人物が主人公のジョエル──ではなかったことに驚きました。ヒロインのエリーでも ありません。
自分で動かすわけなので、親近感や感情移入を味わう。それが、あとで生きてくる……。
映画では不可能で、ゲームならでは演出です。
現実味のある映像も素晴らしい!
水たまりに入るとカバンや服が濡れた状態になり、キラキラと光を反射します。雨の場面では髪の毛が濡れて色が濃く見える。
現実世界では ごく当たり前の現象を当然のように見せてくれます!
ムービーでは、衣服や肌の表面(テクスチャ)や映像効果(エフェクト)が より現実的に見えます。それでも、アクションの場面に切り替わった時も違和感が少ない。よくプレステ 3 で表現できるよなー。
どちらが恐ろしい?
寄生菌に侵された「感染者」は、この作品の顔です。
元は人間ですが、「人(にん)」ではなく「匹」で数えたくなるほど原始的な動きをする。
この感染者について、ある男の子が鋭い指摘をします。これまたホラーや SF では よくあるテーマながら、自分や身内の身に起こったら──と考えると眠れなくなる……。
ぜひ、難易度は「ハード」でプレイして欲しい!
敵との戦闘が緊張に あふれ、何度も絶望する!
ハードでは、4-5 匹の感染者を全滅させないと(おそらく)先に進めない場面が最初の難関でした。しかも、味方の援護も受けられない(ジャマにならなくて ありがたいけれど)。
ここで 1 時間くらい死に続けて、プレイ続行をあきらめかけました。しかし、何度も倒されるたびに「もしかして」に気づきます。進む道順を変えたり、倒し方を変更してみる。すると、ようやくクリアできました!
攻略しがいがある「死んで覚えるゲーム」です!
でも じつは、感染者は ほぼ決まったパターンで動くため、慣れると まだ戦いやすい。
中盤以降は、銃で武装して襲ってくる人間(ハンター)のほうが恐ろしい……!
こちらも銃火器で対抗しようとすると、すぐに弾切れしてしまう。この「弾数の管理」が後半の重要な要素です。
敵は賢くない?
手放しで絶賛したい世界観ですが──、
敵の AI は意外とショボかったりする。
物陰に潜むと、敵は すぐに主人公を見失います。
また、背後から小走りで近寄っても気づかない!(小走り = 左スティック全倒し) 耳が良いはずのクリッカーでも同じです(状況や種類による?)。ゲームの世界観からして致命的なのでは?
「しゃがみ歩き」とは何だったのか……。
また、すぐ近くで味方が倒されているのに、じっと しゃがんで待機するガンマンがいたりする。
このあたりは「ゲ、ゲームやから……(震え声)」とゴニョゴニョ言っておきます。
生きた動き
ビックリした敵の動きもありました。
レンガやビンを投げつけると敵はひるみ、そのまま殴り倒せる。銃弾を節約したい時にはありがたい存在です。ところが!
曲がり角から顔を出した瞬間にビンを投げたら──、
反射的に後ずさりして敵に避けられました!
何度も起こったため、最初から組み込まれた動作で間違いありません。こんな敵、見たことがない!
上記はプログラミング的には単純です。でも効果的だ。
この作品には「普通の人間ならこうする」という動きが多い。ジョエルのクセである「頭をかく」は兄弟で共通だったり、落ち着きのないエリーは口笛を吹いたり鼻歌を歌う。
ああ、みんな「生きている」んだな。そう感じた。
おわりに
要所要所では、自動で敵の頭に照準が合います。
しかし、通常は自分で「エイム」(照準合わせ)が必要なため、いわゆる「FPS」に慣れていないと厳しいでしょう。
自分は、それ以前に PS3 のコントローラが苦手です。そのため、本作品でも「EEC」に頼りました。これでサクサクと先に進め──は しないけれど、撃ち合いなら なんとか戦えます。
マウスとキーボードでプレイしたい人は、ぜひ導入を検討してくださいね!

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