『Session Manager』で Firefox のセッション管理を強化

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Session Manager

Firefox にデフォルトで組み込まれて欲しい、と言うくらい便利なアドオン(拡張機能)を紹介します。

『Session Manager』は、終了時のウィンドウとタブの状態を保存して、次回の起動時に復元する機能を持っています。

──と、これだけだと、Firefox2 に いつのまにか標準で付いた、セッションの復元機能と、大差ないですよね。

この拡張機能で便利なのが、次の 2 点です。

  • ブラウザが不具合で強制終了したときも、セッションを復元できる
  • 起動時に、復元するセッションを選択できる(オプションで変更が可能)

Firefox 標準のセッション管理は、ブラウザが落ちたときに復元ができず、何度も「今生の別れ」に なったページが ありました……。

そんな思い出話も忘れられるくらい、『Session Manager』は便利です!

Tab Mix Plus のセッション管理

以前から愛用している、タブの拡張機能『Tab Mix Plus』にもセッション管理の機能が付いています。

Tab Mix Plus :: Firefox Add-ons

しかし、Firefox 本体にセッション管理が付いてからは、「標準で付いているから、そっちを使うお?(意訳)」と起動時に毎回 聞いてくるようになりました。

うっとうしい上に、毎回「いいえ」を選ぶ必要がある、という精神的苦痛(言いすぎ)。うっかり「はい」にすると、ブラウザ標準のセッション管理が働き、何か月も前に閉じたページが表示されたり……。

乗り換えは楽

『Session Manager』を導入すると、即座に『Tab Mix Plus』のセッション管理の機能は停止します。

しかも、自動的にセッション情報を移行するダイアログまで表示されるので、簡単に乗り換えができます。

『Tab Mix Plus』のセッション管理で十分なのに、どうして ここまで乗り換えに熱心なのか、ちょっと疑問です。なにか、致命的な欠陥があった、とか?

まとめ

正直、終了時のセッション復元くらい、『Sleipnir』などの IE コンポーネントを利用するブラウザが、紀元前から実現していました。

カスタマイズに特化したブラウザ Sleipnir。上級者のために。

もう 1 つの愛用ブラウザ・Opera も、じつに洗練された起動時のダイアログが大昔から ありました。

ref.: Opera ヘルプ: ダイアログ

ぶっちゃけ、Firefox は大好きだけど、数世代前の Opera の機能を頑張って再現している、という印象を受けるんですよね……。

Firefox で、下記のページと同じ操作を実現するのに、どれくらいの苦労をすることか……。

マウスなしで Opera を利用する

──それはそれとして、今回のアドオンで、Firefox がますます便利になりますね(棒読み)。

(このような愚痴も、愛情の裏返し、と思ってください)

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