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『バクマン。』 73 ページ 「縁と星」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 11 号)

飴 / candy (by yomi955) (by yomi955)

『バクマン。』の世界では、ナイアガラの滝のごとく、時間が豪快に流れていきます。気がつくと、サイコーとシュージンたちも、80 過ぎになっているかもしれません。

いちおうは恋愛話が出てくるのに、クリスマスもヨウシャなくぶっ飛ばす! 硬派な作風でもあるので、軟弱なイベントごとなど切り捨てる。

そんなわけで、初参加の時には詳しく描いていた新年会も、アッサリさっぱりと過ぎ去っていきました──。

どこにメール?

この、夕日を背景にして自転車に乗った 2 人が家へ帰る、という場面は『バクマン。』っぽい感じがします。よく出てきますよね。鉄塔と電線・夕日だけだと『エヴァ』みたいですが、自転車が加わると『バクマン。』風味です(──か?)。

すぐ隣にいる親友の結婚報告を、メールで恋人に伝えるサイコーは、なかなかシュールな図ですね。そして、サイコーからの報告メールを見た、亜豆の顔がかわいらしい! 一時期、亜豆は仕事の件で落ち込んでいましたが、最近は明るい表情が多いですね。

いまさらですが、せっかくこんなにカワイイのに、気軽に会えないサイコーを見ているとモヤモヤしてきます。よく、ガマンができるもんだ。自分だったら、耐えきれずに会いに行くなぁ……。

俺は どうだ?

新年会へ向かう車の中で、サイコーが語ったことにビックリしました。

残念ながら『BB ケンイチ』が終了してしまった高浜は、また亜城木夢叶の所でアシスタントをしているそうです。それはまぁ、連載を続けるだけの実力と運がなかったのだから、仕方がない。

誰かさんみたいに、田舎へ帰ったりせずに、連載作家のアシスタントという「生の現場」にいることで、今後の高浜に期待ができます。

──それはそうなのですが、高浜の近況をボソッとサイコーに語らせるところを見ると、作者の中で高浜の優先順位がかなり低いのだろうな、と思ってしまいました。うーん、いいキャラなんだけどな……。

このページをよく見ると、高浜には「顔アイコン」が付いていないのに、中井にはアイコン付きで紹介している。話に上がる回数も、高浜より中井のほうが多い。それより何より、中井も「福田組」のメンバなんですよね。高浜は、入れなかった……。何だか高浜がカワイそうな気がする。

あっ 服部さん

服部が冷たい! これにはサイコーとシュージンも驚いたことでしょう。

もちろん、これは服部の作戦です。岩瀬とエイジを持ち上げて、亜城木夢叶の対抗心をあおる。無表情な服部からは心の底までは読めませんが、サイコーとシュージンを無視することは、ツラかったのでは。服部は、最後まで自分で亜城木夢叶を育てたかったのだと思いますね。

服部の行動には違和感がありますが、岩瀬は普段どおりです。いつでもどこでも、チヤホヤされる。蒼樹と違って、岩瀬はモテハヤサレルことにも慣れていますね。初めての新年会でも余裕で、シュージンにわざわざアイサツにも来ない。

『走れ大発タント』が連載になったから、シュージンと見吉と結婚したことを、岩瀬は知っている。さすがに、シュージンのことを岩瀬はあきらめたでしょうね。そう、そのほうが、岩瀬にとって幸せなはずです。これから、岩瀬にどんな出会いが待っているのでしょうか。

──いまちょっと思ったけど、タイプが似ている蒼樹と岩瀬が、二人して福田を取り合う、とか……。

早く見たいです

服部はまだアイサツを返していましたが、エイジは完全に亜城木の 2 人を無視しました。ここまですると、不審に思いそう。

あの「亜城木先生」を無視するなんて、さぞかしエイジもツラそう──には見えません。尊敬する先生に燃えてもらうために、喜んでエイジは演技をしている、というところでしょうか。エイジにとっては、これも「面白!」なんですね。

さてはて、我らが主人公であるサイコー・シュージンは、最近ダラダラしていました。今もまだ、全盛期──サイコーが入院する直前の勢いはありません。

それが、ここでようやく火が付きました。──のだけれど、期待の 星一徹です !! というエイジの意味不明な言葉で点火した、というところが情けなくも面白い。

本当に、亜城木夢叶が描く『タント』は、大丈夫なのか……(自分は目樽桃がいれば、それでいい)。

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