『バクマン。』 136 ページ 「伸びしろと対抗策」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 28 号)

Hatsune Miku Charity
(応援してくれる人物は──彼女とは違うけれど)

今回の表紙は、新妻エイジのカラーイラストでした! 『DEATH NOTE』からガラッと ふんいきを変えたのに、小畑健さんの絵だと一目で分かるところが すごい。「リアル絵」とデフォルメの中間といった絵柄です。

iPod っぽいミュージック・プレイヤとヘッドホンを付けているのは、エイジにしては珍しい格好ですね(そもそも「真っ黒い衣装」以外がレア)。そう言えば、「エイジは音楽が好き」という一面がありました。賞金を親にあげた残りでオーディオ・システムを買ったり(『バクマン。(2)』)、一晩中 音楽を聴きながら執筆したり──。

でも、「ヘッドホン・キャラ」は、シュージンとカブっているよなぁ……。今回のシュージンは、まったくヘッドホンをしていないし。

この「回が進むごとにキャラが薄くなっていく」話は、『めだかボックス』の新キャラ全般にも言えるけれど、それはまた別のところ(あるいは来世)で──。

あと 5 週なんて 言いません

「嫌いなマンガをひとつ終わらせる権限」を初めてエイジが言いだした時と、この勝負 です !! のポーズは、とても似ています。たぶん作者が、意図的に似せているのでしょうね。

エイジが初登場のころは、退廃的で耽美な人物かと思っていました。まさか、こんなにオモシロ・キャラだったとは……。

とはいえ、エイジの考えも性格も、いまだに つかみ所がないと感じます。彼のことが完全に分かるのは、エイジ自身だけでしょうね。──彼の両親は、息子のことを どう思っているのだろう?


平丸一也だけが、この場のムードに飲み込まれずに、ひとりで焦っています。自分だけ手を抜けばいいのに……。ふしぎな人ですね。彼の「便乗主義」からすると、1 人だけで抜け駆けは できないのでしょうか。

簡単じゃ ないよな…

『CROW』の連載を食い止められる機会は、あと 7 週分しかない──。前回のラストの時点で、シュージンはこの期間を割り出していました。秀才の彼らしい計算の速さです。

だから──、シュージンが思いっきり「読者への説明」をしていることに、ちょっと「くどさ」を感じましたね。

『CROW』の今週分は たぶん 1 位とシュージンは予想しているけれど──、いままで 1 位を獲っていた作品(おそらく『ONE PIECE』)が、アッサリと盛り返してきたりして(それ、台なし)。

10 週連続だけじゃなく

「終了が決定したマンガ」でも、打切りでなければ延長させられるのか──。ちょっと興味深いところです。

ドラゴンボール』や『幽☆遊☆白書』の場合は、作者の都合と人気の低下──どちらだったのでしょうかね? 終了した直後であれば、どちらの作品も「続編を描きます!」が可能だったのかも(まず言い出さないと思うけれど)。

雄二郎さんも 敵ですか

この場面の雄二郎はナイスです! 「福田組」の作家たちや編集長でも思いつけなかった「編集部全員 敵 !! 大作戦」を提案している。

いつものエイジなら、自分から全員へ宣戦布告しそうです。それくらい、いまは『CROW』を最高に盛り上げることしか頭にないのでしょう。

そんな全開のエイジを、誰が抜けるのだろうか──。

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