『バクマン。』 162 ページ 「温泉と二択」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 07 号)

初日の出に誓うさまざまな人の願いを載せて──日は また昇る

これだけ長々と大量に感想を書いているのに、ふと「本当に『バクマン。』って人気があるの?」と思ってしまいます。

もっと具体的には、「『バクマン。』の どこを読者は好きなのか」が見えてこない。──なんだか下の記事みたいですケド。

きちんとした質問が できない人たち | 亜細亜ノ蛾

たとえば今回は「パーティ会場や温泉地でダラダラすごす」という話でしたが(え?)、これは多くの読者に支持されるのだろうか──と不安になってくる。各作家が必死に執筆する回と、今回の息抜き回とでは、どちらが人気なのでしょうかね。

たとえ世の中で自分ひとりしか読者がいなくても、それでも好きでいれられるし、感想も書き続けますよ!

また ひと言?

あたし達と 一緒に いるのに 容赦 ないわね」というカヤの言い方が笑えます。たしかに、一般的に言えばノロケていないのにノロケるサイコーの技には、「ホント勘弁してくださいよ」と言いたくなる。

もしもカヤと亜豆が親友同士でなければ、「もしかして『アズキミホ』とは──架空の人物(かスマホのアプリ)なのでは……?」と思われたりして。

「なんとかレス」が叫ばれている昨今では、サイコーと亜豆のような「非・接触型の恋愛」も流行するかもしれませんね。すでに この 2 人は、「結婚を前提としたメル友」に近い。未来に生きてるなー(二重の意味で)。

もっともっと 大ヒット !!

いつも自分は「人類のなかで絶対零度に最も近い男」などとサイコーのことを形容していますが、もちろん冗談です(0.25% くらいは)。本当は友だち思いの所が あるんですよね(0.05% ほど)。

しかし──、なぜ仲良くいられますようにリストのなかに、亜豆美保の名前がないのだろう。やはり亜豆のことは、もう……。

たしかに、サイコーと亜豆は「仲が良い」という感じではないですけどね。考えてみれば、愛し合って結婚した間柄でも、「仲良しカップル」とは呼べない人たちもいる。

サイコーが亜豆と結婚する──そのために『REVERSI』をアニメ化へ持っていくことは、あくまでも「目標」だから、「願い事」には しなかったのでしょうね。

もう 酔って ないし

朝っぱらから ひとりで盛り上がっているカヤが可愛らしい! 何度も書くように、彼女が笑っていると本当に楽しくなってきます。誌面全体が明るくなる。すっかりメイン・ヒロインになりましたね。

バクマン。』の世界に別の時間軸が あったとして、サイコーとカヤが結ばれる展開でも良いと思う。きっと 2 人とも幸せになれるでしょうね。

もしも そうなったら、シュージンは蒼樹紅と結婚して、平丸一也は──吉田氏かな(えー)。いまだに登場しない「蒼樹の姉」は、どうも「非実在系彼女」っぽいし。

今度 来る時は

冒頭でウニウニと余計なことを書きました。次の 1 点について、どこまで読者は興味を持っているのか疑問が わいてきたからです。それは──、

「サイコーは亜豆と結婚できるのだろうか?」

──この第 1 話から延々と引っ張ってきている「最終目標」は、「いつか通過する地点の 1 つ」で あって欲しい。結婚して終わり──はイヤだ!

今回の話を読んで、真城家と高木家との「家族ぐるみの お付き合い」を見てみたくなりました。完全に「ほのぼの家族マンガ」に なったら、さすがに打切りコースでしょうけれど。

DEATH NOTE』の「キラと L の どちらが勝つのか?」という一大事よりも、結婚話を引っ張るとは思わなかった。


好きな子の分まで枕を並べるなんて、それを許されるのは中学生まで でしょう! 毎日のように家でも同じことを やっているのかと見抜かれ──いや勘違いされてしまいますよ!

そして、タイミング良くシュージンが やって来たところに、何らかの作者の意図を感じる──。「薄い本」を厚くしてもらうための配慮でしょうか。

中 3 の 夏休みか

中学生のころから 8 年半も 2 人は走り続けてきました。過ぎ去ってみればあっと いう間という感じがします。サイコーとシュージンと同じように、2 人を見守ってきた自分も楽しかったなー。

──って、なんだか最終回の近く みたいな場面みたいだけれど、まだまだ続きます──よね?


サイコーがシュージンに出会えたことは、「一番の運」で間違いありません。あの出会いがなかったら、サイコーは今ごろ平凡なサラリーマンだったでしょう。

しかし、シュージンがサイコーを見つけたのは、運では ありません。大いなる野望──「お金持ちになる」という望みを叶えるために、彼は自分から動いたのです。この違いは大きい。

たまたま同じクラスにサイコーがいたことは運だけれど、シュージンだったら学校中の「絵が上手な生徒」に声をかけたでしょう。だから 2 人の出会いは必然だったと言える。運は自分で つかみ取るものです。

出会ってからのサイコーとシュージンは、2 人とも“うぬぼれ” “努力” “運”の すべてを駆使して ここまでやって来ました。今後も上を目指し続けるはずです。

今年も おもしろい一年になりそう!

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