• 投稿:
  • カテゴリィ:

暗殺教室』 第 135 話 「過去の時間・2 時間目」

A Medium Big Bang 出会いの衝撃は──宇宙誕生に等しい

楽しげに生徒たちと演奏する扉絵です!
この平和な暗殺の日々が、なんだか かなり「過去の話」に感じてしまう。実際には、今回の話のほうが回想なのに。
殺せんせーの正体が殺し屋「死神」だと分かった現在でも、生徒たちは以前のように接してくれるだろうか? 殺せんせーも同じような心配をしているでしょう。
暗殺が結んだ生徒と先生との縁は、簡単には切れない。

あと、今週号の『食戟のソーマ』とギターがカブった事はナイショです!

夢と創作

殺せんせーの超パワーの秘密が明かされました!
反物質」は、夢の エネルギー源であるはずです。しかし、コストを考えると無意味に なってしまう。「タイム・マシンで一時間後に行くためには、一時間以上が必要」といったジョークを思い出しました。
いろんな問題をいったんウヤムヤにして、(中二病的な)ネーミングなどの「格好良さ」で成り立たせる。それが SF の良い所です。しかし、趣味の世界だからこそ、それなりの説得力が欲しい。
生命の力を利用した反物質の利用は、マニアにも納得が いったのでは? (何のマニアか、にも よるが)


キング・コング(?)とゴジラの研究者に笑った。
科学者の格好をした彼らこそ非科学的です。こんな皮肉をサラッと出せる所が松井 優征先生のセンスですね!


じつは、第 49 話で「反物質臓」が出てきました。
殺せんせーが月を破壊した原因」や「生徒たちに暗殺させようとしている理由」をその感想で予想しています。当たらずこと山のごとし(?)な本ブログにしては核心を突いているかも!?

横暴な天才

柳沢 誇太郎雪村あぐりの関係も分かりました。
柳沢が あぐりを「モルモット」扱いする理由は、だいたい想像どおりです。今回の話でよく分かったけれど、柳沢の思考や行動は、どれも「予想の範囲内」でした。ある意味では使いやすい男ではある。
なにしろ、反物質の研究すら死神に操られていました。シロ時代から感じていたけれど、柳沢が一気に二流キャラへ転落していく……。


前回までで想像した 2 人の間柄を書きます。
ようするに、『魔人探偵脳噛ネウロ』の桂木 弥子とネウロです。まわりから見ると険悪そうでいて、じつは和気あいあいとしているような感じ。

しかし、柳沢が行なう あぐりへの罰には「愛」を感じません。
──もちろん、ネウロのほうが、弥子に ひどい拷問をし続けていました。ところが、そこには憎しみや恨みは皆無です。愛情──というよりも美学が込められていました。
愛なき暴力は何よりも醜い。

一生、教師

あぐり自身は、柳沢とは結婚したくないのでしょう。
断わると ものすごく 角が立つ お見合い相手」という言い方は、望んだ婚約者に対する呼び方では ありません。あぐりの本心が見え隠れする言葉です。
天才科学者の先生は あぐりを「従順」だと言う。あぐりの第一印象からも、てっきり「言われた事はハイハイ従う性格」かと勘違いしました。そんな人物を松井先生が描くはずはない。
なにしろ、死神を教師に変えた女性です。ああ見えて しっかりとした芯を持った人に違いない。

あぐりは、この世を去る間際まで生徒を思っていた。
一方、いまのところ、死神は破壊の日々を望んでいる。この死神が、あぐりから どんな影響を受けたのか。

空気が凶器

死神の「壁ドン」お仕置きで気が晴れました!
ロヴロ・ブロフスキ潮田 渚に教えた「猫だまし」に似ています。しかし、威力の桁が違う。防弾の強化アクリル板が まるで無意味です。
渚が得意とする「波長を読む技術」も、元は死神のスキルでした。両方とも殺せんせーが潮田に教えたかったかも? (ヒント: 触手で猫だましは不可)

活性(意味深)

死神に投与された薬品の一部分に聞き覚えがある。
SOD」とは、みんな大好きソフト・オン・デマンド活性酸素を分解する酵素を指す。アダルt ──サプリメント・マニアな自分は すぐにピンと来ました。

さて、死神に注入したのは「SOD 阻害薬」でした。
ざっくり言うと SOD は長寿に関わってくる。それの進行を妨げたことが、殺せんせーの寿命が減った原因の一つでしょう。ほかにも さまざまな改造を施されている。殺せんせーを救う方法は無いのか……。

おわりに

題名は「昔千里も今一里」から借りました。
「昔の人間時代は千里という距離(約 4,000km)は とてつもなく長かった。マッハ 20(時速 24,480km)の超生物となった今では だいたい 10 分間で着ける」といった意味です。文法的にムチャクチャですが(計算も間違ってそうでビクビクッ)。
元の ことわざは「衰えた」という意味しか持っていません。発音に「イマイチ」を含む点も切ない。

[2] このページの一番上へ戻る