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暗殺教室』 第179話 「去りゆく時間」

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優しく ゆれる花は──先生にも似て

学生時代は変化の連続です!
日々、心も体も成長する。良くも悪くも まわりの影響を受けます。そのような環境の中、自分で自分の道を選べる人は幸せだ。もちろん、3年E組の生徒は良い方向へ進んでいくはず。
いつまでも変わらないのは、イリーナ・イェラビッチ烏間 惟臣の「夫婦マンザイ」くらいです。──あ、でも、ビッチ先生の名字は変わっているのかな……?

暴君の末路

柳沢 誇太郎は哀れです。
1人では何も できない体になったから──では ありません。同じようなハンディ・キャップを持つ人は大勢いる。
では、なにが哀れなのか?

彼を支える仲間が いない。それが悲惨なのです。
柳沢の頭脳で あれば、自分自身を完全な触手生物に することも可能なはず。そして、触手細胞に関しても「実用に値せず」という評価をくつがえせると思う。
しかし、いまの誇太郎には その力が無い。気力も起きないでしょう。協力してくれる仲間も友人も いないから──。

もしも、雪村あぐりが生きていたら、と想像する。
きっと、あぐりは柳沢を献身的に介護するでしょう。その結果、力を取り戻した柳沢に乱暴されるとしても、あれだけ ひどい目に会っていても、あぐりなら柳沢を放っておけません。
しかし、その「もしも」は永久に訪れない──。

別れと祝い

浅野 學峯は慕ってくれる教え子がいました。
E組の生徒たちを「弟弟子(おとうとでし)」と呼ぶが良いですね! そうか、永井たちは兄弟弟子に当たるのか。もちろん、池田も「宇宙より高いところ」から見守っているはずです。

元・理事長が教育現場に戻る日も近いでしょう。
E組のシステム問題視され廃止されたけれど、結果的には優秀な卒業生を何人も出しました。
また、おとなしく學峯が処分を受け入れたことから、もう「洗脳」は使わないようです。そんなスキルに頼らなくても、いまの學峯なら学生たちを正しく導ける。

育成の本質

E組の生徒は「成長」したのでしょうか?
本当は、本来の性格に戻っただけ かもしれません。彼らは みんな、E組に来る前から抑圧されていました。いまでは全員が生き生きしている。
それは椚ヶ丘中学校だけの問題ではない。「三つ子の魂百まで」とは言うけれど、親の顔色をうかがう3歳児もいます。いつしか「空気を読める子」と言われるようになり、「大人になる」ことと同一視される。──本当に そう言えるのか?
人間の成長とは何か、今後も考えていきます。

彼と彼女の真相

雪村あかりは、いまだに「茅野」と呼ばれている。
芸名の「磨瀬 榛名」や本名よりも茅野カエデのほうが しっくりきますね。髪の色や役割が変わっても、殺せんせーや みんなと一年間すごした「茅野」は変わらない。


さて、茅野は誰と一緒に来たのか
休憩時間に抜け出してきたカエデは、改札までは誰かと手を繋いでいました。人目が気になるからか、駅で手を離している。さらには別行動を取ったようです。

普通に考えれば、その相手は潮田 渚でしょう。
謎なのは、なぜ渚は旧校舎に来なかったのか? いまさら「潮田と茅野が付き合っているとバレたらマズい」という理由では ないはず。たとえ芸能界には内緒にしても、E組の仲間にまで隠す意味は ありません。

考えられることは2つです。
一つ目は、「渚には別の用事があった」。 しかし、旧友たちとの再会を蹴ってまで急行する用件とは何だろう? 誰よりも忙しい朝ドラ女優より、渚の方が時間に追われているのか?
もしかして、じつは渚は殺し屋になっていて、ターゲットを追っていたりして……!?

もう一つは、「渚とは違う人物と来た」。
こちらの場合は、そもそもE組の生徒では ない可能性が あります。だから「同窓会」には寄れなかった。あるいは、E組の誰か だったら興味深い。
すなわち、トリした展開が起こっていた……!

おわりに

「本当に欠けている三日月」と言えば!
まっさきにアニメ版『うる星やつら』が思い浮かびます。そして、ほかにも多くの作品に登場している。『Dr.スランプ アラレちゃん』や『一休さん』も観ていたのに忘れていた!

作中で月を破壊した作品は『ドラゴンボール』です。
暗殺教室』では、月が欠けた上に縮小してしまう。思い当たる作品は これくらいです。しかし、きっと他の作品でも 月はヒドい目に会っているに違いない!


題名は「去る者は日々に疎し」から借りました。
親しかった友人も、環境の違いで疎遠に なってしまう。携帯電話で やり取りは可能でも、「あのころ」と同じようには付き合えません。悲しいけれど、仕方がない。
それでも、久しぶりに会ったら過去と同じように仲良くできる。まるで昨日さよならしたばかりみたいに
あのころも今も、友だちは友だちです。

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