『暗殺教室』 第 33 話 「球技大会の時間」
ちょうど WBC の時機に球技大会です!
「テレビ見てない歴: 10 年近く」の自分は、「なんか、盛り上がっている、らしい?」くらいの情報しか持ち合わせていませんが、ニッポン・チャチャチャ・ウー!(太古の呪文)
ワールド・ベースボール・クラシック – 日本野球機構オフィシャルサイト
野球のほかにバスケット・ボールでも戦います。
普段はジャージ上下か制服しか見られないから、半袖・半ズボン姿でバスケをする女子が楽しみ! 『To LOVEる』的にポロリも あるかも!?(※ボールを落とすこと)
胸部から無駄な装甲を外した軽量型・茅野カエデの大活躍が来る──か!?
生温かい差別意識
杉野 友人の(元)チーム・メイトが怖かった。
最初は友好的に接しています。だから野球部員は「いい人」ばかりなのかと思いました。渚にちょっかいを出す生徒たち(今回も登場)とは違う。
ところが、杉野をうらやましいと思うほうが、よけいにタチが悪い。人間、同情されたら終わりです。そのことを椚ヶ丘中学の生徒は よく知っている。理事長の教育のタマモノですね。
マンガだからデフォルメされているだけで、「実際には こんなヤツいねェよ!」──と思っている学生は多いでしょう。
社会に出たら、もっと差別意識の高い人は多いぞ──!
そもそも、E 組の杉野でも部活動に参加できる(らしい)点が意外でした。前回までは、部活動をしている風景は見たことがありません。
ただし、どんなに運動能力が あっても、E 組の生徒は試合には出させないでしょう。A-D 組の自尊心を引き出し、E 組に落ちる恐怖心を植え付けるためだけに、参加だけは許可している。
──よく E 組は転校していかないですね!
作戦の妙に期待
球技大会までに日が なかったから、大幅な戦力アップは望めなかったはずです。いくら普段から暗殺のために体を鍛えているとは言え、野球やバスケの技術は皆無な生徒が多い。
そこで、スポーツに精通している人間ほど意表を突かれるような、奇抜な作戦を使うと見ました! (具体的なことは、スポーツに うとい自分には不明)
この作品は、「ギャグ・マンガ」の一面も持っている。
だからといって、「菅谷 創介が改造したボールで変化球を投げる」とか「奥田 愛美が調合した薬物をボールに仕込む」といった手は使わないはずです。
あくまでも野球やバスケのルールに従った上で、読者も納得できる頭脳戦を見せて、しかも読後に爽快感が残る話にするでしょう。
──ちょっと想像しただけで大変さが分かりますね!
おわりに
またもや土屋 果穗が「いい男狩り」をしています。
イリーナ先生だとギャグになるけれど、土屋だと「笑えないほうのビッチ」に感じるのは不思議だ……。コビを売る相手の選び方と、そもそもコビる必要性の有無でしょう。