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ニセコイ』 Vol. 21 「マリーヘ」

Unique
あのころに見せたのは──喜びの涙

万里花が結婚してしまう
一条たちは結婚式を止められるのか? ──その問題解決の前に、冷たい目をした女性が立ちふさがる──。

息詰まる展開が続きます。
ときどき息抜きにマリーの顔芸千棘のゴリラっぷりで笑わせてくれる。この案配がちょうど良くて、悲しくなる場面でも先へ進めました。
だが まだ悲劇は終わっていない──。

第185話 「タタカイ」

とうとうバトル・マンガ路線に転向──か!?
「ジャンプ」のテコ入れでの王道です。「殺し屋 vs. 忍者」の構図も少年マンガらしい。

ラブコメからバトルへの移行は珍しく ありません。
てんで性悪キューピッド』→『幽☆遊☆白書』の冨樫 義博氏など、挙げたらキリが ありません。
一方、バトルからラブコメへ移行した例は、『BLACK CAT』→『To LOVEる』の矢吹 健太朗氏くらいでは?(調べたら山ほど出てきそう)


麻酔銃 vs. 鎖分銅は、完全に麻酔銃が不利です。
サイレンサ(消音器)付きだと弾の速度が落ちる。弾の軌道も一直線(実際には放物線)だし、本田なら簡単に受け止めてしまう。
そんな中、銃の反動をナイフで殺す鶫が良かった! 「本当は非力な女の子」と上手に表現しています。──拳銃なんかより重たい物を何度も振り回していた気もするけれど。

創作の世界では麻酔銃が気軽に使用されます。
ところが現実世界では かなり難しい。麻酔銃の使用は、化学兵器として扱われたり医療行為となったりする。海外ドラマ『24』で得た知識です。
人道的な見地からすると「戦争では非殺傷の武器のみを認める」ほうが良いと思う。サバイバル・ゲーム的な勝ち負けで国土や利益を取り合ってほしい。──それでは(本当は戦争好きな)国民が納得しないかな。

第186話 「ドウシテ」

ここにも怪力娘がいました!
男子高校生を上の階まで放り投げています。千棘の腕力は、人類最強の女性である吉田 沙保里氏と同じくらいかも(意外と現実的!?)。


橘 千花と楽との対面は最悪でした。
なら かわりにあなたが結婚してくれるの?」はキツい。娘の気持ちに応える気は無いと分かった上での質問だからです。
しかし、もっと印象の悪い事態が待っている。


「母親じゃない」というよりも「人間じゃない」。
──千花を見る一条の目が そう物語っています。その場にいたら自分も同じように思う。たとえ どんな事情があろうとも、娘の幸せを願わない母親が存在するだろうか?
納得できる事情や心理を見せてほしいが──。

第187話 「ロウゴク」

万里花の父親まで捕まっていた!
橘 巌は極道者よりもコワモテです。場所柄からして「下手人」と呼ぶにふさわしい。ものすごくシリアスで真面目な場面だけに、離れて見るとシュールです。


橘家の先代達は何を思って あの世へ逝ったのか。
自分たちの子孫を苦しめてまで「伝統や しきたりを守ってほしい」。──そんなことを本当に望んだの だろうか。
それは「呪い」としか言いようがない。


緊張感のカケラもなく篠原 御影が登場です!
本田すら知らない秘密のルートを知っていたりカギまで持っていたりする。いくら何でも他人の家に詳しすぎます! 後述するように「お薬」の調達まで している。

キュゥべえ /人◕‿‿◕人\
「篠原 御影──。君は いったい何者なんだ?」

描き下ろしの看守が笑えました。 たまたま鶫は落ち込んでいる。しかし、本来であれば「二匹の猛獣」よりも恐ろしいコンビです。この程度のオリなんて簡単に壊せるでしょう。
この看守も「女子高校生を牢に閉じ込める」・「その女子高生にオリを破られかける」・「よく効くお薬で眠らされる」といった経験をするとは思っていなかったはず!

第188話 「マリーヘ」

10年前・「あのころ」の思い出が扉絵で描かれます。
ほほえましい絵柄だけに──いまでは悲しく見える。橘家の人間には、かなわない恋こそ最大の「呪い」なのかも。そんなことを考えてしまう。
その呪いをただひとり解ける王子様は、お姫様を救えるのか? 結婚する気は ないのに……。


結婚式の準備が着々と残酷に進む。
地下牢まで純和風なのに、結婚式はキリスト教式です。このチグハグさも橘家らしい。「式など どうでも良い」気持ちが良く表われています。


思い出のマリーゴールドを万里花は身につけるか?
万里花の あだ名・「マリー」はmarigoldから取られました。しかし今では、marry(結婚)の印象が強くなってしまった……。
すべての花嫁は、幸せのために結婚してほしい。

番外編!! 『マジカル パティシエ 小咲ちゃん!!

Dr.マイコーとは なんだったのか……。
世界に平和が おとずれても、小咲に平穏な日々はムリみたいです。いや、むしろ以前よりもトラブる毎日が待っている……!(期待と欲望に まみれた目で)


小咲の携帯電話が気になりました。
本編では「長い長い1-2年」を送っているため、おそらく連載開始時の2011年と翌2012年あたりの世界を描いている。番外編でも同じ時期なのでしょうか?
日本におけるスマートフォンの普及は、2011年では29.3%でした。──けっこう多い。なにしろiPhone初代の登場は2007年です(!)。もうスマホが当たり前に なっている。

小咲がガラケーなのは、家の事情なのかも。
あるいは、「見た目は旧式のケータイ・中身はアンドロイド」である「ガラホ」という可能性もある
つい最近になって自分も11年ぶり(!)にAQUOS SH-06Gに買い換えました。タブレット端末も持っているけれど、やっぱりポチポチとボタンを押すほうがエエわ~。


さ~て、次回の番外編は?(サザヱ)
『マジカル ショコラティエ 春ちゃん!!』が始まる……か!? 本編では出番の減ってきただけに、番外編で脱いで活躍してほしい!

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