L と生ハムメロン

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*DEATH NOTE : page.35 「白紙」
いやはや。今回は、ラストの L のセリフが全てを物語っている。
:L|…………何がなんだか わからない……
それを言っちゃー、という感じだが、こうなる事をライトは計算していたのだろうか。何かメチャクチャになっているんだけど。
これ以上はネタバレになるので、追記に。
**感想


今回、気になる点がいくつかある。
+ライトが拘束された 15 日後、「裁かれた」のは過去の犯罪者か ?
+何故、ライトが拘束された後、二週間も「裁き」がなくなったのか ?
+現在「裁き」を行っているのは誰か ?
一番気になるのは、裁かれたのは、ライトが拘束された後で報道された犯罪者なのかどうか。
もし、ライト拘束前に報道された犯罪者なら、ライトにとって何のプラスにもならないはず。実行自体はデスノートに予定を書いておくだけでできるが、L から見たら「拘束中でも念じるだけで殺す事ができる」と主張すればいいだけ。
ライト拘束後に報道された犯罪者なら、面白くなる。犯罪者を殺したのは、多分、リュークではないと思うので((リュークにメリットがなさそう))レムかな ? ただその場合、「レムが、新しく報道された犯罪者を殺す = キラは別にいると捜査本部に思わせる = ミサの拘束を解くため = ミサの寿命を延ばすため」とならないか微妙。
第三のキラ、というのも少し考えたが……無理があるな。まず、キラの考えに賛同する人間が、都合よくノートを発見し、キラの計画を引き継ぐ、というのが無理がある。そんな計画をライトが立てるわけがない。
リュークかレムが、上記の計画を実行するため、都合がいい人間を探してノートを渡す……というのも無理がある。いずれにせよ、これ以上「キラ」を増やすような計画をライトが立てるはずがない、と思う。
やはり、新しく報道された犯罪者が殺された場合、実行したのはレム、だと思う。二週間も間を空けたのは、完全にライトが怪しい、と L に思わせた後の方が、逆にライトの容疑が晴れるから、じゃないかな。拘束後も今までと変わらずに犯罪者が死んでいく、というのでは逆に怪しむから。
または、拘束されることによって「死神 (という能力)」が他の人間に移る、という風に思わせたいのかも。
—-
今回、L がメロンを食べていたが、アレは「生ハムとメロン」だと思う。で、よく見ると L が口に運んでいるのはメロンだけ。フォークで生ハムをどかし、手でメロンを食べる(ように見える)、というコマがある。
これは、今までの話の中で「L が食べるのは甘いもの・デザート、あとはコーヒー」という描写しかなかったので、今回も徹底しているんだと思う。変なキャラ設定だが。だったらメロンだけ頼め、という感じ。
実際は、「最後に生ハムだけ食べた」のだろうけど、作中では徹底して ”’L は甘いものしか食べない”’、というこだわりが面白い。
**次回の予想
まさに、何がなんだかわからない、という感じ。どうなるんだろう。
次回のタイトルは「親子」。局長が何かする、という感じだが。
長期拘束で、結局何も証拠も出てこない、自白もしないので、局長がライト・ミサの拘束を解くのを要求する、と思う。そこまでは誰でも思いつくが……。
ライトが再び「キラ」になるかどうか、考えると面白い。このままライトがキラに戻らなくても、話が成り立ちそうだから。
拘束を解かれたライトが、L と協同で調査をするようになり、L もライトを完全に信用するようになった直後、ライトが再びキラに……とか。
いずれにせよ、ミサには幸せになって欲しい。今のライトとなら、上手くいきそうだが……。

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