DEATH NOTE page.67「
今回の見所は──急に美人になった夜神幸子(ライトの母親)と、急にガキっぽくなったニア。結構コミカルな回で、色々ツッコミどころの多かった。
シドウは死神界へ。配っているビラの絵は、前にライトの元に届いた絵だろうけど、どうやってそれを持ってきたんだろうか?月の目を盗んで、こっそりコピーしたんだろうか。それにしても、メロを見つけてくれたお礼が、チップとは──。死神にとって価値がある物は、自分の命以外には、*賭けで使うチップ*くらいなんだろうか。
ライトにノートの使い方について質問する、メロとニア。当然ライトはなるべく秘密を漏らさないようにするのだが、あんまりそういったことが続くと、ニアはライトとコンタクトを取るのを止めるような気がする。そうすると、ライトにとっては動きやすくなる──のではなく、メロ側の動きが判らなくなるので、逆に動きにくくなると思う。
**松田がまたやった**(やってしまった)──そんな感じがする、総一郎とメロとの会話シーンだった。松田といえば、「ドジ・頼りない・失敗ばかり」──というイメージが定着しているけど、致命的な失敗は(結果的に)していないし、ヨツバ編では松田の活躍が目立った。結果をちゃんと残したのは、捜査本部では松田くらいではないかな。デスノートのラストは、松田がキラの真相を──というのも面白い。
メロの次の一手は、大統領を脅して何かをさせること。その何かとは、何だろう。──メロにとって一番の望みは、**ニアに勝つ**ことだと思う。ただ、その「勝つ」というのは、ニアを殺すこと、ではないと思う。当面のメロの望みは、ニアよりも先にキラを見つけ、殺すことではないか。ということで、大統領を使って**キラの正体を暴く**ために何かをさせるのでは。Lの二番煎じになるが、「FBIを使って日本警察を探らせる」というのはどうだろう。少なくとも、夜神総一郎と共にキラを追っていた警察官の全員を知ることくらいは、すぐにできると思う。しかし──そういう方向で考えれば考えるほど、わざわざ大統領を使うまでもないような気がする。──やっぱり、ニアのことを探らせるのかな。
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次回は「発見」。シドウがメロを発見した──というのが妥当なところだけど、そう単純ではないだろう。逆に、ライトがメロの手がかりを発見するのかもしれない。
次回はミサが登場して欲しい。第二部になって、*ツインテール*(ツーテール)じゃなくなって性格も落ち着いたように見える。というか、影が薄くなったような──。ハリウッド進出はどうなったんだろう?