『こち亀』の『自己分析の巻』と『偏愛マップ』

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こちら葛飾区亀有公園前派出所 『自己分析の巻』 (週刊少年ジャンプ 2008 年 17 号)

今週の『こち亀』は面白かった! 先々週の『次世代開発戦争の巻』(痛烈な家電批判)といい、たまに素晴らしく面白い回があるので、見逃せません(よく考えると、20 年以上も読み続けているな……)。

「セルフアレンジメント」という、自己分析を軸にした話です。おまいら みたいなネト厨インターネットをよく利用する人なら、「マインドマップ」と言ったほうが分かりやすいですね。

または、斎藤 孝さんの著書、『偏愛マップ』が一番 近いかも。

『偏愛マップ』

要するに、客観的に自分を見るために、自分が興味を持っている物などを図(マップ)にすること、です。詳しくは下記サイトを参照ください。

(余談だけど、上記の画像の「1., 2., …」って個別にクリックできるのが凄い)

大原部長の場合

面白かったのが、両津を始め、みんなは緻密なマップを描いてきたのに、大原部長は こんな感じ。

  • 大原
    • ぼんさい
    • お茶
    • 剣道
    • 書道
    • 仕事
    • 時代劇
    • 将棋
    • 友人

──年長者なのに浅い生き方で、「人生 8 個だけ」と両さんに言われてしまいます。その後、必死に頭を振り絞っても、(間抜けな)2 項目が増えただけ……。

──で、これを見て嗤っているアナタ! 自分でマップを描いてみると判りますが、けっこう出てこないですよ。一度、試してみることをお勧めします。

頭を抱えて、鬱な気分になっても、当方では責任を持てませんが……。

asiamoth の場合

──とか言いながら、自分は、麗子や中川くらい、広がりがあるマップが描けます。

いやいや、これ自慢でも何でもなくて──。ブログやってりゃ、それくらいの興味がある対象が増えますよ。それに、以前から何度もマップを描いているので、「慣れ」の部分も大きいですね。慣れていないと、客観的に自分を見るのは難しい。

てか、オタクだったら両さん並のマップは、すぐ描けるのでは?

まとめ

客観的に自分を見るためにも、定期的にマップを描いてみよう。

『偏愛マップ』でも書いてあるけど、初めて会った人同士でマップを描いて、お互いのマップを交換して話の中心にすると、話が弾みますよ! 倦怠期のカップルにもお勧めです(笑)。

余談

同僚の女性や(元)彼女に、「普段、家で何やってるの?」と聞くと──、けっこう言葉に詰まることが多い。

──そうか、そんなに言いにくいことを──と言うことではなく、結局「── TV 見てる」という回答が ほとんど。「どんな番組?」と訊くと、とたんに活発に話し出したり。

その是非を書くことは置いておきますが(身の危険を感じるため)、それって、どうなん? と思ってしまいます。

(元)彼女と一緒にマップを描いたことがあるのですが、結局、

  • 欲しいもの(ブランドバック多し)
  • 行きたいところ(ランチが美味しいところ)
  • 見ているテレビ番組(イケメンが出てくるドラマ)

と いったところ。そういう女性、多くないですか? その是非を(ry