『美味しんぼ』原作者の「何も案が浮かばない」発言への反応

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生来の天の邪鬼

「親譲りの天の邪鬼(あまのじゃく)で小供の時から損ばかりしている」

という asiamoth です。(──念のために書いておくと、単なるパロディなので、親は変わり者ではありません)

それはそれとして。

自分が好きな物を、多人数が「好きだ」と言うのを見ると、何となくイヤな気がする──。

逆に、好きな物を けなす人を見ると、「分かってないなー(藁)」と思ったりする──。

──そんな自分です。

例えば、大好きな『DEATH NOTE』なんかでも、

「こんな頭が良いなら、もっと賢いやり方があっただろ www」とか、「死神なんて いねぇよ wwwww」とか、「キモイト厨 ■ね」とか──。

そういった感想──というか悪口を見るほうが、何となく安心したり。

「ああ、世間(?)で こんなに言われている作品を、いまだに好きでいられるなんて──(自己陶酔)」

──そういうの、ない?

『美味しんぼ』の親子が和解

そんなわけで、次のスレは、タイトルを見ただけで反応が読めてしまう。

人気マンガ「美味しんぼ」の主人公・山岡士郎と、確執関係にあった父親の海原雄山が「突然」和解した。

雁屋さんは11日、12日のブログ「美味しんぼ日記」で、「スピリッツ」が発売される08年5月12日は「特別な日」になる、と書いている。雁屋さんは、この日を晴れ晴れとした気持ちで迎えていることがブログからうかがえる。

(……)

「以前は机に向かうと、独りでに案など出て来た物だが、いまは体中逆さにして振っても何も出て来ない。脳みそが空っぽになったというのか、硬直してしまったというのか、何も案が浮かばない」などと書いている。

(……)

また、「美味しんぼ」を連載する中で食品業界批判をしてきたが、「倫理観念のない業者、会社が多すぎる」とも書いている。食品業界は「美味しんぼ」での批判を受け入れず、誤魔化すばかりか、雁屋さんを攻撃してきたからだ。

痛いニュース(ノ∀`):美味しんぼ作者「何も案が浮かばない…」

photo

美味しんぼ 102 (102) (ビッグコミックス)
雁屋 哲 花咲 アキラ
小学館 2008-05-30

by G-Tools , 2008/05/15

予想した反応と実際

当然のごとく、

「『美味しんぼ』? ああ、そんなのあったね www」「ワンパターンの料理バトル乙」「雁屋は もうダメだろ……常考……」

という反応が! うわー、怖くて見られない(棒読み)。

──と思って読んでみたら、『美味しんぼ』好きが多くてワロタ。たぶん、スレ主も、作者を非難するレスを期待してスレ立てした、と思うのですが。

『痛いニュース』の管理人さんが削除しているのかもしれませんが、あからさまな中傷は少ないですね。

──けっこう、たたけば いくらでもホコリが出るマンガなんですがね……。離乳食の件とか、輸入米とか、日本酒とか……。

もうちょっとだけ続くんじゃ

原作者によれば、まだ続くようですが、ひとまずは区切りが付いて、おめでとうございます!

──とかいって、『ドラゴンボール』の「もうちょっとだけ続くんじゃ」状態、つまり、まだまだ折り返し地点だったりして。

ファンの正直な感想としては、『美味しんぼ』は 50 巻あたりまでは、神展開の話が多くて、何回読んでも飽きません。それ以降は、本当に「お料理マンガ」とか「食材と健康の豆知識」みたいに なっていますね。

それでも、名場面や名言が多い作品で、これからも ずっと好きで変わらないでしょう。

まとめ

『美味しんぼ』って、どうしても「料理対決マンガ」として見られますが──。

そもそも、「究極 vs. 至高」の対決が始まったのが 15 巻、というのを知っている人、どれくらい いるんだろう。最初は、料理バトルは少なかったんですよ。

あと、栗田さんの名場面は「シャッキリポン」以外にも たくさんあるので、紹介したいなぁ。

シャッキリポンとは – はてなダイアリー