boketeβ(ボケてベータ版)
空前のお笑い(芸人)ブームが到来! ──したのも今は昔。つわものどもが夢の跡。夏草どころかぺんぺん草も生えていない焼け野原に残ったのは、「他人のお笑いセンスを批判することだけは得意なシロート」だった……(ぺんぺん草が夏には枯れる植物であるところが、この段落の笑うポイントである)。
誰もがツッコむ、誰もがボケる(性的な意味や痴呆ではなく)──。関西人というか大阪人には、とくに不快な時代と思われる。それとも「ようやく関東者(かんともん)も笑いが分かるようになったでェ」と喜んでいるのだろうか(こういうエセ関西弁が一番腹立たしいだろう)。
そんな、日本中で「AD からの『ここでボケて』カンペに脊髄反射できる」時代(要出典)にふさわしいウェブサービスが、「boketeβ(ボケてベータ版)」だ。
boketeβ(ボケてベータ版) : 写真で一言ボケるお笑いウェブサービス
見ればすぐに面白さが分かる(このブログとは大違いだ)。
身も蓋もないことを言えば、「pya! みたいなサイト」で伝わる人は多いだろう。どちらが優れているか──と考えるのではなく、両方とも楽しんで欲しい。
株式会社オモロキ
こんな面白いサイトは、さぞかし愉快なところが作ったのだろう──と運営会社を見てみた。

株式会社オモロキ – 会社概要 via kwout
「ちょ w おま wwww 自重しる wwwwww」──と突っ込まれる気マンマン(くぱぁだけに)なロゴマークではないか。ここで安易に突っ込んでは負けだ、と気を引き締めた。
まとめ
「ボケて」と言いながら、画像自体がボケている(写りが悪いという意味ではない)ため、コメントでボケながらツッコミの要素も混ぜる──という高度な技が要求される。少し考えてみると分かるが、万人の笑いを誘うコメントは、かなり難しい。
このサービスで一番面白いのは、複数人の職人が同じ画像にボケられることだ。職人同士に競わせている、ところだろう。
見やすいレイアウトで、どこで何ができるかが分かりやすい。そういったデザイン面でも優れたウェブサービスだ。いつも見る定番のサイトが、1 つ増えた。