SIGMA DP2
SIGMA DP2 が欲しい!
──昨日と同じような事を書いている。でもでもだって、だがしかし──お散歩の相棒に DP2・本気の撮影には Panasonic LUMIX GH1 があったら、ステキじゃん?(キラッと光る、欠けた前歯)
広角の撮影用に SIGMA DP1 があったら、なお良い。まぁ、それでも横木さんのようなスナップショットを撮れるには、10 年くらい修行が必要かもしれないが……。
『シグマ DP1 マニアック・マニュアル』 横木流スナップショット 2 : 亜細亜ノ蛾
とはいえ、無い袖は振れぬ・無い物ねだり・ナイナイとダウンタウン──(おっと、これは無かった事にしてくれ!)というくらい、「先立つモノ」が ないのである。
参考: お笑い芸人相関図
そういえば、定額給付金って、12 万くらいだったっけ? 振り込みは まだかなー(ただし単位はジンバブエ・ドル)。
──いつものごとく無意味な前置きはこれくらいにして、SIGMA DP2 の魅力を見てみよう。
サンプルギャラリー
DP2 のスゴさを味わうには、使ってみるのが 1 番だろう。それは上のリンクからポチってもらうとして──。
実際に DP2 で撮影された写真を見れば、その良さが分かるはずだ。公式サイトに掲載されている画像を見て、腰を抜かして欲しい(そんな人は見た事がないけど)。
サンプルギャラリー | SIGMA DP2 : スペシャルコンテンツ
オッチャンが生やしているヒゲの無駄な存在感! 少女の生活感あふれる肌質!(付いているのは砂? ゴミ?) ところどころ傷んでいる唐辛子!
すべてがウソ偽りなく、「そこに存在している」のだ。
デジタル一眼レフカメラの写真を見慣れている人には、普通に見えるだろう。しかし、手のひらに載るサイズのデジタルカメラで、人形を吊っているテグスまでクッキリ見えるモノは、ほかにない。
- トーリス・ガーリー:
- 「シグマ DP1 があるよ」
お約束のネタは置いておいて──。
DP2 の画像をもっと見たい人には、SIGMA-er の集まる掲示板がある。撮像素子に Foveon X3 を使ったカメラの画像のみを投稿できるのだ(ポラロイド社の x530 はダメのようだが)。ここは毎日チェックだぜ!
Foveon SIGMA SD15/SD14/SD10/SD9/DP2/DP1 画像掲示板
DP1・DP2 を使いこなす
自分はテストのための撮影が嫌いだが、ここまで見せられると感服する。
カメラの本体だけではなく、付属の RAW 現像ソフトの仕様までも深く突っ込んで書いてあるのがスゴい。外付けの小型ストロボの紹介も、ほかで見かけない情報だ。
見れば見るほど、DP1 も DP2 も欲しくなってくるな……。
記録サイズが小さい?
かなり前から DP1・DP2 は気になっていたが、どうしても納得できない事があった。記録される画像のサイズだ。
なんと、DP2 が撮影できる写真は、最大で「2640×1760」のサイズしかない。500 万画素もないのである。
以前から自分は、各カメラメーカの「画素数戦争」にはウンザリしていた。画素数と画質とを取り違えている人には、下記のページが参考になるだろう。
けっきょく、モニタで見る人は、ほとんどの場合は縮小された画像を見る事になる。1000 万画素も必要はない。それに、等倍(100%)で見てあら探しをする人には、DP1・DP2 で撮った写真がピッタリだ。
印刷して飾れるだけのクオリティ
プリントしても DP2 の写真は素晴らしいようだ。ステキなブログを見つけたので紹介する。
- PHOTOYUKI【SIGMA DP2&DP1】(URI が直球!)
せっかく DP2 を手に入れたのなら、やはり「写真機」として扱うべきだ。テスト画像ばかり撮らずに、印刷した写真を額に入れて愛でて欲しい(そうじゃないなら、asiamoth に恵んでは どうか?)。
動画の撮影について
あまり需要がないようなのに、なぜか DP1 に引き続き DP2 でも動画を撮れる。
だれもサンプルを載せないようだが、一つだけ見つけた。下のリンクから DP2 の RAW 画像と動画がダウンロードできる。
Sigma DP2 RAW pack I for download! | Carl Rytterfalk Fotografi
見た結果は、「まぁ、メモ代わりには使えるかな」という感じ。背景のボケは美しいが、それ以上にモスキートノイズのようなモヤモヤ感がある。DVD を圧縮した動画──を もう一度圧縮した、みたいな。
それでも、動画の機能は あった方が良いと思う。
──ひょんなことから旅先で会った女性とつかの間の会話を楽しんでいたが、自分は そろそろ帰りの列車に乗らなければならない。お互いに名残惜しい気持ちで いっぱいだ。見つめ合う二人──には時間がない。連絡先をメモする時間すらないので、DP2 に電話番号と「I miss you…」を吹き込んでもらった──とか。
まぁ、自分は旅にも出ないし(家サイコー!)、初対面の女性と会話を弾ませるだけの話術もないし、そもそも声を掛けるだけの度胸も掛けられるだけの容姿もないし──
なにより DP2 がない。