『バクマン。』 95 ページ 「毎晩と合体」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 35 号)
今回は雄二郎が、本来とは逆の意味で役不足
という言葉を使っています。あの場面は、「港浦じゃ 力不足」が正しい。
これだからアフロは……。
たまたま、NHK の質疑応答ページを見つけました。
現場の疑問 ことばQ&Q 視聴者の疑問 – NHK放送文化研究所
まず、Q&Q
とまつがいなのが笑える(Q&A だろ……)。
あと、この質問の真意は、「放送で間違った言葉を使っているので、謝罪して欲しい」でしょう。誰も解説は望んでいない。
これだから NH■ は……(いまさら伏せ字)。
それにしても、逆の意味を持った言葉なのに伝わるのは、日本語の柔軟性を感じますね。
たとえば──、一昔前の格闘ゲーム・餓狼伝説スペシャルくらいから、〈当て身投げ〉という技が流行りました。これは、〈当て身〉──つまりは打撃を受けてから〈投げ〉るので、〈当て身投げ〉なのです。
しかし、実践では〈当て身〉と呼ばれる。
投げてるのに「パンチ!」と言っているに等しい。
あとは、ラブがコメる(c ヤマカム)マンガにアリガチな、「好き」なのに「嫌い」と言う・デレたいのにツンツンする──のもおなじですね。そうか?
「CROW」も 抜かれます
前回のラストでは、さすがのエイジも焦っているように見えました。『PCP』の──〈亜城木先生〉の絵が変わったことで、アンケートの順位を抜かれる可能性が出てきたからです。
と思ったら、余裕のよっちゃん カラスのカーちゃんです
(『バクマン。 3』 p.19)、でした。この、エイジの不敵な表情が素晴らしいですね! まさにラスボスです。
カンタンに上を行かれるほど、エイジは甘くない。
ただ──、見方によっては、「いままのエイジは力を抜いていたのか」──と言われても仕方がない状況です。
エイジが直したあのページ
とはどんなモノか、この場面では分かりません。しかし、エイジには軽く描き直せる仕事量のようです。それだけで、亜城木夢叶のさらに上を行けるのか……。
この仕事場でのデキゴトは、〈天才マンガ家とおバカな編集者〉をマンガらしく、分かりやすく描いています。そのせいか、エイジがずいぶん横柄に見える。その慢心によって順位を落とすのでは──、とこのページでは思いました。
でも、エイジはヤワな天才じゃない。
秋名くん…
この見開きの 2 ページは、ヤバイですね……。『バクマン。』史上、もっとも奇妙な状況ではないでしょうか。
前回、秋名──岩瀬がエイジの仕事場にやってきたのは、亜城木に有利な情報をもらさないよう、口止めのためでした。つまりは、目的があって、仕事でやって来たのです。ところが今回は──、
単純に、岩瀬はエイジに会いに来た──ように見える。
しかも、岩瀬はウットリとした表情で……。
どちらかと言うと勘がにぶい雄二郎ですら、すぐに気がつくくらい──〈ほの字〉の岩瀬です。しかも、岩瀬はその態度を隠そうともしていない。彼女くらい頭が良ければ、雄二郎の前ではツンとする──という演技くらいするはずでしょう。
恋する乙女の目には、相手しか目に映らない──のか?
きらきらした眼と赤く染まったほおの岩瀬が、ものすごくカワイイ! 普段からこうだったら良いのに──と思いつつも、たまに見せる表情だから素晴らしいのでしょう。
八方美人よりも、恋の一方通行美女が好まれる。
すくなくとも、創作物の世界では。
打合せなら おかしくないか ?
いままで、『+NATURAL』の打合せは、すべて担当の編集者を通して行われるだけでした。『DEATH NOTE』方式、と言えるでしょう。
そんな状態が普通だったから、岩瀬とエイジが同じ場所にいると、違和感がある。しかし、本来であれば原作者と作画
の人が会うことは、当たり前ですよね。すると当然、男女であれば今の状況になる。
もうみなさん(誰)、すっかりお忘れのことと思いますが──、『バクマン。』の原作者・大場つぐみさんも〈女性の姿〉で描かれていますからね。もしも、小畑健さんと一対一で打合せをする機会があれば、男と女の二人っきりですよ!
が、もう、そんなことを思う人はいない。
6 票差の 5 位…
〈絵のウマイ人〉は、ウェブ上で多く見かけます。カンタンに検索でも見つけられますが、[pixiv] や deviantART に会員登録すると、より楽しい。
プロよりもイラストが上手な人は、たくさんいます。自分のスタイルで 描ける
人も、何人かいる。
ただ、仕事として絵を描き続ける人は、ほんの一握りでしょうね。〈まっとうな仕事〉について、趣味で描いたほうが良かったりする。
『バクマン。』の名のとおり──、
マンガ家はバクチ打ちです。
そんな状況は、良くないと思うのですが……。
シュージンはずっと、やっぱりサイコー すげーよ
と言い続けています。これが──イイ!
素直に人を褒められる人は、ステキだ。
プライベートでも仕事でも、パートナや友だちを褒め続けることは、それだけで幸せだと思います。そういう人には、幸運が寄ってくることでしょう。
いつも、他人の欠点を探していませんか?
大丈夫だと 思います?
新妻エイジの鼻に、は、鼻水がっ! 最初は、トーンがついているか、作画のミスかと思いました。しかし、後半を見れば分かるとおり──、マジバナです。
岩瀬が離れたのは、鼻水のせいなのか。
この場面の岩瀬もキュートです。デキの悪い子(エイジ)に勉強を教えている、家庭教師みたい。
あるいは、作家先生を見守る、メイドか。メイド服の岩瀬が頭に浮かんで、ほんのり幸せなヒトトキを過ごしました。
ここまでも、ここからも、エイジが描き直したこのページ
の内容を隠しています。これは、すごく気になりました! もしかして、「わぁ~お」な『To Loveる』的ページなのか? 新妻エイジの新境地!
まぁ、エイジも人の子・男の子です。彼だって、福田と一緒に『To Loveる』に萌えていた。当然のように、女性に興味があると思うのですが……。それとも──、対象は二次元だけ?
今後、そのあたりが明かされるのかどうか、注目です!
コメント
エイジの鼻水…。
伏線とかでなければいいですけど。
ユピーが鼻血出した時のことを思い出します…。
>> ゴンザレスさん 江
え、まさかの〈エイジが病気フラグ〉ですか!?
入院したエイジの手を握って一緒に頑張るのは、
アフロなのか岩瀬なのか……。
そういえば、
昔の子どもが青っパナをたらしているのは、
栄養不足だと聞いたことがあります。
エイジは、ロクな物を食べてなさそうだなぁ……。
〈岩瀬の手料理フラグ〉ですかね。
あと──、ここ 1 か月ほど、
ブログコメントを通知するメールが
迷惑メール判定されていて、
コメントに気がつかず、スミマセンでした!
Google(Gmail)には、
このブログがスパムに見えるらしい……。