バクマン。 #171-2 「マイクと台本」 模擬とノック

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『バクマン。』 171 ページ 「マイクと台本」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 16 号)

Macadam bébé
ノックを忘れると──思わぬモノを見る

ブリティッシュな服装が よく似合っている亜豆の妹・美奈は、高校生くらい──または中学生に見えます。なぜか頭の中で「合法なんとか」といった単語が飛びはねている……!

ただ、亜豆が中学生のころに姉妹で並んでいた感じからすると、せいぜい 2-3 歳くらいしか違わないはずです。「亜豆が妹の成人式に付き合う」みたいな話があった、ような……。

美奈のほうが先に結婚して家を出て行く──という可能性も あり得ますよね。なんの脈絡もなく、なぜか新妻エイジの新妻になって欲しい! かも。

一人一票か

おまいら──もとい石沢秀光が またキター! 前回まででアッサリと消えるかと思いましたが、彼には もう一暴れくらいして欲しいです。

何多良幹羅(なたら かんら)が「タラちゃん」と呼ばれてて笑えました。なるほどー。この書き込みが石沢っぽいですね。というか、亜豆よりも何多良のほうが(3 歳ほど?)年上だったのか……。

コッテコテの声優オタクな石沢たちは当然として、一般人の反応も「かわいい声優に投票する」意見が大半になりそうです。本番の演技を聞いた後で、この意識は変わるのだろうか……。

いや 何でも

「ダンナが青い顔」→「急いでパソコン閉じる」→「隠し子発覚!?」──とカヤは思っていたりして。これだけ一緒にいる時間が多かったら、浮気どころか人と会うことすら出来ないでしょうね。

歴代「ジャンプ」主人公で断トツの極悪さを誇る、『DEATH NOTE』の夜神月であれば、それでも 16 股くらい可能ですケド。

(ドーデモイーけれど「二股」って、これ以上ないくらい超直球のシモネタだよね)


この「模擬投票」は、不正行為でもなんでもないけれど、実際の投票に影響を与える可能性が高い。たとえば、声優に くわしくない人がこの結果を見たら、つられて何多良や大月に入れてしまいそう。

ただ、声優好きの人達が投票して 5 位には入れたのだから、亜豆は かなり良い位置です。本番でも彼らは亜豆に投票するでしょう。なんとか善戦する──かなぁ……。

いよいよ 明日 だな

自分たちが達成してきた困難さよりも、亜豆のほうが険しい道だった──とシュージンは語る。たしかに、亜城木夢叶がピッタリと息の合ったコンビだからこそ、ここまで来られたのでしょう。

亜豆は、たったひとりで夢に あと一歩まで来ました。サイコーたちや読者の知らないところで、数多くの努力と苦労を重ねてきたのでしょうね。寂しい思いも、北国の雪ほど降り積もってきたはずです。

ふと、中学時代からサイコーとの接触を避けてきたのは、本当は亜豆が甘えたがりだからかな──と思いました。離れていたからこそ、2 人とも うまく付き合えたのかも。

夢の マイクの前か

ここまできただけでも 幸せだって思わなきゃ いけない」──だなんて、なんだか最近のサイコーは、妙に弱気な発言が多い。本当の幸せをつかみ取る直前になって、心の どこかで恐怖を感じているのかもしれません。

結婚前の男性には よくあること──とも言える。

シュージンが言うように、夢について語った亜豆の言葉は、視聴者だけではなく亜豆自身にも向けられています。人を応援することで、自分の心も盛り上がったり満たされたりしますからね。

バクマン。 #168-4 「訂正と宣言」 声優生命と CM | 亜細亜ノ蛾


またもやサイコーは、亜豆にメールも電話もしないつもりですよ! 気持ちは通じ 合ってるからこそ、声が聞きたいことも あるのに……。

サイコーが女心を理解する日は──永久に来ないと思うから、亜豆は「防御力: 255」なヘルメットで自分を守るしかありませんね。

ノックしてから ドア開ける

公開オーディションを目前に控えた夜に、なぜか「まっさらな台本」──という意味が見抜けなかった! せっかく「絵で語っている」のだから、ちゃんと受け取りたかったです。ちょっぴり(霞ヶ浦の面積くらい)くやしい。

賭けても良いけれど、大場つぐみさんのネームには──この台本にギャグが書いてあるはず! そして横に「本当は真っ白です」とか注意書きがあると見た! こういう しんみりした場面ほど、笑いを取りに来る人です。


この作品が『To LOVEる』だったら、ノックせずに入ってきたのは──お風呂場だったでしょうね!

美奈が「お背中(以外のトコロも)流します!」とか なんとか言って、お風呂なのに「姉妹水入らず」な風景が見られたのになー。──どうですか?→各位