『暗殺教室』 第 14 話 「テストの時間」
やっぱりバトル編が来たか!?(ガタッ)
──と思わせる演出が楽しい回でした。しかし、受験生にとっては かなりリアルな表現に見えたのでは? 今回の話を笑って読める人は、もうすっかりテストのことなんて忘れた大人か、試験を放棄した子どもだけだったりして。
テスト用紙という「二次元の世界」では、「現実味のない話」が展開されている。──なるほど、ファンタジィなゲームと よく似ていますね!
カオスちゃんねる : あ、こいつ数学、算数のたかし君だな、と思った時
試験は怪物
テストの問題が正体不明の モンスター
に見える──。
これは、問題文を理解できないことが原因です。そう、数学でも理科でも、国語──日本語の読み書きという基本が重要になる。
殺せんせーから受け取った「第二の刃」を使って、スラスラと問題を解体していく潮田 渚たちの姿は心地好かった!
進研ゼミのマンガや『ドラゴン桜』のように問題文そのものを出さなくても、ちゃんと問題に立ち向かった『暗殺教室』は素晴らしい!
日本語を書く能力
社会に出てからは「日本語を書けること」が重要です。魅力的な文章が書けるだけで お金を稼げる。報告書や企画書にも文章力が必要だし、副業でブログを書いても収入を得られます。
どうせ嫌儲()の人たちも、「(電車や車で)身動きを取れないように拘束」されたり、「自分の首を(ネクタイで)絞め」たりしながら、「遊ぶ金 欲しさ」に働いているはず(もっとタチが悪いのは「嫌儲でニート」)。
みなさんは、「嫌儲」とかいう おバカさんに ならないように気をつけましょうね! よーく考えなくても お金は大事だし、楽しく稼いだほうが幸せです!
理事長も怪物
正攻法でテストに挑んだ E 組に対して、理事長の浅野はズルい手を使いました。──進学校の教育方針からするとギリギリ許される──という ところがイヤらしい。
ただ、理事長自らが 教壇に立
つことで、ようやく E 組の 50 位入りを阻止できた──とも受け取れます。いまの E 組には、そこまでの学力が付いている(※ただし寺坂 竜馬を除く?)。
最後の場面では心を新たにした先生と生徒に なごんだけれど──、期末テストでは理事長たちの妨害行為がよりヒドくなりそうです。どんな手を使ってくるのか──。
イリーナ先生がスライムに襲われたり、茅野の制服が紙製に なったり、赤羽 カルマと渚が【自主規制】になったり──、そんな To LOVEるを仕掛けてくるかも!?
おわりに
──というわけで、土曜日に「ジャンプ」が発売されていたことを忘れていましたー! あまりにも悔しいから、来年・2013 年も含めて、月曜日が休みの日をすべてチェックしておきましたよ……。
「ジャンプ」の週刊連載では、担当の編集者によるアオリ文が楽しい! 今回の「で KILL (きる)まで殺(や)る、それが勉強 !!
」は とくに秀逸でした。
コミックス版 『暗殺教室』では、おそらくハシラの文はカットされているでしょうね。特集ページを作って まとめてくれると良いなぁ……。