バクマン。一覧

バクマン。 #21-3 「壁とキス」 楽しげな見吉とすねるサイコー

『バクマン。』 21 ページ 「壁とキス」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 08 号)

Goodnight CreativeCommons Attribution-NonCommercial-NoDerivs License, Aphrodite

今回の感想では、すべてのページで見吉が登場している。後半でも再登場するし、見吉がこれほど出てくるのは後にも先にも無いのでは。もっと活躍する見吉を見たい。

飛び抜けた人物たちが身近にいて、見吉は肩身の狭い思いをしている。そうは見えないところが、一部の読者には不評のようだ。サイコーとシュージンのジャマをしているように見られる。見吉の良さは「普通の女の子」であることだと思う。高校生の女子として、普通の行動を見吉は取っている。

マンガに対して極端な考え方をするサイコーと、普通のカレシ・カノジョとして振る舞いたい見吉の間で、なんなくバランスを保っているシュージンは超人である。ほかの人間なら押しつぶされそうだ。

それに、毎日毎日マンガのネームを書けるなら、絶対にシュージンは単体で原作者や小説家として売れるような気もする。それを言っては終わりだが……。

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バクマン。 #21-2 「壁とキス」 あわてるシュージンと夢見る見吉

『バクマン。』 21 ページ 「壁とキス」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 08 号)

Kaminarimon, the outer gate CreativeCommons Attribution License, rdesai

「21 ページ」の感想も、まだまだ中盤である。後半は、もっと書きたいことが多い。今週中に書き終わるだろうか……。

自分は、今週に入ってからウェブブラウザの調整をずっと行なっている。どうしても気になる部分が直らない。いろいろと短絡的な方法を試して失敗し、けっきょくは余計な時間を費やした。そのせいで、休みの日にも遊びに行けず、感想も遅れがちだ。──と思ったけど、休日を家で過ごすのも更新をサボるのも、いつものことだった。

昔から、「急がば回れ」という。普段は気長なのに変なところで短気な自分は、いつもこの言葉を後悔と共に思い出すのだった。

今週号の『バクマン。』も「急がば回れ」な話だった。前回までは急展開の連続であり、サイコーのデビューを焦る気持ちをあおってきた。それがここに来て、一見すると何歩か後退したように見える。しかし、サイコーとシュージンの将来にとって、きっと良い方向転換になるだろう。

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バクマン。 #21-1 「壁とキス」 期待の圧力と見吉の迫力

『バクマン。』 21 ページ 「壁とキス」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 08 号)

Bobbys CreativeCommons Attribution-NonCommercial-ShareAlike License, What What

「壁キス」というタイトルだと、なんだかむなしい映像を想像し、苦笑してしまう。いつもの通り、「a and b」 2 つの物を並べているだけなのだが(この文の「と」の使い方いい、日本語は難しい)。

マンガ家を目指してから最大の壁にサイコーとシュージンは ぶつかっている。前回のラストで盛り上がった感情は、どこへ行ってしまったのか。

そんな 2 人の空気に感染したせいか、自分もスランプだ──と更新が遅れた言い訳をしておく。本当は、ウェブブラウザ(Firefox 3.1)の設定が急に異常をきたし、直すのに数日を要したのだ。自分のような人間は、少しでも「いままでの環境」が崩れると、やる気がなくなってしまう。または、なんとか環境を改善する方向にすべての力を費やし、ほかを放棄する。

プロの作家──とくに週刊で連載しているマンガ家は、仕事道具が急に壊れたら、どうするのだろうか。「今週号の○○は、作者お気に入りのペン先が売り切れのため休載です」という断わり書きは、少なくとも自分は見たことがない。自分としては、「作者取材のため」よりは納得できるのだが。

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バクマン。 #20-4 「未来と階段」 亜豆のデビューと悔しがる 2 人

『バクマン。』 20 ページ 「未来と階段」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 06・07 合併号)

john singer sargent: carnation, lily, lily, rose
CreativeCommons Attribution License, freeparking

面白いマンガとは何か? 最近、よく考える。

面白いマンガについて誰かに聞くと、たいていは「好きな」マンガの名前を挙げる。それも当然である。けっきょく、多くの人に好かれるマンガが、面白いマンガなのだろう。とすると、ヒット作品・売れたマンガこそが、面白いマンガということになる。──この結論に違和感を感じないだろうか?

『バクマン。』は最高に面白し好きなのだが、少し気になる点がある。

──サイコーもシュージンも、最近はちっとも楽しそうにマンガを描いていない。初めてマンガ作品を仕上げたときの感動は、どこかへ行ってしまった。マンガを描くのが日常で、入賞するも当たり前に感じている。

そんな 2 人を見て、それでもマンガ家を目指す子どもたちは、いるのだろうか。いるとしたら──将来は有望だ。そう、プロの世界は甘くない。だからこそ、面白いし目指したくなるのだろうな。

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バクマン。 #20-3 「未来と階段」 情熱の服部と冷静な 2 人

『バクマン。』 20 ページ 「未来と階段」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 06・07 合併号)

Red Passion
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まだ「20 ページ」の感想が書き終わらない。なにしろ、今回の感想は 3 ページ分しか書いていない。いったいどうなっているんだ、と自問自答する。

やはり、ブログを日課として毎日書き続けていないと、勘がニブる。自分の場合、「筆が進まない」(本当はキーボードだが)のではなく、書きたいこととは違う文章を延々と書いてしまう。結果、『バクマン。』の感想を書いているのか、自分語りなのか、何なのか分からなくなる。

そんな書評は、アルファブロガになってから書けばよいのだ。ヒゲでも生やして(誰のこと?)。

だいたい、この前置き自体が不要だよな──と思いつつ、感想を書いた(ちなみに、上の画像は今回のテーマに合わせて「情熱 passion」のイメージ)。

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バクマン。 #20-2 「未来と階段」 『私の天使』と金未来杯

『バクマン。』 20 ページ 「未来と階段」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 06・07 合併号)

今回、シュージンが「カブるの怖がってたら 何も描けない」と語っている。その通りだ。

しかし──今週号のジャンプは いつもよりネタがカブっていた。ここで挙げておこう。

  • 天使が活躍する話
    • 『バクマン。』(p.219)
    • 『いぬまるだしっ』(p.307)
  • 「新春 4 コマ祭り 2009」で「ネタがかぶる、というネタ」
    • 『こち亀』(p.130)
    • 『ネウロ』(p.132)
  • 誰もが忘れかけていたキャラが登場
    • 『ONE PIECE』(p.61)
    • 作品名はヒミツ(p.140・左)
  • 新妻エイジ
    • なぜか p.158 にもいる(ネタバレ? なので作品名は隠した)
    • それ、カブりじゃなくてパクr

まぁ、予想通りに「こじつけ」になってきたので、もうやめる。正直、スマンかった!

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バクマン。 #20-1 「未来と階段」 シュージンの心遣いと落ち込む見吉

『バクマン。』 20 ページ 「未来と階段」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 06・07 合併号)

待望のコミック 1 巻が発売された。一般的なジャンプコミックスの大きさだが、たった「7 ページ」分しか収録されていない(さて、このトリックが解けるかな……)。

バクマン。 1 巻「夢と現実」 大場つぐみと小畑健がもう最高! : 亜細亜ノ蛾

良い機会なのでまとめ記事を書く──つもりだったが、代わりに素晴らしいまとめ記事を紹介する。

マンガがあればいーのだ。 「バクマン。」によって明かされたジャンプシステムをまとめてみる。

「クイック・ジャパン」に大場つぐみ・小畑健のインタビューが載っているそうだ。これは読んでおかねば!

photo

クイック・ジャパン81 (Vol.81)
浦沢直樹
太田出版 2008-12-12

クイック・ジャパン78 (Vol.78) コンティニューvol.43 ライブミランカ ウッチャンナンチャントークライブ2007~立ち話 [DVD] クイック・ジャパン80 クイック・ジャパン79 (Vol.79)

by G-Tools , 2009/01/07

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バクマン。 1 巻 「夢と現実」 大場つぐみと小畑健がもう最高!

『バクマン。』 コミックス 1 巻「夢と現実」

祝・『バクマン。』のコミック 1 巻の発売! こいつァ春から縁起がいいワイ(三重弁なまりの江戸っ子)。

このコミックの見どころは、なんといっても「大場つぐみ・小畑健によるネーム」である。マンガ家のネームを見られる機会が少ない上に、神のようなお二方のネームが見られるのだ。

そのネームが、もう……。

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バクマン。 #19-3 「デビューと焦り」 不安な亜豆とズレたサイコー

『バクマン。』 19 ページ 「デビューと焦り」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 04・05 合併号)

誰もが手軽に他人を評価する世界に生きている。

テレビを見ればゴシップに笑ってタレントの評価を下げ、ネットを見れば匿名の書き込みで昔の歌手を再評価する。人の意見で簡単に左右され秒単位で上下する評価に、一喜一憂する人たちが多い。

昔は評価する側の人間がほとんどだった。「テレビの向こう」は別世界だったのだ。

今では「ネットでデビュー」する人が増え、ネットで評価する機会は さらに増えた。不特定多数に評価されたい人には、間違いなく「いい時代」だろう。自分には理解できないが……。

サイコー・シュージン・エイジ・亜豆と見吉との差は、「夢を目指す者とあきらめた者」と以前に書いた。評価をされる立場かどうかの違い、と見ることもできる。評価をされ続けて生き残る世界──何とも過酷だ。

今回でようやく「19 ページ」の感想を書き終えた。そこでいま気が付いたが、合併号なので来週はジャンプが出ない。しまった、もっとゆっくり感想を書けば良かったか……。

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バクマン。 #19-2 「デビューと焦り」 澄んだ目と主人公

『バクマン。』 19 ページ 「デビューと焦り」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 04・05 合併号)

何度でも書くが、サイコーは自分勝手である。知り合いだったら付き合うのが大変だ。シュージンはエラい。

しかし──よく考えると主人公キャラは自分勝手なものである。「みんなの意見を尊重して自分は影に徹する」みたいなキャラがいたら、主人公は やっていけない(最近始まったマンガを批評しているわけではない)。

現実世界でも、たとえば天才は勝手気ままだ。われわれ凡人のように、余計なシガラミがまとわりついていない。そして、澄んだ目をしている。自分も子どものころは、そうだったのだろうか。思い出せない……。

昨日に引き続き、「19 ページ」の感想を書いた。そして、また明日にも続く……。

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