小畑健一覧

バクマン。 #153-2 「世界と相手」 チェンジとチャンチャラ

『バクマン。』 153 ページ 「世界と相手」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 47 号)

Silver Persian Chinchilla Kitten
チャンチャラおかしいって──私のこと?)

亜城木コンビの態度が、すこしだけ気になりました。

自分たちの作品である『REVERSI』の連載について話しているのに、他者の作品──新妻エイジの『ZOMBIE☆GUN』を引き合いに出している。

いや、当然の主張ではあるのですが、いつもの 2 人なら、『REVERSI』のことだけを話すはずです。亜城木らしくない。

たとえば、「『ZOMBIE☆GUN』は読み切りのつもりで書いた」なんてエイジが言いだしたら、サイコーもシュージンも『REVERSI』の連載を あきらめるのでしょうか。そうは ならないはず。

うわ……私の感想、気にしすぎ?

続きを読む


バクマン。 #153-1 「世界と相手」 ぶっち切りと隙間

『バクマン。』 153 ページ 「世界と相手」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 47 号)

#cat ベッドの隙間、下から殴られることもあります。
(すき間にこそ──良いモノがあるかも)

今週号の『バクマン。』はセンタ・カラーでした!

時期的にハロウィンのネタで来るか──と思いきや、それぞれの作品の特徴を優先させましたね。『ZOMBIE☆GUN』の主役はオレンジ色が強調されていて、少しだけハロウィン(のカボチャ)っぽい配色かな。

『REVERSI』の黒悪魔・白悪魔は、読み切りの時にはサイコーとシュージンに似ていました。このカラーだと、それほど似ていませんね。

──いや、この黒悪魔は、じつは「本来のオレは これくらいの美形度!」という願望なのかも。

扉絵の裏をめくるとアニメ情報のページ・『アニマン。』があり、アニメ版『スケットダンスに亜豆美保がゲスト出演するとのこと……!

さらには、アニメ版 『バクマン。のなかで、『SKET DANCE』に出演中の亜豆をサイコーがネットリとストーキング、ではなく見守る場面もあるそうです。メディアがミックスしていますねー。

カラーのページについて、すこし思ったことがあります。それは──。

続きを読む


バクマン。 #152-4 「相乗効果と新記録」 可哀想とビリ

『バクマン。』 152 ページ 「相乗効果と新記録」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 46 号)

運動会
(たとえビリでも──「かわいそうな子」などいない)

雄二郎の最大の長所は、分かりやすさです。

サイコーは、自分で「人見知りする」なんて言っているわりには、慣れた相手には遠慮しません。シュージンは秀才キャラのようでいて、ちょっと抜けたところがあります。カヤは脳天気キャラのようで、かなり繊細だったりする。

こうやって 1 人 1 人を見ていくと、表面からは想像しにくい奥深さが全員にあります。平丸一也でさえ、何度かマジメな表情を見せました。

それは人間だったら誰でもそうだけれど──、雄二郎だけは、裏表がないように見える。今回も、じつに彼らしい態度で面白かった。

続きを読む


バクマン。 #152-3 「相乗効果と新記録」 つけたしと特別扱い

『バクマン。』 152 ページ 「相乗効果と新記録」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 46 号)

Abandoned White Puppy Dog with Special Needs
(たしかに──特別に扱いたい存在)

なんと、今回は亜豆美保が登場する……!

──と書くとネタバレですが、こんな情報がネタバレとして書きにくくなる状況も、なんだか異常事態です。

亜豆って、ヒロ……イン……?

そんな疑問を大増量するかのような、彼女の態度に注目です! 愛情(悪意?)たっぷりの感想を書きました。

続きを読む


バクマン。 #152-2 「相乗効果と新記録」 ディフォルメとヒロイン役

『バクマン。』 152 ページ 「相乗効果と新記録」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 46 号)

Immaculate Peach
(ヒロインも──ディフォルメされたほうがいい?)

服部哲(あきら)と服部雄二郎(アフロ)を指す「W 服部」という呼び方には、ちょっとした秘話がありました。同じ名字の人がいる職場なら、どこでもある話でしょうね。

似たような話が、『美味しんぼ (48)』に収録されています。この作品らしい展開で、おもしろかったなぁ。

「夫婦別姓!?」 あらすじ – 美味しんぼ塾ストーリーブログ

どっちか異動 させろといったセリフを『美味しんぼ』で言ったのは、副部長でした。まさか、鳥嶋取締役と富井副部長が同レベルの発言をするとは──!

続きを読む


バクマン。 #152-1 「相乗効果と新記録」 頭脳戦と読切枠

『バクマン。』 152 ページ 「相乗効果と新記録」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 46 号)

Othello!
(白と黒だけが──生存を許された世界)

「亜城木夢叶 vs. 新妻エイジ」という図式で、最初から最後まで話が進みました。今回も、熱いぜ……!

両者の新作については、前回で内容が語られています。しかし、タイトルが決まっていなかったので、「亜城木の悪魔のマンガ」とか「エイジのゾンビ物」などと書く必要があって面倒でした。亜城木夢叶が悪魔みたいだし!

両作品ともタイトルが決まり、いよいよ本格的に連載へ向かって進み始めました! 今後も、亜城木とエイジのライバル同士が ぶつかり合う展開になるのでしょうね。

毎週毎週、「ジャンプ充」でシヤワセです!

続きを読む


バクマン。 #151-4 「ゾンビと悪魔」 個人の思想と遠まわり

『バクマン。』 151 ページ 「ゾンビと悪魔」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 45 号)

思想者
(個人の思想が一番大事だと──私は考える)

「オレたちの戦いは これからだ!」みたいな終わり方をしていて、ちょっと不安でした。も、もしかして……。

──いやいや、ちゃんと最後まで描いてくれますよね? →大場・小畑 両先生

亜豆美保が自分の孫に向かって、「そのマンガ おじいちゃんが 描いたのよ(遠い目)」と昔を懐かしむ場面まで──(次回がコレだったりして)。

続きを読む


バクマン。 #151-3 「ゾンビと悪魔」 不快と脱皮

『バクマン。』 151 ページ 「ゾンビと悪魔」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 45 号)

Green Grocer Cicada
(古い自分を脱ぎ捨て──来年も頑張りたいな)

読む前までは面白いマンガなのか疑問だったけれど──、読んだら面白い! そんな作品のほうが、いつまでも心に残ったりします。

自分にとっては、まさに『バクマン。』が始まる前に不安なマンガでした。第 1 話目の感想も、思いっきりイチャモンから始まっている。

バクマン。 #1 「夢と現実」 大場つぐみと小畑健の新連載! | 亜細亜ノ蛾

それが今では、1 週間の半分は『バクマン。』の感想を書いています。こんな日々が来るとは想像も──、いや、「1 ページ」を読み終わった時点で予感していましたケド。

続きを読む


バクマン。 #151-2 「ゾンビと悪魔」 人間バージョンと複雑な話

『バクマン。』 151 ページ 「ゾンビと悪魔」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 45 号)

Christmas Cat */* Gatinho Natalino *** + de 40 mil visitas em 1 mes!
(こんなサンタなら──人間じゃなくても いいな)

主人公に 洗脳されちゃうで あろう ちょっと 可愛そうな ヒロインという設定だけで、ご飯が何杯もいけちゃうじゃないですか……! そう強く思った一場面でした。

このエグイ設定を「味付け」程度に使うと、亜城木夢叶の強力な武器として使えますね!

おそらく新妻エイジからは、こういった発想は絶対に出てきません。彼のことだから、どろどろした人間関係を描いた作品も観ているはずだけれど、作品には表われない。

作家のインプットとアウトプットは、別口なのです。

続きを読む


バクマン。 #151-1 「ゾンビと悪魔」 協力的と正義感

『バクマン。』 151 ページ 「ゾンビと悪魔」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 45 号)

The Avengers
(正義の姿も──ひとつではない)

今回は かなり話が動きました!

『バクマン。』は いつも展開が早く、次から次へと新しいことが起こる。それが今回は、同じテーマのままで深く深く描いていく──という感じが良かったです。

新妻エイジの元気が満ちあふれている姿も面白かった。ノリノリの彼が出てくると、画面が動く動く! まるで彼に合わせたように、サイコーとシュージンまで派手なアクションが多くて楽しい。

動画で言うと、動きが激しすぎてブロックが見える感じです(分かりにくいな)。なんとなく、アニメを意識しているのかな──とも思ったり。

続きを読む