質問一覧

無人島に漂流した 5 人──悪いのは誰だ? 行動しないことの是非

悪いのは誰? – ある無人島漂流の物語

Treasure Island / The Island, Version II
CreativeCommons Attribution License, Aaron Escobar

id:takerunba さんの記事が軽く炎上していて驚いた。なぜか?

悪いのは誰? – ある無人島漂流の物語 – タケルンバ卿日記

まずは上の記事を読んでいただきたい。そして、自分なりの考えを持った上でここから先へ進んで欲しい。

2009-01-26T02:20:33+09:00 追記

あまりにも自分の文章が伝わらないのが悲しい今日この頃……。この記事は、下の 3 つの要素から成り立っている:

  • 会社の研修の場において性的な話をすることの是非
  • 「無人島漂流の物語」そのものに対する意見
  • メレ子さんとの会話で自分との認識の違いに驚いた

どうか、この 3 つを別々に切り離してお考えいただきたい(ズルい?)。そうではないと、「片思い男批判が性別問わずない(実際には複数ある気が)ことから始まった話が、なんで”女には”って結論になるかわからない」となってしまう。なるべく別々の話として伝わるように書いたつもり(以上、と書いて話を区切っている)だったが、分かりにくかったようだ。申し訳ない。

念のため、上の 3 つに対する自分の見解を先にまとめておく。お互いに矛盾をしていないはずだ。

  • その会社の社風(フランクな職場?)が分からないし、なにより本題ではないので深く言及しても仕方がない
  • オモ男(後述)が自分に似ていてイヤだ
  • (メレ子さんが一般的な女性の考え方をしているという前提で)女の度量の深さには勝てない

その上で、文章の真意が伝わる・伝わらないとは別に、「この記事には男女差別の視点が入っている」という指摘は甘んじて受け入れる。

疑問の正体

さて、自分が疑問に思ったのは「はてなブックマーク」での反応だ。

はてなブックマーク – 悪いのは誰? – ある無人島漂流の物語

どこが疑問なのか。下の 2 点である。

  • ある方からの伝え聞きを書いただけなのに、なぜかタケルンバさんを dis る空気が流れていること
  • 妻に思いを寄せる男性に対して非難の声がないこと

順を追って説明しよう。

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質問するのも答えるのも苦手/ みんなテレパスになればいいのに

質問が苦手

ひとに質問することが苦手だ。できれば一生、質問はしたくない。人からの質問も聞きたくないのが本音だ。

過去に下の記事を書いた。これを読んで、「この人は、さぞかし質問が上手なことだろう」──と思った方は、申し訳ない。無理です。シツモン? 何それ、食えるのか?

医者との会話

たとえば、こんなことがあった。真夏に健康診断へ行ったときのことだ。あの日は熱かったなぁ──(望遠)。

高齢の医者から検診を受けた。医者に言われるままにシャツをまくると、厚着であることを指摘された。

医者「こんなに暑い日に、ずいぶんと厚着じゃないか。汗もかいている」

自分「あ、これ、腹巻なんですよ」(布地が腹回りにしかないことを見せる)

医者「なんでまた──」(腹巻なんかしているのか、という表情)

自分「えっと、自分は足が冷えるので、本で調べたら『腹巻をするといい』と書いてありました」(『心もからだも「冷え」が万病のもと』 簡単な「冷え」退治法 : 亜細亜ノ蛾

医者「足が冷えるなら、お腹の周りを温めるといいですよ」

自分「そうですか」

医者「そう、たとえば──腹巻をするといい」

その医者は、患者に的確なアドバイスが出来た満足感から、じつに良い表情をしていた。

──しかし、医者と自分の会話を要約すると次の通りだ。

足が冷えるので腹巻をしているようだが、足が冷えるなら腹巻をしたほうが良い

自分が人に質問すると、このような結果に終わることが多い……。

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きちんとした質問が できない人たち

質問にきちんと答えられない人たち

駄文にゅうす』さんの ところで取り上げられた質問にきちんと答えられない人たち : 亜細亜ノ蛾が、凄いアクセス数に なっていてビックリ。ありがたい限りです(それにしても、たった一行で 1,000 アクセス強か……)。

二年以上前に書いた記事で いまと文体が違っているけど、「質問に きちんと答えられない人たち」に対する感想は、あまり変わっていません。まぁ、「世の中には色々な人がいるのだな」と気にしなくなったくらい。

きちんとした質問が できない人たち

ただ──、世の中には「きちんとした質問が できない人たち」も多いのでは? とも思う。

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質問にきちんと答えられない人たち

[[教えて!goo] 完全にプライベートな日記として公開せずに使えるブログ](http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1577266 “[教えて!goo] 完全にプライベートな日記として公開せずに使えるブログ”)
あー、本当にこういうやりとりはイライラする──という話。質問者の意図と異なる回答をする人が多くて驚いた。
質問者は「完全にプライベートな日記として、公開せずに使えるブログ」は、無いでしょうか?と聞いているのに、その回答が完全にパーソナルな使い方ですと、blogは向きませんとか、そもそもWeblog(ブログ)は公開することが目的です紙の日記や、Windowsのメモ帳でいいんじゃないでしょうかなどと答えている。
回答者がたとえとして切ることのできない包丁冷やすことのできない冷蔵庫を探すようなものですと気の利いた、とんちのようなことを言っているけど、自分から見ると、
質問者「○○の近くでおいしいカレー屋さんを知っていますか?」
回答者A「○○の近くならおいしいイタリアンの店があるよ」
回答者B「○○から30分ほど車で走るとおいしいカレー屋があるよ」
みたいなやり取りに見える。
そもそも、非公開設定にできるWeblogが「切ることのできない包丁」とは思えない。「切ることも別のこともできる包丁」だと思う。
つまりは、「Weblogは公開をする物であって、非公開にする意味はない」ということが言いたいのは解るが、第三者の自分から見ても「そういうことが聞きたい訳じゃない」と思った。
[はてな](http://www.hatena.ne.jp/ “はてな”)でもたまに感じるが、質問にきちんと答えられる人が少ないと思う。質問に答えず、自分の知識や主張を押し通す人が多いように感じる。