『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 12 巻 「ドロップ」
とうとう、『SKET DANCE』は 100 話を達成しました! そのワリには平常運転で、ある意味では安心です。ずっとこのノリで突っ走って欲しいですね。
そう、このマンガは、「ずっと変わらない」ことが一つのテーマになっている、と思う。
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とうとう、『SKET DANCE』は 100 話を達成しました! そのワリには平常運転で、ある意味では安心です。ずっとこのノリで突っ走って欲しいですね。
そう、このマンガは、「ずっと変わらない」ことが一つのテーマになっている、と思う。
戦闘シーン(やエロい描写)で「花が散る」という表現があります。これって、花にそれなりの意味(花言葉など)を持たせて、描かれているのでしょうか? 花に詳しい人からすると、「ここでこの花を出すのはヒドイ!」ということがありそう。
たとえ詳しくないジャンルでも、作家は詳しく描かないと、ヒドい目にあうことがあります。世界一腕の立つ殺し屋
さんとか……。
自分の場合はカメラが大好きなので、「状況にあったカメラの選択と持ち方」をしていないと、かなり違和感がありますね。
たとえば、「一眼カメラの両脇を包むように握る」なんて、カメラ好きにはあり得ない! 普通、左手はレンズの下に来ます。左手でカメラの重みを支えるのですね。──まぁ、天下のジャンプで、そんなカメラの持ち方をする主人公なんて、載るわけないですケド。
(ヒント: 今週号からの新連載)
今週こそは──と思い続けて、はや何週間でしょうか……。
何のことかというと、「亜城木夢叶の復活」ですよ。2 人でマンガに情熱を燃やしていた、あの熱い日よ、もう一度!
人物の精神状態や状況を、激しく緩急を付けて描くのが『バクマン。』の特徴です。そして、展開の速いこと速いこと……! それなのに、サイコーとシュージンがノンビリしている期間が、あまりにも長いのです。
ひょっとして、このままずっと、亜城木の 2 人は沈んだままなのでしょうか……?
なんだかんだいって、『ラッコ 11 号』は順調に続いていますね。
自分の中では、『ラッコ』のモチーフとなった作品は、『ボボボーボ・ボーボボ』だと思っています。『ボーボボ』は一時期ものすごく好きでした。ちょうど、『DEATH NOTE』とコラボレーションをしていたころです。その『ボーボボ』も、後半はヒドイ印象しか残っていない……。
『ラッコ』のアニメ化は喜ばしいことですが、だんだんとグダグダになっていかないか、心配です。すべては、吉田氏の「アメとムチ」がカギを握っている……。
シュージンがスランプのようです。──というか、彼は「絶好調で面白いアイデアがスルスル出てくる!」という状態を見たことがないような……。このあたりは、作者自身の姿をイメージしているのかも。
高校生のころは、それこそ毎日のように、シュージンは新しく話を作っていました。それなら、学生時代のほうがシュージンの才能があふれていた──とは言い切れません。
聞いた話によると、子どもが英語を早く覚える理由は、知っている日本語の範囲がせまいから──だそうですよ。オトナになるほど、自分が使える日本語の単語や表現が増える。だから、それらを英語に置き換えることが難しいそうです。
同じように、いまのシュージンは、作る話のレベルが上がってきたから、なかなかよい話が思いつかないのでしょう。
いつも超高速で時間が流れている『バクマン。』だから、てっきり、もう『タント』の連載が始まっているのかと思いました。そうしたら、まだ新年会の途中です。これ以上、何を描くことがあるんだ?
この会場ではとくに新キャラの登場もないし、ジャンプの二次会はジャンプでは(大人の事情で)描けないし、面白いことは終わったんじゃないの?
──そんなことを考えていたら、エイジが決めてくれました! いやはや、『バクマン。』はエイジを中心に回っています。まだキモチがフワフワしている亜城木夢叶は、エイジに追いつけるのか?
今週号の『ヘタッピマンガ研究所R』は、前回に引き続き、「冨樫先生へ突撃取材 !!」でした。前回はスルーしてしまいましたが、面白いことがたくさん描かれています。
──ただ、あまりにも冨樫先生ご本人に焦点を当てた内容で、マンガを上達したい人向けの内容ではなかったような……。ファンにはウレシイですケド。
後半に出てくる、話作りのために短編小説をたくさん読んだ、という話がタメになりました。そこから話を広げるにはどうするか、と考えながら短編を読んだそうです。たしかにこれは、メチャメチャ話を作る力が付きそう!
短編小説は、文字数がすくないから書くのが簡単──と思っている人はいませんか? それは認識が甘い! 実際には、長編小説と同じくらいに内容が詰まっていないと、面白い話にはなりません。
短編とは、長編が書けるネタで書く短い作品だと思う。
『森博嗣のミステリィ工作室』 p.239
そう、なぜ『H×H』がこんなにも面白いのかというと、短いページ数に内容がギュッと圧縮されているからです。1 ページ目を読んでいるときには、まるで後半の展開が予想できない。読み終わったあとの充実感も、ほかのマンガと比べて大きいです。
──どこぞの、次回の展開が丸見えなマンガとは、大きな違いですね。どのマンガかは書かないけれど、「やったか !?」なんて言われても、「はいはい、幻術幻術」というのが小学生でも分かる……だと…… !?
『バクマン。』の世界では、ナイアガラの滝のごとく、時間が豪快に流れていきます。気がつくと、サイコーとシュージンたちも、80 過ぎになっているかもしれません。
いちおうは恋愛話が出てくるのに、クリスマスもヨウシャなくぶっ飛ばす! 硬派な作風でもあるので、軟弱なイベントごとなど切り捨てる。
そんなわけで、初参加の時には詳しく描いていた新年会も、アッサリさっぱりと過ぎ去っていきました──。
最近は、インターネットで絵を公開している人が多いです。どんなに絵が上手い方でも 所詮 井の中の蛙
であることを思い知る。
そういえば、『ヘタッピマンガ研究所R』の中で、ネットで見つけたベラボウに絵がウマいシロウトを見て村田雄介先生がヘコむ、という場面がありました。[pixiv(ピクシブ)] を見ると、何の野心も持たず無邪気で楽しそうに、プロ以上のイラストを描く人がいますからね……。
いまの時代に川口たろう先生が生きていたら、はたしてマンガ家を目指していただろうか……。ガモ──大場つぐみ先生みたいに、原作者の道を選んだかもしれません。
今回の感想の範囲でも、見吉のお父さんが出てきます。というか、今週は「見吉パパの回」と言ってもいいくらいでした。なにしろ、組手したい
と書いて「かたりたい」と読ませる、渋いオヤジです!
──たぶん、来週からはもう出てこなくなりそうですケド(真城家のおじいちゃんと同じく)……。
おそらく、作者の 2 人は、こういう「オヤジキャラ」が描きたいのでしょう。佐々木編集長あたりを見ると、なんだかいつもイキイキと描かれている気がします。少年誌である以上、少年少女たちが話の中心になるのですが、「たまにはオッチャンが描きたい!」と思うのでしょう。
主人公コンビが不在のまま話が進むことが多くなってきたので、いつか、「30 歳以上の人物だけが出る回」がありそうですね(そうか?)。『BLEACH』には、そんな話がたくさんあるはず(ヒント: 死神たちの年齢)。