『バクマン。』 135 ページ 「連続と阻止」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 27 号)

The last part of the walk
(オレたちの戦いは──これからだ!)

福田真太が描く『ロードレーサー GIRI』は、アニメが始まったばかりです。これから新規のファンも増えて、マンガも盛り上がるでしょうね。

ただ──、現実世界の「ジャンプ」で、バイク・レースのマンガが上位を獲るとは、ちょっと信じられません。アニメになるのも早すぎます。『バクマン。』の世界ならではの現象に思える。

何が流行するかを当てるのは、本当にむずかしい。

たとえば、『遊☆戯☆王』が大ヒットするなんて、開始直後には誰も予想できなかったでしょう(失礼な話だけれど)。ましてや、ストーリィの主軸がカード・バトルになり、関連商品が売れまくるなんて、連載前の作者も想像ができなかったはずです。

──そう考えれば、『GIRI』のヒットもあり得るのかな……。

そうなります ケド

『CROW』を抜く可能性が高いのは、福田だと思います。上で見たように、アニメと連動してアンケートの票をどれだけ稼げるかが、今後のポイントでしょう。

われらが亜城木夢叶の『PCP』は──、いい所までは行くけれど、3-5 位で安定しそうな気がします。最終的な目標は「アニメ化と結婚」とはいえ、最大のライバルであるエイジを抜くのは、まだ早い。

いや 抜いてみせる

蒼樹紅は、現在では安定した人気作家──ということに なっています。ところが、どうも自分には蒼樹の実力が分かりません。これまでの作品を振り返ってみても、人気が出る要素を感じない。

  • 『hideout door』: 少年マンガには向かない作風
  • 『青葉の頃』: 作画が問題(いまいち萌えない娘?)
  • 『神様がくれた・・・』: どんな作品か見えてこない

ただ、『神様』の情報が少ないだけに、これから「化ける」かもしれませんね。お色気の要素を盛り込んできたり、まさかのバトル展開もあり得そう。


ドラマが始まる『正義の三肩』は、アニメ作品の『GIRI』よりも、テレビでの露出が多いのでは? 出演者や監督・脚本家の質によっては、多くの視聴者が見込めそうです。そうなれば、マンガのヒットに結び付くでしょう。

「高浜昇陽が人気になったいいな委員会」としては、ぜひ売れて欲しい! 元・アシスタントの高浜が、師匠である亜城木夢叶を抜く日は近い──かも。

実写の作品が良かったから、マンガも読む──という発想は、自分には あまりありません。どちらかと言うと、「原作至上主義」的なところがある。以前からある「マンガ作品の映画化」も、成功例は数えるほどですからね。

最高に盛り上げてる ところ

このページのエイジが良かった!

マンガの鬼・新妻エイジの目には、福田たちはネームや原稿を放り出して ここに来てる人達としか見えない。一筆一筆に魂を込めているエイジには、「おしゃべり好きな仲良しさんたち」が自分の作品を抜くなんて、彼らのマンガ以上に「面白い話」でしょう。

火が 着いたと福田は言っているけれど──、それはエイジも同じです。いままで以上の強敵になっているはず。

いまのエイジをたとえるならば、「ちゃんと仕事をしている冨樫先生」というところでしょうか。つ、強すぎる──!

1 度でも抜いた人がいたら

「恋愛読切祭」以来のバトル展開になりました。ここまでがエイジの計算なのか──と最初は思ったけれど、それは ないでしょうね。もしも全員の士気を高めるための策略だとしたら、5 周目まで隠すはずがない。

このメンバの中で 1 番やる気がないのは平丸一也だけれど──、彼のことだから、吉田が上手にエサを たらせばアッサリと 1 位を獲ったりして。

それ、何もかも ぶち壊しです。

[2] このページの一番上へ戻る