『バクマン。』 102 ページ 「画家と漫画家」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 43 号)
亜城木夢叶コンビはいつも、サイコーがムチャなことを言って、シュージンがなんだかんだ言いながらも最終的に同調する。『HUNTER×HUNTER』のゴンとキルアによく似ています(髪の色も)。
でも、キルアと違ってシュージンは、けっこう考えなしの行動が多いような……。今回、とっさに考え出した「木人高秋(きど たかあき)」というペンネームの決め方も、かなりテキトーですね。
シュージンは誰とでも気兼ねなく話すけれども、サイコーは人見知りをする。この 2 人の性格からして、シュージンが少しでも離れると、サイコーからすれば遠くへ行ったように感じるでしょうね。
これでサイコーが女々しかったり、「女の子は苦手」だったりすると──なんというか「そのまま」なキャラになります。しかし、彼は結婚のために誰よりもがんばる、根性屋さんだった。その性格設定が面白い。
2 作品の打合せは 疲れた
小畑健キャラは全員そうだと思いますが、サイコーもシュージンも、指がキレイですね! なんかドキドキした。イモムシのから揚げみたいな指をしている自分には、うらやましい限りですね。
このページは、飲み物を飲んでくつろぐ、いつもの 2 人を描いた場面です。しかし、ほんのすこしだけ、サイコーとシュージンとの間に温度差を感じる。気のせい──ではないのだろうな……。
シュージンには「マンガ家になってお金持ちになる」という夢がありました。現在もその夢に向かっているのか、夢が変わったのか、それは分かりません。
いまのシュージンはどちらかと言うと、「面白いマンガを生み出したい」という欲求が強いようですね。そのため、白鳥の『恋太 & ピース』の原作もスンナリと引き受けた。そのあとで事の重大さに気がつくのは、なんともシュージンらしい。
亜豆に 言った?
『PCP』は、おそらくアニメにならない──。このことは、亜豆にもカヤにも言えません。これはツライですね! 浮気をしているわけでもないのに、それくらいの後ろめたさがある。
しかし、ようするに「子どもが見るアニメとしては『PCP』は不適切」なので、アニメ専門チャンネルでの放送や深夜アニメ・OVA といった形でなら、アニメにできそうですよね。何だか服部は、意図的にその方面の話題を避けている気がします。
マンガを新規に立ち上げるときにはマンガ家から売り込むのに、その作品を「どうやって売るか」は編集者(編集長)が決める。商売としては当然なのでしょうが、サイコーからすると、じれったい。
シュージンも、『PCP』の次の作品で
アニメ化を狙う、とじつにアッサリ言っています。『PCP』を連載するまでの苦労と、25 話までに新妻エイジ作品と並ぶ努力は、いったい何だったんだ……。
そんなに この絵が 好き?
いかにも豪邸の一室! という環境で、白鳥は絵画を眺めている。パッと見た印象から、『フランダースの犬』の絵かと思いました。よく見たら、まったく似ていない。
白鳥の蒼樹紅化──というか女性化は、止まる気配がありませんね。小畑さんも、男性キャラとして描く気はないのでは、と思ったり。
まぁ、マンガのキャラクタの性別なんて、ケーキにのっているのがイチゴかマロンかの違い、みたいなモノです。人によっては何よりも重要だけれども、気にしない人もいる。──今週号の『銀魂』の話でもあります。
よちよち歩きの時から
白鳥のお姉さんは、つねに「お口が半開き」ですね。豊かなお胸と相まって、なんというか──大らかな方なんでしょう。プライドが高くて普段は貧乏人は相手にしてないのに、悪い男にコロリとだまされる──という人に見える。
作品の価値とお金との話は、人類の歴史と切り離せません。絵画だったら絵の具とキャンバス、マンガや小説ならば紙とインク、音楽は CD やデータ──それらが大金に化けたりゴミになったりする。
そして、作品の価値がそのまま作者への評価になることも多いです。優秀なマネージャやスポンサが近くにいないと、自分自身で売り込む能力を問われる。そうでなければ、亡くなってから評価されたり──。
そうやって考えていくと、白鳥と姉との会話は、けっこう深い。お金儲け しているのは 画商だものね
、と軽く言ってのけるところからして、姉は頭の回転が速そうですね。
でも、お姉さんから見れば、シュンは 絵の才能だけは ある
とのこと。「だけ」って……。タレントやモデルとしても食べていけそうですけどね。──はっ! もしかして白鳥はマンガ補正かかっているだけで、実際はブs(以下、自主規制)。
「おじい様」の残した言葉が面白い。絵と女性は 一目惚れが 一番
、とシャレたことを言いながらも、絵の方は ずっと変わらない
──と皮肉を言う。おばあちゃん……。
世間体もあるし
マンガ家って そんなに 駄目かな?
、と白鳥は言う。マンガ家を目指す人のほとんどは、世間に向けて何度もこの言葉を発するのでしょうね。あるいは、心の中でつぶやいたり(なう)。
白鳥が言った、下の言葉にはしびれました。
マンガは 少しのお金で 沢山の人が 見ることができる
沢山の人に 楽しんでもらえる
マンガ家だって 立派な仕事だよ
いつか白鳥がマンガ家となって、何かのインタビューに答えることがあれば、上の言葉を語って欲しいです。

コメント
>>まぁ、マンガのキャラクタの性別なんて、ケーキにのっているのがイチゴかマロンかの違い、みたいなモノです。人によっては何よりも重要だけれども、気にしない人もいる。──今週号の『銀魂』の話でもあります。
え?先週号の?保健室の死神?何の話?
先週号の『保健室』にはビックリしましたね!
オッサンが女の子をお風呂に入れてあげるなんて──、
「来いよ、アグネ■!」
なネタを今の時期にやって、大丈夫でしょうか。
(そんな見方をするほうがオカシイ)
あの(イカレた)父親の英才教育のおかげで、
操はすっかりヘソ出しが定着していますね。
将来は、みのり先生も追い抜くほどの
「見せたがり屋さん」になりそうです。
もしも操が「男の娘」だったら──。