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『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 19 巻 「ラブリーバニーガール」

pink men
(棒になっても──男は男)

『スケダン』の第 19 巻は、ものすごく盛りだくさんの内容です! 笑いあり・感動あり・部室でダラダラしゃべる話あり(そればかり?)──、ないのは、早乙女ロマンが大活躍する話くらいでしょうか……。

(このブログでしつこく推している)「修学旅行編」を収録した第 15 巻に迫る勢いが、この巻には込められています。なにしろ、「あの時の続き」がようやく描かれました。長かったな──、これまでも、これからも。その感想は、明日に書きます。

『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 15 巻 感想・2 : 亜細亜ノ蛾

ところで、『スケダン』という略称だと、まるで女性が中心の団体みたいですが──そのとおりだった。それは生徒会も同じです。表紙を見れば、それも明らかですよね……?

第 163 話 「ラブリーバニーガール」

「セルフ ライナーノーツ」によると、今回の話がアンケートではこれまでの最高得点を取ったそうです。それも納得の面白さでした。

個人的なツボは、私のウサミに 手を出すな! という浅雛菊乃のセリフです。とうとうハッキリと言ってしまったか! 本が薄くなるな……。

あとは、ヒメコが浅雛のことを「デージーさん」──と彼女だけ「さん付け」で呼んだところです。宇佐見をめぐる三角関係のライバルとして、距離を置いたのでしょう(?)。


「男女入れ替わりネタ」を修学旅行で やってのけたのだから、男装や女装の話も楽勝──かと思いきや、今回が初めてでした。数々のタブーに挑戦する『スケダン』(の作者)だから、そのうち、普段から男装・女装をした人物が登場するかもしれません。

すでに師匠が『銀魂』で実践しているし。

「女の子の格好をすると かわいらしくなる男の子」も、小学校・中学校のころだと現実味があります。でも、高校生で女装が似合う男子は、よっぽど中性的な美形じゃないとムリだと思う。

──あ、そんなイケメンばかりだったか……。


スケット団と生徒会の格好ばかりに目が行くけれど、基本的には「宇佐見羽仁の悩みを解決しよう」という話でした。そのために全員が「一肌脱いだ」わけで、さすがに面倒見がいい人ばかりですね。

当の宇佐見も、みんなに歩み寄ってきました。本人が変わりたいと願っているからこそ、全員が動いたのです。──第三者から見ると、ただ単に遊んでいるようにしか見えないけれど。

宇佐見の性格だと、クラスで孤立していないか心配です。とくに、「バニー」の性格だと、典型的な「男子に好かれて・女子に嫌われる」タイプにしか見えません。彼女のことをよく知らない女生徒のグループから、いじめられそう……。

加藤希里が今回のラストに登場したのは、上記のようなことを考える読者のためかもしれません。彼が見守っているから、宇佐見も大丈夫でしょう。そして、いつかは自分の力で、宇佐見も変わっていくはずです。

第 164 話 「第 2 回キャラクター人気投票結果発表」

人気の上位が順当すぎる結果でした。それもそのはずで、下位のキャラクタがカオスすぎる全部で 648 キャラも集まった人気投票なんて、「ジャンプ」史上で一番多かったのでは?

「神の田名部くん」に票が集まるのは、いかにもこのマンガらしいです。どう考えても一回限りの登場なのに、わざわざ投票してくる。でもそれなら、「ルイジアナ」にも票を入れて欲しかった……。

高橋キャプテンが人気なのは、十二分に納得できますね! 自分も大好きな人物だから、これからの活躍が楽しみです。「キャプ食いキャラ」としての出番が多すぎるけれど、スケット団なみに面倒見が良い彼女の姿を見てみたい。

早乙女ロマンは、残念なことに順位が下がり、まったく登場しませんでした。最近の「ジャンプ」本誌で、衝撃的な言葉がロマンの口から出て、ますます出番が減りそうな予感がします。

第 165 話 「棒になった男」

「いつの間にか奇妙な状況に慣れていく話」という、このマンガではよくある回でした。でも、状況が異常すぎる! これほどひどい扱いを受ける主人公も、ほかには いませんね。

スケット団と生徒会とは、(表面上は)いがみあっている──という設定だったはずが、最近は仲良さそうに見えます。同じ部屋で活動してきたからでしょう。今回の話でも、全員で同じようにボッスン──もとい「棒スン」と接している。

ただし、椿佐介ただ一人を除いて──。

そもそも、スケット団(というかボッスン)を必要以上に意識しているのは、椿だけです。あまりカチコチな頭だと、社会に出てから苦労しそう。彼も丸くなってきているから、大丈夫だと思いますけどね。

第 166 話 「大改造 !! 劇的ビミョーあたふた」

部室でダラけつつ、ヘンテコな環境に慣れていく──という『SKET DANCE』を象徴するような回でした。この閉鎖的な状況で、これだけ話を面白く転がせるのは すごい。

「ドラえもんのように、便利な道具を出す登場人物」が、この作品には多すぎます。スイッチと中馬先生がいるのに、理事長まで参戦してきました。部室の改造は今回かぎりのようだけれど、また別の件でムダに資金を投入してくるでしょう。


変身ヒーロースーツで出かけていったヒメコは、あまりにも慣れすぎです! 彼女は兵器だったようだけれど、街の人たちは何と思っただろう(ごくり……)。ヒメコに成敗されたワルは、幸せだったと思う。

「同級生が目の前で、レオタードを着たままシャワーを浴びている」という状況が素晴らしい! スーツのダサさが、逆に──イイ! このシチュエーションでも、ボッスンは平常心でした。さすがですね。

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