『ナショナル・トレジャー』
今頃かよ! というツッコミが聞こえてきそうですが──『ナショナル・トレジャー』を見ました。
これは面白かったですね! 謎解きあり、アクションありで、キャラクタも魅力的です。
主人公のベン・ゲイツ(ニコラス・ケイジ)は、先祖代々語り継がれた「テンプル騎士団の秘宝」の手がかりが、「アメリカ独立宣言書」の裏面に書かれていることを知る。ライバルのイアン・ハウ(ショーン・ビーン)が強引に宣言書を奪おうとするので、あくまでも秘宝を護るため、主人公は先に宣言書を盗むことにする。
この、主人公が秘宝を追う動機が金目当てではなく、先祖の名誉のためや、悪の手に渡さないため、というのが好感を持てます。
ライバルも単なる悪党ではなく、頭が切れるので、秘宝の争奪戦は最後までハラハラして、手に汗握る展開です。
好評のためか、今年(2007 年)の 12 月には、続編が公開されます。こちらも楽しみですね。
- ナショナル・トレジャー 特別版
- ニコラス・ケイジ ジョン・ボイド ハーヴェイ・カイテル
- ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 2006-07-07
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by G-Tools , 2007/08/24
アメリカ独立宣言書
まず、秘宝のありかが独立宣言書の裏に書かれている、という設定が面白い。
なにしろ、国家そのものの象徴といえる物だけに、厳重に警備されています。
どうやって主人公はそれを盗み出すのか? そしてライバルも別の手口で盗もうとする、という展開が面白いです。
ヒロイン・アビゲイル
何といってもヒロインが自分の好み、というのも大きなポイントです(またか)。
本作では典型的な「ツンデレ」になっているのも見所です。
ダイアンは『トロイ』にも出ていましたね。モデル出身だったり三カ国語を話せたり、スペック高い!
お約束
冒頭で、『イン・トゥ・ザ・ブルー』ではあんなに苦労した船の鐘が、あっさり見つかったのはちょっと苦笑。
『イン・トゥ・ザ・ブルー』 ジェシカ・アルバ以外も見所あり : 亜細亜ノ蛾
でも、初めにそういうシーンがあるおかげで、
「ああ、この映画の主人公は運がものすごく強いのだな」
と安心して見られます。
その後の展開を見ても、ライバルはいつも二番手で秘宝に近づくのですが、本当にギリギリのところを追ってきます。
こういった「お約束」って、映画によってはものすごくげんなりとするけれど、『~トレジャー』は気にならない。その差はなんだろう? ミステリィだとダメ、みたいにジャンルによるのかな?
ラブシーン
安易なラブシーン反対協会長としては、見逃せないシーンがいくつか出てきます。
しかし! 後半に出てくる教会のシーンは注目。
主人公とヒロインのキスシーンを見たライバルの手下が
「──なんでオレには、ああいうことがないんだろう」
とつぶやくのです(日本語吹き替えの場合)。これは良いですね。観客の気持ちを代弁する、哀愁漂う名セリフです。