『バクマン。』 45 ページ 「病気とやる気」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 33 号)
今回は、亜豆の母親と妹が登場しました。たまにしか出てこないので、逆にインパクトがあります。
そういえば母親の美雪は どこかで見たことがあるような──と思い出したのが、これだ!
アニメは見ていませんが、大好きな あきまん氏がキャラデザなので、キャラクタだけは なんとなく知っていました。──美雪とは髪型くらいしか似ていませんが。
あきまんさんのブログを見ると、トップ画像が「巻き髪に挑戦してみた美雪・または美保」みたいでワロタ。ほかにも「ヱヴァンゲリヲン新劇場版: 破」関連のイラストがあったりして、必見です!
akiman’s blog – livedoor Blog(ブログ)
止めに行きたい
母親・美雪の顔のアップを見ると、表情が謎めいていますね……。やはり、ムリをしてマンガを描き続けた、川口たろう先生のことが頭にあるのでしょうか。「もし、あの時にムチャをする彼を止められたら──」と思っていたりして。
母娘 3 人で寄り添う場面は「三人寄れば百合の花」という感じで美しい(?)。こんな超絶美人たちと暮らしている父親って、どんな人なんだろう。
先生のお世話
サイコーがいる病室へ来た加藤は──いったい、どんな方面でのお世話をするんだーーーっ! という『To Loveる』脳が暴走しそうになりました、よね?
よく考えると、サイコーと加藤が向き合って話すのは、ほとんど なかったのでは。一対一で話す機会なんて、なかったはずです。加藤にとっては、一世一代の大決心という感じで やって来たのでしょう。
当のサイコーは、すこし迷惑そうなのが、悲しい……。
あと、高浜と同様に、加藤も「アシスタントは敬語・先生は普通の話し言葉」というルールで会話をしている。二人の距離感が感じられますね。
この病室の場面は、内面だけではなく、絵として見ても面白いです。どういう事かと言うと──。
サイコーのベッドを横(ななめ)から見ると、2 人の距離が開いているように感じます。実際にはベッドのすぐ横にイスがあるのですが、この構図だと顔と顔が遠く見える。
亜豆が来てからは「カメラのアングル」が変わり、サイコーと加藤は近くで話していたことが分かります。または、「望遠レンズの圧縮効果」を使って近くに見せているのかも。
このように、実際の距離よりも遠くに見せて「心の距離感」を表現したり、あくまでも「話の都合上」近づかせたりする演出が素晴らしい!
彼女さん ……
加藤が立ち去るときに、そんなに 仕事関係の 人って 強調 しなくても…
と言っているのが──せつない! 何という悲しい心の叫びでしょうか。
このページでは、上のセリフ以外はすべてモノローグ(心の中の声)になっている。「そんなに──」も加藤の性格を考えると、声には出さない感じがしますよね。でも、言わざるを得なかった……。それが、せつなすぎる。
亜豆を初めて見た加藤は、絶対勝てない…
と思っていました。しかし、逆に「戦いを続ける意志あり」とも取れます。
それとも、意外と加藤と亜豆が仲良くなって、サイコーを支える手助けをする──という展開だったら面白い。──まぁ、正直、加藤がピックアップされるのは今回が最大限だった、と思いますが……(せつねェ!)。
緊急事態
本当は いまにも泣き出すか倒れそうなのに、毅然と ずっと笑顔
でいようとする亜豆が いじらしい。
最後の亜豆は、まるで恋の告白をする前の表情だ。いったい、どんな止め方をするのだろう。それとも──思いも寄らぬことを話し始めるのでしょうか。

