『バクマン。』 166 ページ 「噂と記事」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 11 号)
フィギュアの愛好家は透明なケースに入れて飾っておく──どころか、箱に詰め込んでしまっておく人が多いようです。せっかくの うるわしい造形も、「箱入り娘」では愛でられないだろうに……。
自分の手で人形をもてあそんでいる石沢は、フィギュア好きとして正しい──と個人的には思う。人間としては間違っているけれど。
とくに可動フィギュアである「ねんどろいど」シリーズなどは、絶対にポーズを変えて遊んだほうが楽しい。買って手に入れたら終わり──だったら、ネットで画像でも収集していればいいのです。
あるいは下のリンクから購入だけする──とか!
Yahoo! ショッピング: バクマン。 ねんどろいど 亜豆美保
Reviewer: あじもす @asiamoth,
アニメの方だが
北見リリカが巻き起こした騒動など無かったかのように、亜城木と服部は普段どおりに打合せをしています。──いや、いつになく鬼気迫る勢いで、コンビはアニメのことを聞いている。ニンテンドー 3DSばりに画面から飛び出す勢いです。
亜城木は「スケジュール 詰めてでも 必ず
」アニメのスタッフに会う──と言っているけれど、ムリをしたら またサイコー先生が妖怪になってしまう……。あの地獄は、二度と見たくない。
バクマン。 #156-4 「余裕と修羅場」 効率とキッチン | 亜細亜ノ蛾
消してやがる
そう言えば石沢は、亜城木夢叶がサイコーとシュージンのコンビとは知らなかったらしい。以前に石沢を蒼樹紅と合わせた時は、たしかにシュージンが亜城木だとは名乗っていません。
──でもシュージンは石沢に、どういう経緯で「週刊少年ジャンプ」の作家・蒼樹紅と知り合ったと説明したのだろう? そんなことは気にしないかな。
石沢の妄想が暴走すれば、蒼樹を巻き込む展開も あり得ます。これは── 67 話の蒼樹をヌー(自主規制)・モデルにする空想が実現フラグか!?(ねェよ)
バクマン。 #67-3 「パンチラと救世主」 オブラートと 35 年 | 亜細亜ノ蛾
2012-02-18T22:26:36+09:00 追記
コメント欄で ご指摘いただいたように、石沢は亜城木夢叶のことを知っていましたね。うっかり忘れていました。
ことあるごとに「オレは亜城木の友人」みたいに言いふらしていただろうから、ほかにもサイコーとシュージンのことを知っている人間が居るかもしれない。
バクマン。 #57-3 「フリワケと引き分け」 マン研と意外なプロ作家 | 亜細亜ノ蛾
アズキュンに恋人?
亜豆美保を応援する掲示板に情報を書いた石沢は、非常にズル賢くて効率が良い。ネガティブな意見が行き交う「アンチスレ」に書いたところで、自己満足で終わるだけです。
生ぬるく徒党を組んでいる連中に、悪意が こもったエサを投下する──。騒ぎを大きくするなら、そのほうが効果的です。
記事 上がったら
読者の下卑た欲望をあおるなら、わざわざスポーツ新聞を買って読むよりも、インターネットの匿名掲示板(のまとめサイト)を読むほうが手軽で良い。そう考えると、その手の新聞も雑誌も不景気でしょうね。
しかし、今の中年層が全員「旅立つ」までは、「紙の情報のほうが信頼できる!」なんて意見は消えなさそう。そのくせ「テレビの言うことは絶対だ!」なんて思っていたりする。──やれやれ。
「東西スポーツ」と「ジャンプ」の編集部は(たぶん)なんの関連もないけれど、どことなく編集者の顔つきには共通点を感じます。読者へ面白いコンテンツを提供しよう──という意気込みは同じなのでしょう。
ネットで スゲー 噂になってる
出たぁー! 真城先輩の超通常技・「福田さん めずら しいな
」ですよぉー! 電話を取ったあとも「なんスか?(だりぃー」みたいな態度を取っている。シュージンも「え? あの人が いまさら何?」という目です。
だッかッらッ──お世話になった人なんだから、たまには亜城木のほうから連絡取ったり、飯食いに行ったり、こっそり帽子をはぎ取ったりしろよ!(ん?)
サイコーとシュージンのことを「冷血鉄人コンビ」と このブログで書き続けてきた理由が、この場面だけで分かりますよね。
ネットの騒ぎは、亜城木も福田も知らなかった。モヒカン安岡が情報通──というよりは、「ジャンプ」作家にウェブ巡回するヒマなんてないからでしょう。
そう、作家がネットで暴れまくっていても、ろくな結果に なりません。
インターネットを上手に利用して、リサーチを行なったり作品を配信したり──は良いけれど、それはクリエイタが やる仕事ではない。そもそも理想的には、「どう売るか」なんて作家が考えることではないですからね。
作家は作品で語ってほしい。
コメント
ご無沙汰しております。
前にコメントしたのは七峰初登場編あたりでしたかな?
いつも感想楽しませてもらっております。
確か石沢は大学の時に
「交流があった」と嘯いていたので
すでに気づいてたかと思いますよ~。
亜城木名義になったこの世は~でも絵柄ですぐ分かったでしょうし
RIG さんへ:
どもどもー。情報をありがとうございます!
はいはい、「57 ページ」で石沢は そんなことを言っていましたねー。
「大学編」(?)は あっという間に終わったので、記憶から消え去っていました。
2 人は学校でも原稿を描いていた時期があるので、亜城木の正体を知っている友人も多いでしょうね。
今回の件で、心配して過去の友人たちが応援に駆けつける──みたいな展開だったら良いなぁ。