Canon EOS Kiss X6i
キヤノンの EOS キッスシリーズに、新しく CANON EOS Kiss X6i が加わります! これぞ待ちに待った・満を持した・「そろそろ反撃しても いいですか?」なデジタル一眼レフ・カメラですよ!
画質ではニコンに上を行かれて、お手軽さはミラーレス一眼に取られて、最近のキヤノンは熱狂的な信者──もといユーザの厚意に支えられているだけでした。
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ところが今回の X6i は、正々堂々の技術力で勝負しに来ましたよ! これは正しい進化ですね!
- ライブビュー撮影も動画撮影も、"タッチ"で高速オートフォーカス。
- ライブビュー撮影のピント合わせを高速化。新開発ハイブリッドCMOS AF。
- ローアングルもハイアングルも思いのまま。バリアングル液晶。
- さらにクリアに。[3:2ワイド・3.0型・約104万ドット・クリアビュー液晶II]
- 連写性能がアップ。[最高約5コマ/秒の高速連写]
新開発の「ハイブリッド CMOS AF」と「タッチ・パネル」について、もうすこし くわしく見ていきましょう。──の前に、下のリンクから ご購入くださいね(にっこり)。
Yahoo! ショッピング: CANON EOS Kiss X6i
Reviewer: あじもす @asiamoth,
ハイブリッド CMOS AF
この新しいオート・フォーカス技術は、下記のような仕組みになっています。
新開発ハイブリッドCMOS AFは、撮像面(CMOSセンサー)に位相差AF用の画素を組み込むことで、ライブビュー撮影や動画撮影におけるオートフォーカスの高速化を実現。位置予測にも優れている位相差AFでピント近くまでレンズをすばやく駆動させ、最後はコントラストAFでピントを高精度に合わせます。
「デジカメ Watch」では、実際に使用した感想記事が公開されています。製品とは異なる試用版とのことですが、現時点では貴重な記録ですね!
「ハイブリッド CMOS AF」の使用感は──。
実際に試してみると、従来のコントラストAFよりは確かに速くなっている。これまでEOS DIGITALのライブビューは、フォーカスが行ったり来たりして、ピントが合うまで時間がかかるケースが見られたが、EOS Kiss X6iのライブビューではそれが大幅に少なくなっている。(……)
体感的には一般的なノンレフレックス機(ミラーレス機)に近い速度が得られている要に感じる。ここまで速ければ、クイックリータンミラーのアップダウンを伴うクイックAFは必要なくなるかもしれない。
この記事によると、新開発のステッピング・モータ内蔵レンズ 「CANON EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS STM」との組み合わせで高速化した可能性が高い──とのことでした。ぜひとも X6i と同時に手に入れたいですね!
DMM.com: Canon EF-S 18-135 IS STM
楽天市場: Canon EF-S 18-135 IS STM
DMM.com: CANON EOS Kiss X6i EF-S 18-135 IS STM
楽天市場: CANON EOS Kiss X6i EF-S 18-135 IS STM
キヤノン EF レンズで一番薄い「CANON EF 40mm F2.8 STM」もステッピング・モータ内蔵です。スナップ・ショットにピッタリですね! ポートレイトの撮影でも、相手に威圧感を与えなくて最適ですよ!
タッチパネル
デジタル一眼レフ・カメラに慣れていない人には、「タッチパネル」の採用は うれしい限りでしょう! コンパクト・デジタル・カメラやミラーレス一眼と同等の操作で撮影できますよ!
ピント合わせやカメラの設定、撮影、再生など、さまざまな操作がタッチで行えます。触った位置の検出精度が高い静電容量方式を採用。二本指を使ったマルチタッチ操作も行えるので、二本指を開いたり、閉じたりして画像の拡大縮小も可能。また既存のボタンやダイヤルなどの操作系パーツは継承しているので、自由に使い分けられます。
ワンタッチでAFと撮影を行う、タッチシャッター機能を搭載。ライブビューや動画撮影時のオートフォーカスは、ピントを合わせたい位置をタッチするだけ。ライブビュー撮影では、ピントが合ったら、自動的にシャッターが切られます。
「デジカメ Watch」によると、タッチの反応が早くて使いやすいそうですよ!
EOS Kiss X6iのもうひとつの目玉が、EOS DIGITAL初のタッチパネル式インターフェイスの採用だ。一眼レフカメラとしても初だろう。(……)
軽く触れるだけで動作し、追随性も良好だ。(……)
露出補正などは、目盛上を指でスライドさせて操作することも可能だ。タッチに対する反応が速くて適切で、デジタルカメラのタッチッパネルとしては、コンパクトデジカメを含めてトップレベルにあると感じた。
液晶パネルは「バリアングル液晶」・つまりは可動式なので、ロー・アングルもハイ・アングルも軽快に撮れます!
近所のノラ猫──もとい「自由な魂を持つ気高き獣」や、公園の草花なども、手軽に撮影できますね! もちろん、「自画撮り」もバッチリです!
サンプル画像・動画
X6i で実際に撮影された画像と動画が、キヤノンの公式サイト上に公開されていました。ぜひ ご覧くださいね!
有名なプロ・カメラマンの名前をデカデカと出して宣伝する──のではない点がニクいですねー(イヤミ)。
──ふと思ったけれど、カメラマンよりもタレントの撮影した写真のほうが、より宣伝効果が高い気もする。カメラマンかメーカの人が三脚を使って構図を決めて、シャッタだけタレントに任せる──とか。
どうですか、木村拓哉さん(を起用するメーカ各位)?
おわりに
ところで、X6iの「i」は何かと言えば──、
製品名に含まれる「i」は、「Integrate」「Inteligent」を意味する
という、じつにキヤノンらしい「ズコー!」ですねー。
──もうちょっと こう、親しみやすく分かりやすい略称をでっち上げるとか、たとえば「私の」で良いのに! もー!