『バクマン。』 145 ページ 「提供と停止」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 38 号)
(かつての?)「ジャンプ」マンガの三本柱である、「友情・努力・勝利」への皮肉が出ましたね!(「友情」と「感動」だったけれど)
「皮肉グルメ」の自分は、今週号の『HUNTER×HUNTER』と一緒に、おいしく いただきました(?)。
バトルマンガの多い「ジャンプ」では多くの場合、この三本柱が語られるのは、命懸けの場面です。ところが──、戦いも友情も「ごっこ」に見えることが多い。
自分は何度も何度も書いてきましたが、一対一で命懸けの戦闘をしている最中、「敵に背後に回り込まれる」なんて あり得ないから! そこから「九死に一生を得た」としても、何回も描かれると萎える……。
こんな調子では、『めだかボックス』で一番好きなキャラ・球磨川禊のように、「ジャンプ」を批判する登場人物が増えてきそうです。
同じような「メタ批評キャラクタ」は、ほかのマンガ雑誌にも いるのでしょうか?
──自分が知る限りでは、『さよなら絶望先生』くらいです。あのマンガは、「マガジン」どころか「ジャンプ」や「サンデー」にもガンガン食い込んでくるけれど。










