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魔法少女まどか☆マギカ BD/DVD 第 6 巻 – 2011/09/21 (水) 発売

『魔法少女まどか☆マギカ』 (PUELLA MAGI MADOKA MAGICA)

Ribbons and Lace
(ありがとう、さようなら──またね!)

いよいよ、最後の 2 話です。第 10 話で、物語の盛り上がりも・視聴者の期待も最高潮に達したと思いますが、第 11 話は余裕でその大台を飛び越えました。いままでに見たことがないような戦闘シーンが展開します!

6 巻のジャケットですが──、まどかさんが「ヨソ行きの衣装」を着ていますね。なんだろう? ──と白々しくフォローするのも、これで最後かと思うと二重に悲しい。

5 巻に引き続き、パッケージから ひどいネタバレ──と見せかけて、実際には「この状況」は あり得ないんですよねぇ……(涙)。

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自分は「テレビ見ていない歴・5 年以上」のため、この作品も魔法少女まどか☆マギカ – ニコニコチャンネルで観ていました。たしか、ネタバレ回避のためにコメントを消したりして──。何もかもが懐かしい。

その時の感想は、下のリンクから どうぞ。

第 11 話の戦闘シーンには度肝を抜かされました! 「度肝って なに?」と思いつつも。BD/DVD 版では、さらに大迫力になっているのでしょうか。

第 12 話に出てくる「2 人の姿」も、BD/DVD だと「ごくり……」な ことになっていたりして(それはない──よね?)。

ちょっとだけ心配なのは、「円環の理に導かれて」が修正されていないかどうか。このセリフは、「何も足さない、何も引かない」ほうが良いと思います。あの人のことだから、また 2 回 言ってたりしないかなぁ……。

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魔法少女まどか☆マギカ BD/DVD 第 5 巻 – 2011/08/24 (水) 発売

『魔法少女まどか☆マギカ』 (PUELLA MAGI MADOKA MAGICA)

Desert eagle
(その銃口の──先にあるモノとは)

魔法少女まどか☆マギカ 4』では、魔法少女になって戦うことの悲惨さを感じさせるジャケットでした。ようやく、この物語の本性を出してきたな──と思ったものです。ところが、打って変わって 5 巻はキュートでポップなジャケットになっている。

この「三つ編み お下げ・メガネ・貧n(ry」と三拍子そろった美少女は、いったい誰なんだーーーっ!?(棒)

前の巻で描かれた「美樹さやかと佐倉杏子との交流(していない様子)」の続きが気になるところです。「魔法少女である」という以外は共通点のない 2 人に、心が通じ合う日は来るのでしょうか……?

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魔法少女まどか☆マギカ BD/DVD 第 4 巻 – 2011/07/27 (水) 発売

『魔法少女まどか☆マギカ』 (PUELLA MAGI MADOKA MAGICA)

The witching night approaches
(カゲよりも暗く──木よりも乾いた心)

『まど☆マギ』の物語も、いよいよ後半に入りました。そのため──、BD/DVD のジャケットも、かわいらしさを前面に押し出すことをやめましたね。もちろん、内容は外見以上の過酷さですけれど……。

このディスクに収録されている 2 話は、美樹さやかと佐倉杏子が中心になっている。なぜ、彼女たち(の組み合わせ)が大人気なのかは、観ればすぐに分かるはずです。分からない人は、次の 5 巻を待つか、最初から見直すか、あきらめましょう。

「魔法少女になる ということ」が何を意味しているのか、第 7 話の冒頭から語られています。じつはそれでも説明が不十分で、第 8 話の最後でようやく真相が分かる。

この「話の多重構造化」は、『まど☆マギ』の特徴ですね。これによって、視聴者は「もう勘弁してくれ!」と何度も何度も思わされる。そして、第 1 話から繰り返し観ることになるのです。

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過去に書いた記事は、下のリンク先をお読みください。

魔法少女まどか☆マギカ 第 7・8 話 – 本当に向き合うべきは : 亜細亜ノ蛾

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魔法少女まどか☆マギカ BD/DVD 第 3 巻 – 2011/06/22 (水) 発売

『魔法少女まどか☆マギカ』 (PUELLA MAGI MADOKA MAGICA)

Ballerina
(踊る踊る少女たち──誰の手のひらで?)

「ほのぼのとした日常風景を描いた作品」のようなジャケットが特徴的で、眺めていると何とも不思議な気持ちになる第 3 巻です。もちろん、内容は──。

第 6 話で語られる「ソウルジェムの真実」が衝撃的でした。第 3 話でも「魔法少女になるということ」について、壮絶な場面で暁美ほむらが語っていたけれど──、あれでもまだ生ぬるかった

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以前に書いた感想の記事は、こちらをどうぞ:

魔法少女まどか☆マギカ 第 5・6 話 – 後悔よりもお菓子を食うかい? : 亜細亜ノ蛾

最高に格好良かった第 5 話の戦闘シーンに修正が入るかどうか、注目です。テレビ放送のままでも見応えは十分だけれど、BD/DVD でのお楽しみが あったらいいな──と思ってしまうのでした。

キュゥべえがソウルジェムを取り出すポーズは、第 5 話だけ違う──。その点にも、個人的には大注目です。以降に出てくる ほかの少女の時とは、胸囲的な差があるからかな……(巴マミの時は、どうだったんだろう?)。

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魔法少女まどか☆マギカ BD/DVD 第 2 巻 – 2011/05/25 (水) 発売

『魔法少女まどか☆マギカ』 (PUELLA MAGI MADOKA MAGICA)

My First Cheddar
(チーズを用意しよう──「彼女」のために)

この作品の方向性が早くも見えてくる──運命の第 3 話がやってきます。良くも悪くも、『まど☆マギ』の印象で一番語られることが多いのは、第 3 話の「あのシーン」ではないでしょうか……。

もしも事前になんの情報も知らず、今回のディスクを初めて再生させる人がいたら、心の底からうらやましい! アナタの頭と自分の頭とを、取り換えたいくらいです!!

すでに本編を(何十回と)観た人も、修正・変更点が気になるところですね。これまた第 3 話で、魔女の手下を格好良く(銃で殴って)巴マミが倒す場面は、加筆されるのでしょうか?

参考: 【3話マミさんのスタイリッシュガンアクションの詳細】 ? Ciao! I am a harsh thug.

あとは、第 4 話の「腹パン」とか──ね。

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過去に自分が書いた感想は、下記のページからどうぞ:

魔法少女まどか☆マギカ 第 3・4 話 – 奇跡と魔法には恐怖が付き物 : 亜細亜ノ蛾

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魔法少女まどか☆マギカ 第 12 話 – 最高の出会いと別れ

『魔法少女まどか☆マギカ』 (PUELLA MAGI MADOKA MAGICA)

Renee's "Moon Bridge" Goodbye Cake
(地球も宇宙も──ケーキにするしかないじゃない!)

この作品は、「かわいらしいデコレーション・ケーキ」のようなアニメでした。ときどき、すっぱかったり苦かったりする部分(第 3・6・9 話)があるけれど、食べ終わった人は、皿に残ったクリーム(謎の白い液体?)を見て、「あー、おいしかった!」と言う。

ところが、甘いお菓子には、遅効性の毒が盛られていたのです──。違和感を覚えつつ、何度も何度も食べていると、ようやく その毒に気がつく。

一見すると、まだまだ先があるような、可能性を感じる終わり方に感動しますが──、この上ない悲劇だと自分は思いました。ちりばめられた毒を寄せ集めてみると、致死量を十二分に満たしています。それに気がつかないほうが、幸せなのかも。

とはいえ──、作品を楽しむためには、「物語を正しく解釈すること」は それほど重要ではありません。自分の目で見て感じたことと、自分の頭で考えたことが、何よりも大事だと思う。

「『まど☆マギ』の最終話を、自分はこう観た」という感想を、以下に書きました。どうぞ、ご覧ください。

じつは、昨日の第 11 話の感想から気をつけたことは、「ほかの作品の名前を出さないこと」でした。「あの作品に似ている」という事例を挙げることは、その作品を知っていれば誰でもできるけれど、何かが違う。

たとえるならば──、子どもに「恋って何?」と聞かれて、「古くは、異性に限らず、植物・土地・古都・季節・過去の時など、目の前にない対象を慕う心にいう」と答えるようなもので、ちょっと恥ずかしいぞ。自分の心から出てきた気持ちと言葉を大切にしたいです。

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魔法少女まどか☆マギカ 第 11 話 – 最後まで残る思い

『魔法少女まどか☆マギカ』 (PUELLA MAGI MADOKA MAGICA)

Metzis Tasty Takeaway Hamburger
(誰を責めるでもなく──豊かさに感謝しよう)

最後の 2 話は、劇場版の品質だと断言できます。一足先にブルーレイ版を観たような感じでした。はたして、当初の予定でこれが完成できていたのか──と疑問に思うほどです。

今回の話が放送される直前に、いまわしい地震が起こり、放送が 1 か月ほど延期されました。「テレビ・アニメーションと震災に、何の関連があるのか」と思ったのですが──、たしかに、これはムリだ!

日本中が「不謹慎ムード」に包まれていた中で、この内容を放送したら、不名誉な形で祭り上げられたでしょうね。

正直なところ──、前回を見終わったあとで、「これで終わっても良かったのでは」と思っていました。もう十分すぎるくらいに面白いし、話として まとまっている。

──でも、それは違う。

全 12 話を合わせて 1 つの作品であることが、いまでは分かります。最後の 2 話はとても悲しくて・つらくて・切ないけれど、それでもやっぱり観て良かった。

『まど☆マギ』を世に送り出してくれた すべての人に、この作品と巡りあえた幸運に、感謝します。

「あー、面白かった!」とこのまま終わっても良いけれど、長々とした感想をどうぞ──。

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魔法少女まどか☆マギカ BD/DVD 第 1 巻 – 2011/04/27 (水) 発売

『魔法少女まどか☆マギカ』 (PUELLA MAGI MADOKA MAGICA)

Dress on Hanger (Stained Glass)
(ピンクのリボンとバラの花──女の子の夢と戦い)

いよいよ、『魔法少女まどか☆マギカ』の BD と DVD の発売日が近づいて来ました! 来週の水曜日・2011/04/27 が冒険の始まりです。

BD/DVD|魔法少女まどか☆マギカ
BD/DVD|魔法少女まどか☆マギカ

今年一番の──いや、2010 年度で最高傑作のテレビアニメという呼び名も高い(と asiamoth は思っている)本作品を、ぜひお手元に置いてください。

下の記事は、過去に自分が書いた感想です。内容に触れている部分が多いため、作品を見終わったあとに、ぜひお読みください。

魔法少女まどか☆マギカ 第 1・2 話 – それは夢にも見るような…… : 亜細亜ノ蛾

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魔法少女まどか☆マギカ 第 10 話 – 頼らない、倒れない

『魔法少女まどか☆マギカ』 (PUELLA MAGI MADOKA MAGICA)

Blueberry
(ブルーベリーよりも──目に良いモノとは)

今回は、再生して 3 秒で「え!!!?」と本当に声を出してしまいました。以降、8 回くらいは叫んだ。

最初に観た時には、何が起こっているのかが分かりませんでした。目には映っているけれど、頭がついてこない感じです。もしかして、これまでの話をぶち壊しているのでは──とも思ったりして。

ところが! 見終わったあとは、とても感動しました。これまで以上に、魔法少女たちのことが好きになりましたね。ああ、良い作品と巡りあえたな──と実感できる ひとときです。

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魔法少女まどか☆マギカ 第 9 話 – 魔女が許さない存在

『魔法少女まどか☆マギカ』 (PUELLA MAGI MADOKA MAGICA)

高尾山 おだんご
(これが──ヴァルプルギスの夜なのか)

第 9 話も すさまじい展開でした! 次回の第 10 話が 10 点満点で 1024 点だとすると、今回は 768 点くらいです(?)。

いままで 2 話分の感想をまとめて書いてきましたが、これからは 1 話ずつしか書けません。1 話だけでも半日がかりです。これだけ冷静に観られない作品に出会えて、とてもうれしい。

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