バクマン。一覧

バクマン。 #125-1 「焦慮と逆転」 ログと画期的

『バクマン。』 125 ページ 「焦慮と逆転」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 16 号)

baby lion cub | Chester Zoo (RIP) :(
(「ログを取る」とは──こういうことか)

今回の『バクマン。』は、またまたセンタ・カラーです。この作品のカラー率は、ほかの人気作品と比べても多いのでは? いつも美しいイラストで心がなごみます。

さて──、今回の扉絵は「夜空を背景にして、携帯電話からメールを発信する各キャラクタ」でした。星に願いを──というか、今回の大震災と内容がシンクロしているような……。もちろん、この絵は地震よりも前に描かれているはずだから、偶然ですケド。

地震と言えば、次の号の「ジャンプ」は発売が延期になりました。何百万部も発行している雑誌だけに、これは仕方がないですね。逆に、1 週分しか延期しなくて済むところが すごい。日本の流通は世界一だと思う。

「週刊少年ジャンプ17号」(3月28日発売)を、4月4日(月)に発売を延期いたします。

以降は毎週月曜日の発売予定です。

集英社の雑誌 発売変更のお知らせ

一刻も早く災害から復興するために、自分には何ができるのかを考えたいですね。

東北地方太平洋沖地震 – 自粛するよりも募金しよう : 亜細亜ノ蛾

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バクマン。 #124-4 「考察と挑発」 ゆびきりと同じ話

『バクマン。』 124 ページ 「考察と挑発」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 15 号)

解放されたヒトヅラハリセンボン
(「ウソをついたら──分かってるよね?」)

七峰透の髪型は、昔のシュージンとよく似ています。このあたりも、「亜城木夢叶と七峰はよく似ている」を象徴しているのかも。

作風も容姿も似ているのに、両者はかなりの差がついてしまった。それは、なぜだろう……?

連載当初のシュージンは、なんだか太めのパスタが絡み合っているようなヘア・スタイルをしていました。いまの彼は直毛だから、中学生のころは毎朝巻いていたのでしょう。さすが、オサレさん!

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バクマン。 #124-3 「考察と挑発」 スカスカと喫茶店

『バクマン。』 124 ページ 「考察と挑発」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 15 号)

first view of the himalayas
(本当に紅茶が好きなら──カフェよりも現地へ)

「テコ入れとは、パン☆チラのことであ~る」を勝利の公式と考えるのは、もう完全に古いと思います。そもそも、お色気テコ入れで成功した例を、最近は見たことがない。むしろ、「バトルマンガでトーナメント戦」レベルの死臭がする。

一時期、『保健室の死神』は「コミックスでなんとか券を発券」に走りました。そこそこ新規ファンを獲得したことでしょう。

しかし、最近の「少年探偵物」みたいな展開のほうが素晴らしい! だれも「超」がつくほどの能力を持っていない子どもが力を合わせて、オトナの能力者たちと戦う。頭を使ったバトルが面白い。

いまの「ジャンプ」に足りないのは、「頭脳バトル戦」です。特殊能力を使って戦うマンガは多いけれど、けっきょくは「強い能力が勝つ」になっている。それだと、腕力を競うことと同じです。

頭脳戦で読者をうならせてくれよ! うな!

この手の話を突き詰めていくと、最後は「冨樫義博先生は神!」で終わるんだよなぁ……。カムバーック!

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バクマン。 #124-2 「考察と挑発」 チーフと踏んばりどころ

『バクマン。』 124 ページ 「考察と挑発」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 15 号)

Abbey
(「はい、私がここの──チーフです」)

大場つぐみ・小畑健の前作である『DEATH NOTE』には、お菓子の大好きな天才が何人も出てきました。劇中の彼らは、甘い物ばかり食べている。彼らの育った環境では、糖分しか与えていなかったのでは──と思うくらい。

『バクマン。』の世界にも多くの天才がいます。しかし、新妻エイジと平丸一也(・七峰透)は、とくに甘い物が好きには見えません。

ところが──、お菓子大好きで才能のある人がついに登場しました! 今回の話を見て、「もしかして、L たちと中井は、同じところの出身なのでは!!!?」と思った人は──いないだろうなぁ……。

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バクマン。 #124-1 「考察と挑発」 校舎と退室

『バクマン。』 124 ページ 「考察と挑発」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 15 号)

ウサギとカメ。
(ウサギとカメのように──早く ていねいに描く)

七峰は「計算型の 天才」だと、今回は公式に(= 劇中で)呼ばれました。亜城木夢叶は「計算型の 努力家」らしい。

新妻エイジは「努力型の天才」・平丸一也は「天才型の天才(天然の天才)」だと自分は思っています。この 2 人も、公式な呼び名が聞きたい。──そもそも、平丸を天才と思っているのは、吉田だけかも。

すっかりクラピカ的存在(というかあのマンガ並の出現率)になった亜豆にも、声優としての売り文句があるはずです。それは──なんだろう? 「ヘルメットを脱がさないで」?(全ファンを敵に回した)

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バクマン。 #123-4 「ピザとお茶」 少女マンガとクオリティ

『バクマン。』 123 ページ 「ピザとお茶」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 14 号)

京都国際マンガミュージアム
(いろんなマンガを──読み込むべし!)

この作品を読んでいると、「では、どのようなマンガを描けば人気が取れるのか?」を考えたくなります。いまの「ジャンプ」では、何が「正解」なのだろう……?

──それは『magico』(マジコ)です!(断言)

最近の新連載の中ではダントツに面白い。ていねいに描かれている絵も上手で、話の見せ方もうまい。1-2 話の時点で、アニメやゲームに生かせそうなアイデアが山盛りです。そのうち、「能力バトル」も出てくるはず。

「ジャンプ」のヒロインと言えば気が強い女の子──と判で押したように決まっている。ところが、『magico』のエマは(いまのところ)気が弱そうにオドオドしています。この点も目新しいですね。いま流行のなかなか変身しない魔法少女(魔女)だろうし。

自分のにごった目で見ると、エr ──美少女マンガを描いていた上連雀三平(小野敏洋)氏の絵柄と似ているから、なんだかヘンな期待までをしてしまう。主人公・シオンが女性に弱いところから考えて、色仕掛けを迫ってくる敵も出てくるはずです。

『magico』の作者である岩本直輝氏の作品は、意識して読んだことはありませんでした。彼の描いた作品のタイトルだけを眺めると──なんとなく亜城木夢叶っぽい。本誌で連載デビューするまでに苦労したところも似ている。

岩本直輝 – Wikipedia

「見かけはヒョロ男なのに、筋力はガチ☆ムチ」な主人公が多い(多すぎる)中、シオンは魔法使いです。たぶん、ダーク・シュナイダー(『BASTARD!! 暗黒の破壊神 』)みたいな超絶不死身主人公でもないでしょう。このあたりも「邪道で王道」です。

ここまで自分の大プッシュする『magico』がコケるとしたら、その理由は──読者の マンガを観る目が なさ過ぎるからだ。

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バクマン。 #123-3 「ピザとお茶」 マンツーマンとゴチャゴチャ

『バクマン。』 123 ページ 「ピザとお茶」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 14 号)

Man to Man
(一対一で──苦しい状況)

とつぜんですが、『バクマン。』の世界に出てくる「マンガ家」をランク分けしてみました。下のリストをご覧ください。

  • ランク A: 原作も作画も描く
    • 平丸一也, 新妻エイジ, 福田真太, 蒼樹紅(元 B+ か B), 白鳥シュン(元 B), 高浜昇陽, 静河流, 間界野昂次, 石沢秀光
  • ランク B+: 原作者
    • 高木秋人, 岩瀬愛子
  • ランク B: 作画担当者(人物と背景が描ける)
    • 真城最高
  • ランク B-: 作画(人物だけ)
    • 七峰透
  • ランク C: アシスタント(背景のみ)
    • 中井巧朗

このリストは、多くの人から反感を買うでしょう。

まず、マンガ家に等級をつけること自体がおかしい。さらに、作画の担当者よりも原作者を上に置いているところも、非難を浴びるでしょう。亜城木夢叶よりも石沢が上だし。

比較すると、どうしても原作を書く人は上になります。原作者は同じで作画が変わった「○○版」な作品は多いけれど、逆の組み合わせは見ないですからね。

自分がいつもやる手口(持論を補強するために都合のいいデータを集める)によって作られた物なので、あまり意味はありません。それでも、このようなランク付けでマンガ家を見ている人もいるのでは──と半分は思っています。

すくなくとも『ドラえもん』が愛読書だった小学校低学年の自分は、すべて 1 人で話を作って絵を描く人が「マンガ家」だと認識していました。アシスタントという仕事はもちろん、原作者なんて意識したのは高校生くらいかな。

こんなリストを出した意味は、下に書きます。

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バクマン。 #123-2 「ピザとお茶」 グラデトーンとベーコン

『バクマン。』 123 ページ 「ピザとお茶」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 14 号)

IMG_2142
(まるで──スクリーントーンで描かれたような世界)

才能・評価・努力・挫折・絶望──という世界からは遠ざかって、さわやかな青春時代を送っている平丸と蒼樹です(※2 人ともけっこうな年齢)。

「『バクマン。』とは、サイコーこと真城最高と亜豆美保との恋愛を描いたマンガである」──なんてことは、読者の 98% が忘れている。彼らの役割は、そのまま平丸・蒼樹が引き継ぎました。

なにしろ、つきあっているのに「会わない」といった無理難題なんて、蒼樹は言いませんからね(普通は考えもしない)。気軽な気持ちで平丸も会いに来られる。そして、蒼樹と平丸は同じ道を歩いているのです。──理想的なカップルですね!

いままで ありがとう、亜豆──。

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バクマン。 #123-1 「ピザとお茶」 駆け出しとご機嫌取り

『バクマン。』 123 ページ 「ピザとお茶」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 14 号)

Paper Sumo
(つい間違えて──相撲を取っていた)

今回の話はアツい! 最近では一番のアツさでしょう。──「厚い」とか「暑苦しい」という意味ですケド。

ということで、とうとう「あの男」が『バクマン。』の世界に復帰しました。いろいろとボリューム・アップしまくって──。

この作品には、「ジャンプ」の読者アンケートを集計した結果・「速報」「本ちゃん」がよく出てきます。できれば、現実世界における今週号の「本ちゃん」を見てみたい。まさかの「女性票: 0」に なっていないだろうか。

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バクマン。 12 巻 「画家と漫画家」 花火の音と 100 分超え

『バクマン。』 コミックス 12 巻 「画家と漫画家」

mac kitty
タッチするのは──キーボード以外でも良い

とうとう連載 100 回目が収録される 12 巻が発売になりましたね! ──しかし、自分の家にはまだ届かない……。

そこで、当サイトで書いた過去の感想とコミックスの内容を先にお届けします。本が届いたら、シレッと何食わぬ顔で書き換える。

2011-03-05T13:28:10+09:00 追記: 到着しました!

ようやく表紙に平丸一也が登場しましたね。対・吉田用に、わざとらしく疲れたフリをしているように見えるけれど──、本当に毎週毎週が過酷なんだろうなぁ……。

バクマン。キャラクターブック キャラマン。』 によると 8,900 円(税込み)もする『ラッコ 11 号』のフィギュアが、平丸の部屋には無造作に放置されています。彼が静河流と同じ趣味であれば、「姫」たちに人形を配って人気者になれるのに。

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