『バクマン。』 72 ページ 「文句と一喝」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 10 号)
今回の連載会議で、真っ先に「MONEYS」の正体を見抜くなど、吉田の鋭さには定評があります。作者と読者だけに分かるメタなことですが、『バクマン。』全体の話の流れも、吉田は正しく見ている。エイジと吉田は、『バクマン。』の水先案内人です。
そんな吉田が、平丸と一緒にいるときだけは、黒い。なぜだろう?
好きな漫画の感想、便利なアプリ・おすすめ商品の紹介
今回の連載会議で、真っ先に「MONEYS」の正体を見抜くなど、吉田の鋭さには定評があります。作者と読者だけに分かるメタなことですが、『バクマン。』全体の話の流れも、吉田は正しく見ている。エイジと吉田は、『バクマン。』の水先案内人です。
そんな吉田が、平丸と一緒にいるときだけは、黒い。なぜだろう?
今週号の『バクマン。』には、違和感がありました。
「──あれ? 何かあったのか?」と言いたくなるくらい、登場人物の描写が違う。いままでとは性格がガラッと変わったり、微妙に顔のラインが異なっていたり……。
主人公たちの描いた作品が連載されるという、転換期だからでしょうか。
「ジャンプ」にとって、前例のないことが起こりました。ひとつは連載会議のことと、もうひとつは連載そのものです。
もちろん、『バクマン。』の中にあるジャンプ編集部でのできごとであり、フィクションです。現実世界のジャンプでは、実行できるマンガ家さんがいないでしょう。強いて言えば、『こち亀』の秋本治先生くらいでしょうか。
最近の『バクマン。』を読むと、もう、主人公が誰だか分からなくなりますね。今回の「前代未聞のこと」のせいで、さらに亜城木夢叶の影が薄くなりそうです……。
今回の感想の範囲を読んで、下記の名言を思い出しました。これから一生、自分はこの言葉を引用し続ける事でしょう。
- モラウ:
勝敗なんて 揺蕩ってて 当たり前 それが 念での 戦闘…!
だが… それでも 100% 勝つ気で 闘る !!
それが 念使いの 気概ってもんさ
『ハンター×ハンター (No.19)』 p.189
──まぁ、たぶん、ほかの人からすると「──え? どこを読んだらこんな言葉が?」と思うだろうケド。
最近の展開を見ると、港浦と山久との差をヒシヒシと感じます。どちらを優秀と感じるかは、言うまでもないことですケド……。
この差は何かと考えると、やはり、自分の事しか 考えられ
ないからでしょう。どちらのセリフかは、言うまでも(ry
そして、港浦・山久よりもさらに高みには、服部がいる──。
今週号の『バクマン。』は、表紙と巻頭カラーを飾りました!
──ということで、いつものように、1 ページ増えて 20 ページ分あります(普段は 19 ページ)。この 1 ページが、感想書きにとっては重いんだよなぁ……。──って、「1 ページずつ感想」なんて書いている人は、ほかにいないと思いますが。
見開きのカラーもネタが満載です。
目樽 桃(めたる もも)が良いですねー! ぜひとも、コスプレイヤさんに着て欲しい衣装です。『バクマン。』のコスプレは少ないから、ぜひ……。
あと、たったいま発見しましたが、発明品の名前が間違っています! 見開きではアクトル
(アルファベットのつづりも AKUTO
──)と書いてあるのに、本編ではアクルト
となっている。どっちなんだ! コミックスでは修正されるでしょうね。
作家によって、キャラクタを 120 万 %(?)描ききるタイプと、あくまでもストーリィのために人物を使うタイプがいます。前者の代表が『HUNTER×HUNTER』の冨樫義博先生で、後者が『バクマン。』の大場つぐみ先生でしょう。
最近の服部は、かなりキャラが変わってきましたね。初期の(不気味な)彼は、何だったんだろう……。編集生活が体にしみこんで、ヘンに垢抜けてきたのかも。
今回の話は、服部が積極的になってきたからこそ、面白くなったのです。服部が自分の中にため込む性格だったら、話が進みませんでした。